第228話 鯀(その3)

こんと竜王の戦いを念話で見ている俺達。


リザルド「おいおい、竜王が押されてるぞ。」

ルシー「そのようね。」


リザルド「竜王は俺が倒すのだ。」

ハク「息壌が厄介ね。竜王が負けちゃうかもよ。」


リザルド「それはいかん!俺も現場に行ってくる。」

リザルドがチラッと俺を見る。


「はぁ~。しょうがないね。行くか?」


周りを見ると、皆戦闘準備が完了していた。

行く気満々じゃないの。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

竜王山に行くのは。


俺と応龍ハク、精霊王レイ、

霊亀のリザ、麒麟のコボミ、

鳳凰のハピ、

天使のアリア、

ヌエのライゾウ、

吸血鬼のヒナ、

使い魔の九尾の狐キュウ、

悪魔バエルのスパ、

不死王のルシー、

深淵の魔女のサクラ

使い魔の黒猫ミサキ、

エルダーリッチの勇者ユイ、

使い魔の火の鳥フェン、

竜脈の魔女ウィーラ、

使い魔のロック鳥のロク、

ダークハイエルフのグレイア、

亜神ペナンガルのビー。

そして悪魔ボティスのリザルド元帥。


俺と霊亀リザは麒麟コボミに乗って。


サクラとヒナは箒の二人乗り。


ウィーラとユイ、グレイアはロック鳥のロクに乗って。


その他のメンバーは自力で飛んで。


竜王山に向かった。


ちなみにスラオとムラマサ、アイは、俺といつも一緒だよ。ほぼ一心同体。


『俺』のカウントに入ってます。


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竜王ドラシルは傷付いていた。


息壌ソクジョウが爪や槍の形になってドラシルを攻撃。


ドラシルが爪で反撃すると、砂となって散らばる。


ドラシルがコンに向かうと息壌ソクジョウが邪魔をする。


レーザービームの光のブレスも息壌ソクジョウ)に防がれる。


その繰り返しだ。


ドラシル「むむ。届かんか。」


鯀「いい加減諦めよ。我の配下になれ。援軍も来ないぞ。」


「そうでもないよ。」


レイが回復魔法をドラシルに放つ。

ドラシルの身体は見る間に回復した。


鯀「誰だ!」

「樹海帝国皇帝ヒロトだ!」


リザルド「樹海帝国元帥リザルドだ!ドラシル、久しぶりだな。」

ドラシル「ん、誰だ?」


ハク(覚えてないじゃん。)

ハクが念話で話す。

ハクは俺の右手で応龍の手甲状態だからね。


リザルド「蛇王リザルドだ!バジリスクだったのだ!」


ドラシル「バジリスク、ああ、そんなのもいたな。」


ハク(その程度の印象ね。)

リザルド「むむむ。」


鯀「樹海帝国か、竜王山の配下を連れて次に侵略しようと考えてたが、まあ、いいだろう。お前らも配下になれ!」


「断る!」


サクラ「取り合えず、周りのグリフォン達を無効化するね。」


俺とリザルド、アリア、スパを残して、周りで戦っている古竜エンシェントドラゴン達を助けに行った。

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