第403話 VS雷公と電母(その3)

雷公対策としてデルガの配下の悪魔エリゴスのグレンシー将軍とその配下の下記3名の副将軍も出陣だ。


ゴーゴンエンプレスのリリア。


ラミアエンプレスのリーネット。


リザードマンエンペラーに進化したリガリア。


リガリアはリガント将軍の長男で過去に俺の眷属化を拒んだので、眷属にしていなかったが、本人は猛反省をして土下座でお願いするので、眷属にしました。


そしたら、リザードマンエンペラーに進化しました。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


竜人軍は電母と雲使いの猛攻に総崩れ。


電母の光の攻撃と雲使いの鞭により半数以上が死亡していた。


竜人族族長ドルニカの撤退の指示で撤退中だった。


雲使い「あはは。逃げてるよ。」


電母「さて、後は魑魅魍魎達で大丈夫だ。次の戦場に行くか。」


ライゾウ「待て!」


雷神トールのライゾウが出現。


雲使い「変なおやじが来たぞ。」


電母「誰だい?」


ライゾウ「俺の名前はライゾウだ!」


電母が光り消える。


電母はライゾウの隣に現れ、右手の鑑鏡でライゾウの首を刎ねる。


だが、それは残像だった。ライゾウは雷。


速度は電母と変わらず。電母に後ろに現れた。


ライゾウ「速度は互角だな。」


竜王山の龍脈を占領した蚩尤しゆう軍の雷公と電母。


龍脈の魔力で生み出した大量の魑魅魍魎。


対するは大自然の樹海帝国軍。


魑魅魍魎の数と樹海帝国軍の力が拮抗し膠着状態。


電母が樹海帝国の竜人族の前に出現し蹂躙。


電母の前に雷神トールのライゾウが登場した。


ライゾウはアリアから借りた宝貝パオペエ息壌そくじょうを出した。


ライゾウが神気を注ぎ、布袋から噴き出す土の息壌そくじょう


砂嵐が辺りを包む。


電母は光り光速の移動・・・。


電母「え!移動出来ない?」


周りに吹き荒れる息壌そくじょうが光を遮る為、電母は光となって移動する事が出来なくなっていた。


しかも周りが全く見えない。


ライゾウは右手に輝く雷を帯びた『真っ赤な槌ミョルニル』を構える。


息壌そくじょうは上下左右に避けて、ライゾウに電母の位置を教えた。


ライゾウは光速で移動。


電母の背中側から『真っ赤な槌ミョルニル』襲う。


雲使い「電母様!危ない!」


雲使いが電母を押して、変わりに『真っ赤な槌ミョルニル』に叩き潰された。


雲使い「ぎゃあああああ。」


潰れて燃え尽くす雲使い。


電母「雲使い!」


電母は泳ぐように飛翔し何とか息壌そくじょうの嵐から脱出を試みる。


ライゾウの攻撃を受けていない2柱の雲使いが電母の手を引き、後ろから押して何とか電母を逃がそうとする。


しかし、ライゾウと息壌そくじょうの連携からは逃げられない。


ライゾウが『真っ赤な槌ミョルニル』を振り上げ電母に振り下ろす。


電母は既の所すんでのところで躱す。


が、右肩に『真っ赤な槌ミョルニル』の衝撃を受ける。


電母「つぅっ、何故私を傷付ける事が出来る?」


ライゾウ「光になっても神の武器『真っ赤な槌ミョルニル』からは逃れられんぞ。」


電母「神の武器!」


雲使い「電母様、この雲の中に隠れて逃げて下さい。」


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


宣伝です。すいません。

新作投稿しました。


6/11 0:00に

第1話をスタートしました。

こちらもご愛読いただけたら嬉しいです。


タイトルは、

『邪悪な勇者と神槍の英雄~虐げられた普通の槍兵が成り上がり「ざまぁ」する~』


URLは

https://kakuyomu.jp/works/1177354054898248060

です。


宜しくお願い致します。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る