魔物使いの異世界大陸平定記

第341話 千尋の洞窟（その１５）

その後も順調に攻略は進む。

そして地下２５階ボスの部屋。

この洞窟は５階毎にボスがいるみたいだ。

目の前にはオーガキングとオーガジェネラル２匹、オーガソルジャー７匹。

キュウ「ここは任せてください。」

フェン「私も戦います。」

「じゃあ、任せたよ。」

オーガキング達は連携して向かってきたが、九尾の狐のキュウと火の鳥フェンとは実力差がありすぎた。

瞬殺。

フェンの炎がオーガ達を焼き尽くす。

キュウの風の刃がオーガ達を切り裂いていく。

地下２６階に降りた。

「アンナ、眷属達はどの辺まで進んでいるのかな？」

アンナ「地下２９階まで網羅してます。」

「ふ～ん。じゃあ、この階から自重なしで乱獲だな。」

アンナ「承知しました。」

アンナは眷属達を召喚した。

キラーアントクイーン５匹。

キラーアントジェネラル１０匹。

キラーアントナイト３５匹が出現。

アンナ「行け！」

キラーアント達は洞窟に散っていった。

グレイアは闇の触手を伸ばす。

キュウとフェンも前に走っていった。

ユイ「競争ね。」

ウィーラ「了解じゃ。」

ユイとウィーラは飛行で飛んでいく。

あれ？各自で狩るのね。

歩くの面倒だなぁ。

俺はコボ２を召喚した。

コボ２はケルベロスから悪魔に進化したナベリウス。

ケルベロスに竜の羽が生えている。

コボ２「陛下、お久しぶりです。御尊顔を拝することが出来まして恐悦至極でございます。」

「そんなあらたまらなくてもいいって、嫁のコボミの兄なんだから。義理の兄さんだし。ちょっと乗っけてよ。」

コボ２「承知しました。」

コボ２の背中に乗る。

コボ２「この迷宮を無双するのですね。」

「そうだよ。」

コボ２「じゃあ、私の眷属も参戦します。」

コボ２は眷属を召喚した。

ケルベロス、オルトロス、ヘルハウンド、ブラックドッグ。

犬の魔物の群れが続々現れて洞窟を走っていった。

（皆、魔物だけじゃなく、宝箱から宝もゲットしてね。それから、ルート上の魔物は俺が倒すから手を出さないでね。）

皆（はい。）

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迷宮都市ラビリスの千尋の洞窟を攻略中。

最高攻略階の地下２３階を越えて地下２６階に突入。

ここまで来れば冒険者も直ぐには来れないだろう。

この階からは自重しない攻略開始だ。

キラーアントエンプレスのアンナがキラーアントクイーンを含む５０匹の眷属のキラーアント達を召喚。

と悪魔ナベリウスのコボ２も眷属のケルベロス、オルトロス、ヘルハウンド、ブラックドッグの群れを召喚。

もうこれって、攻略と言うか蹂躙だね。