第375話 VSオーダン軍(その6)

迎え撃つはガラード地域から召喚した精鋭達。


まず、ライオンの獣人ライゴー副将軍とライゴーの妹ライカ。


元獣人国の王子と王女で戦闘狂の二人だ。


剣神オニバルの軍で刀の修行を続け技術を研いてきた。


ライゴーはオニバルと共に俺の弟子でもある。


そして二人とも俺の眷属化している。


「調子はどうだ、二人とも頼んだぞ。」


ライゴー「お任せ下さい。眷属化して頂いてから経験値取得を大量に得られる様になったので、レベルも信じられないぐらい上がってます。そしてオニバル将軍にも刀の技術の手解きを受けたので腕が上がってます。負ける気が全くしません。」


ライカ「私も同じです。修行の成果を陛下にお見せ出来るかと思うと腕がなります。」


「頼もしい限りだ。」


ライゴー「それと、実は進化出来るようになりました!」


ライカ「私もです!」


「進化か!これは益々楽しみだ。」


ライゴーは悪魔サブナックに進化した。

禍々しい魔力が溢れ出す。ライオンの頭の騎士。背にはドラゴンの翼。青い馬に股がる。手には青い日本刀。


そしてライカは悪魔ヴィネに進化した。


黒い闇がライカを包む。


闇が晴れて現れたのは黒い馬に股がるライオンの獣人。姿は変わらんね。背にはドラゴンの翼。手には黒い日本刀。


悪魔サブナックに進化したライゴー悪魔ヴィネに進化したライカは共に馬にのり空中進み、縦横無尽にスフィンクスを狩っていく。


青の脅威ライゴー、黒の恐怖ライカが刀を振るうとスフィンクスの部位があっさりと斬れる。



そしてオークエンペラーのオク2。


黒いアダマンタイトのフルプレートアーマーにアダマンタイトの槍を

持ち構える。


鷲の翼で空から迫るスフィンクス達。


尻尾の蛇が伸びてオク2噛みつこうとするが槍で払い、槍の穂先でスフィンクスを突き刺す。


オク2の雄叫び!


空中で硬直するスフィンクス達。


オク2は軽く跳躍しスフィンクスの額を槍で突き抜く。


トロルエンペラーのトロガス。


トロル族の元将軍。


オニバル将軍の下、副将軍として修練を積んでいた。


巨体に合った巨大な日本刀を手にスフィンクス達を斬り裂いていく。


振り下ろし左右に切断。


薙ぎ払い上下に切断。


自由自在に巨大な日本刀を操り、まるで素振りをしてるかの様に容易く斬り払っていた。


マンティコア。

髭を生やした厳つい人間の男の顔。赤いライオンの身体。さそりの尻尾。


敏捷性が高く素早い動き。

さそりの尻尾は毒があり、多彩な動きと目にも止まらぬ速さ。一般の兵士では相手にならないね。


ヴァルキリー達のお陰で何とか戦線が維持できたのだろう。


しかし、樹海帝国の精鋭達を召喚した今。


こちらの攻撃の番だ。

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