第367話 VS窮奇

ビーは亜神ペナンガル。


蜂を守護する亜神。


キラービーエンプレスから進化した。

進化前の姿を引き継ぎ人形ひとがた


手が2本。足が2本。黒い長髪。髪は結っている。ポニーテール。触覚が2本。禍々しい装飾の銀のティアラ。


切れ長の目、睫毛は長い。鼻筋が通っている。紅い妖艶な唇。外国の女優のような顔立ち。顔は小さい。胸は大きい。腰は引き締まって、お尻も大きい。


胸が開いた黒革のドレス。黒に黄色のライン。裾は超ミニ。ノースリーブ。黒く長い革手袋。首筋から鎖骨と胸の谷間、肩から二の腕が人肌で濃艶。膝上までの黒いストッキングとガーターベルト。人肌の生足の太股に目がいく。黒いハイヒールのロングブーツ。


蜂の透明な翅が背中で動いている。セクシー路線でヒロトの妻の座をゲットし、皇后の一人になった。


ビーは窮奇キュウキの元に飛びかかる。


窮奇キュウキ「中華を脅かした悪獣、羿除六害げいじょろくがい達よ、窮奇キュウキの招きに応じ現れよ。悪獣召喚!」


窮奇キュウキの前に六つの邪悪な神気の塊が出現した。


邪悪な神気の塊から出現した六体の悪獣が亜神ペナンガルのビーの前に立ち塞がる。


窫窳あつゆ、蛇身人面。


鑿歯さくしのみのように長い牙を持った人形ひとがた、盾と矛を持つ。


九嬰きゅうえい、頭が9つある竜。赤と青の身体。炎と水が回りを囲む。


大風たいふう、巨大な鳥。風を纏う。


修蛇しゅうだ、巨大な蛇。水を纏う。


封豨ほうき、巨大な猪。堅い皮膚、恐怖を振り撒く。


ユイ「あ!封豨ほうきだ。前に食べた時、美味しかったわ。是非、また食べたい。」


ウィーラ「そうじゃな。よだれがでるのぅ。」


妻達には封豨ほうきの恐怖が届かない様だ。



亜神ペナンガルのビーが四凶である窮奇キュウキに飛びかかろうとしたとき、窮奇キュウキは6体の悪獣を召喚した。


その内の1体、九嬰きゅうえい(頭が9つある竜)がビーに向かった。


九嬰きゅうえいは赤い竜の口から炎のブレスを吐く。


ビーは上方に飛んで躱し、針弾ニードルバレット九嬰きゅうえいに放った。


九嬰きゅうえいの身体の回りを囲んだ水が針弾ニードルバレットを通さない。


「ビー一人では時間がかかりそうだな。皆で行こう。」


皆「はい。」


俺と一緒にここに来ていた妻達。


ダークハイエルフのグレイア。


勇者でありエルダーリッチのユイ。


魔女のウィーラ。


キラーアントエンプレスのアンナ。


俺を含めた5人で窮奇キュウキと悪獣の元に向かう。


窮奇キュウキと悪獣は一柱と六体。


俺達はビーを含めても6人。


数が合わないなと思ってたら、ユイが使い魔である九尾の狐キュウを召喚していた。


魔女ウィーラの使い魔であるロック鳥のロクは魔女ウィーラを乗せているので、ウィーラとロクは合わせて一つの戦力と考えよう。

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