第357話 VS南の王国(その2)
樹海帝国にある皇帝の城の会議室に関係者といつものメンバーを呼んだ。
いつものメンバーは、俺、皇帝のヒロトと皇后である応龍のハク、そして14人の皇妃達。
霊亀のリザ。
麒麟のコボミ。
精霊王で世界樹のレイ。
天使のアリア。
鳳凰のハピ。
悪魔バエルのスパ。
不死王のルシー。
ダンジョンマスターで異世界転移者である吸血鬼真祖のヒナ。
ダンジョンマスターで異世界転移者である魔女のサクラ。
魔法国女王である魔女のウィーラ。
勇者で異世界転移者であるエルダーリッチのユイ。
ダークエルフ国女王であるダークハイエルフのグレイア。
将軍である亜神ペナンガルのビー。
砂漠地域の領主であるキラーアントエンプレスのアンナ。
それから関係者の5人。
南の小国群最西部のヴァンダール国を納める吸血鬼真祖のヴァンス。
同じくヴァンスの東隣のアマゾネス国の女王ヒポリュテ。
ヴァンスの国とアマゾネス国の間の迷宮都市から領主の三つ目族アキルイ。
その迷宮のダンジョンマスター魔神パズズのバズ。
ダンジョンポイントを取得させるため、迷宮に常駐していた樹海帝国将軍である剣聖オニバル。
オニバル俺の剣の弟子だ。
オニバルは希少種の『アンデットナイトマスター侍』だったが、いつの間にか悪魔キマリスに進化していた。
悪魔キマリスは勇猛な戦士黒い鎧に身に纏う。
黒い鎧の姿は前と変わらないが、絶大な迫力と圧倒的な魔力をうちに秘めており、腰には黒い日本刀を差している。
そして8本足の巨大な黒い馬の魔物スレイプニルに乗っていた。
流石に城内には騎乗したまま入れないので下馬して会議に出席だ。オニバルが俺に最上級の礼のあと会議室の椅子に座る。
全員着席して無言で俺の言葉を待つ。
「この度は緊急の呼び出しに集まってくれて有難う。さて、聞いていると思うが、南の王国から3勢力がそれぞれ樹海帝国に進軍している。その中で西より北上しているモリー公爵軍の対応の為、集まって貰った。」
ヒナ「オニバルがささっと行って殲滅すれば終わりでしょー。」
グレイア「私が行きましょうか。」
「通常ならそうなのだが、樹海帝国の戦力をモリー公爵が知らないはずが無い。その上で攻めてくるのだ。何か裏がありそうだ。後は折角迷宮を移動したので、どうせなら迷宮の大地の上で戦闘を行い、ダンジョンポイントも稼ぎたいかな。」
樹海帝国のヒナが管理している迷宮は、世界樹を取り込んでからダンジョンポイントを使っても使っても増える一方なので問題ないが、バズが管理している迷宮は通常の迷宮だ。
経験値の多いオニバルの軍隊を常駐しているとはいえ、ダンジョンポイントが潤沢にあるとは言えないので、この際ダンジョンポイントもGETしたい。
ヴァンス「俺の軍とヒポリュテの軍を南の王国とヴァンダール、アマゾネス国の国境に展開して迎え撃とう。バズ、そこまでダンジョンを延長出来るか?」
バズ「オニバル将軍の軍隊に駐留していただいているので、ある程度ダンジョンポイントが溜まっている事から問題ありません。」
「それが最善かな。ダンジョンを展開していれば、いざとなったらオニバル軍とダンジョンの魔物を出撃できるし。」
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新作投稿しました。
4/22 17:00
第1話スタートしました。
気が向いたら読んでみて下さい。
タイトルは、
『Sランクパーティーに捨てられたポーターは実は最強の空間魔法使いだった。~虐げられた世界に復讐して『ざまぁ』するんだぁ!~』
URLは
https://kakuyomu.jp/works/1177354054895829006
です。
宜しくお願い致します。
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