第407話 VS雷公と電母(その7)
ミロイドも悪魔ハーゲンティに進化した。
悪魔ハーゲンティ。
牛の顔。筋肉質の身体。鎧を着用。
1対2枚の鷲の翼。
ミロイドは
前方にいた魑魅魍魎達を上下に両断する。
そこに亜神ペナンガルのビーとその眷属キラービー達が飛んできた。
ビー「ミロイド加勢するぞ!」
ミロイド「ビー将軍、加勢感謝します。」
キラービー達は上空から
魑魅魍魎達に
ようやく魑魅魍魎達の数も増える数より、倒す数が上回って来たようだ。
少しづつ数を減らしていく魑魅魍魎達。
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戦場全体を俯瞰していた竜王ドラシルと、その眷属の竜達は、戦場全体で魑魅魍魎達を樹海帝国が倒していき、優勢に戦っているのを見て安堵していた。
ドラシル「魑魅魍魎達はもう大丈夫の様だ。敵の大将を討ち取りに行くぞ!」
そこに悪魔エリゴスのグレンシー将軍が現れた。
「同行しよう。」
悪魔エリゴス。
そしてグレンシー将軍はの二人の副将軍。
ゴーゴンエンプレスだったリリアは悪魔アンドロマリウスに進化していた。
悪魔アンドロマリウス。
樹海帝国の銀色のビキニアーマーはそのまま。身体には大蛇が巻き付く。ゴーゴンの蛇の髪、蛇の下半身は
ラミアエンプレスだったリーネットは悪魔リリスに進化していた。
悪魔リリス。
ラミアエンプレスと姿は変わらず。銀色のビキニアーマーもそのまま。下半身は大蛇。1対2枚の竜の翼が追加された。
ドラシル「おお、有難う。宜しく頼む。」
竜王ドラシルとグレンシー将軍、リリア副将軍、リーネット副将軍。
続いて竜の群れが、雷公に向かって飛び進む。
上空に暗雲が立ち込める。
突然の雷鳴。
そして雷撃。
ドラシルとグレンシー、リリア、リーネットは咄嗟に躱す。
後方の竜のの群れは避けきれず直撃した。
ドラシル「ちっ、者共!魑魅魍魎達を蹂躙していろ。雷公は我々でやる!」
グレンシーは
雷雲の中に雷公がいた。
雷公「ほう。この雷雲の中に入れるか?」
グレンシー「問答無用!」
グレンシーが魔槍で雷公を突く。
雷公は余裕で躱し、雷撃を放つ。
グレンシーは雷撃を魔槍で受けた。
グレンシーの動きが一瞬止まる。
雷公が
リリアが雷公の後ろから出現し、大剣を振り下ろし雷公を両断する。
雷公は雷の光となって飛び退き、光は雷公の姿に戻る。
その雷公の後ろにリーネットが現れ、剣で雷公を横薙ぎに斬る。
雷公は上下に両断されるが、上半身も下半身も光となり、雷雲の上方に飛んだ。
それを追うグレンシー、リリア、リーネット。
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