第265話 アマゾネス国(その1)
二日後、ブラリリがヴァンスの城に転移して、ヴァンスの料理長の元に向かった。
三日後、リビングにヴァイラが迎えに来た。
ヴァイラ「陛下、お早う御座います。」
「ヴァイラ、お早う。ご苦労様。」
ヴァイラ「現地の通貨をお渡しします。」
袋に入った大量の金貨、銀貨を受け取った。
「重っ!」
ヴァイラ「庶民なら数年暮らせる額です。」
「お、おう。有難う。」
俺は現地通貨が入った袋をスラオの影に収納した。
ヴァイラに言われて俺はいつもの服ではなく、皇帝に
そしてグレイア、ユイ、ウィーラ、レイは人化形態でドレス。
ビーとアンナは軽鎧スタイルでアマゾネス国に訪問する。
ビーは
触角が2本。ピョンと立っている。
ボブの黒髪。黒目。小顔。
切れ長の目。
鼻筋が通り、妖艶な深紅の唇。
黒い手は2本、黒く長い足も2本。
スリムだが、筋肉がありそう。
黒い槍を持っている。
フィットした黒い全身軽鎧。
黄色いラインが入っている。
豊かな胸、細いウェスト。
小振りの尻。
アンナも
触角が2本。黒い短髪。
黒目。小顔。
切れ長の目。長い
鼻筋が通り、黒い唇。
2本の黒い手、2本の黒く長い足。
モデル体系。黒い大剣を装備。
固そうな外骨格。小振りの胸。
細いウェスト。
「良し、行くか。」
ヴァイラの転移でアマゾネスの首都に到着。
都市の門の前。
豪華な二階建て馬車が数台用意されていた。
ユイ「一気に城まで行けないの?」
ウィーラ「一気に行けるが、防衛上門を通過して欲しいのじゃよ。」
ヴァイラ「そうです。そして陛下をお出迎えしたいそうです。」
「その為の馬車か。」
ヴァイラ「はい。陛下の為、我が国最高の物をご用意致しました。」
馬車の前にアマゾネス国女王のヒポリュテとヴァンスが待っていた。
ヒポリュテ「陛下、ようこそ、アマゾネス王国へ」
「この度は苦労をかけるよ。」
ヒポリュテ「何を仰いますか。我が国の恩人で主である陛下を迎えることが出来て大変嬉しく存じます。」
馬車の後ろには合奏団。
見たことの無い管楽器を持っている。
そしてその後ろにはアマゾネスの兵士達。
「ヴァンス、この度はいろいろ有難う。」
ヴァンスと握手する。
ヴァンス「どういたしまして。」
ヒポリュテ「精霊王レイ様、ダークエルフ国グレイア女王、魔法国ウィーラ女王、砂漠地域領主アンナ様、ビー将軍、勇者ユイ様、ようこそ、アマゾネス国へ。
さあ、皆さん馬車にお乗りください。」
ヴァイラ「皆様、2階にお乗りください。」
1台目の馬車に俺とレイ、ヴァンス、ヒポリュテが乗る。
2台目の馬車にグレイア、ウィーラ、ヴァイラが乗る。
3台目の馬車にアンナ、ビーが乗る。
ヴァイラ「陛下とレイ様は2階へお願いします。レイ様は人化形態でお願いします。」
ヴァイラが門番に告げる。
門番は鎧に身を包んだ女性二人。
アマゾネスだからね。
基本女性しかいない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます