第218話 神殺し(その1)
いつも樹海帝国城のリビング。
とそっくりのハクの異次元空間。
そこにいつものメンバー達がいる。
いつものリビングにあるものと同じ3人掛けのソファー。
黒革で背もたれが高い。
硬めのクッション。
真ん中に座る。
右にハク。左にレイ。
妻達はそれぞれ思い思いの椅子に腰かけてる。
サクラはゴシック風。
後ろにカバー。
一人掛け黒革のソファー。
肘掛けは木製で黒。ドクロの彫刻。
邪魔にならない箇所に金属の装飾。
ソファーの両脇に大きい羊の巻き角。
サクラのソファーをみながら。
「サクラのソファーかっこいいね。
一人掛けも座り易そうだ。」
サクラ「でしょう。」
ハクが俺を見て。
ハク「ヒロトも一人掛けにする?」
「いいの?」
ハク「勿論。でも位置は変わらないよ。」
ハクも3人掛けは座り難かったのかな?
俺とハクとレイは一人掛けソファーにした。
右にハク、左にレイは変わらず。
ハクはロココ調の王様の椅子。
背凭れの周り、肘掛けに華美な装飾。
4本の猫脚にも装飾がある。
背凭れと座面、肘掛けのクッションは柔らか目。
包み込むタイプ。
レイも精霊王に相応しい椅子。
背凭れの周りに蔓が巻く。
森の中の一部分だけ切り取った。
そんなイメージ。
彼女達も自分の嗜好の椅子が欲しかったんだね。
俺は重厚な黒い革張りの一人掛け。
背凭れが高め。硬めのクッション。
ブラリリ達が紅茶やコーヒーを給仕している。
メインのテーブル以外に、それぞれの椅子の近くにサイドテーブルがあり、飲み物やお菓子が置かれている。
ノンビリした、午後の
だが・・・。
「さて、転生神を倒しに行こうか。」
俺が立ち上がると、ハクとレイが右手と左手に手甲になって装着した。
ルシー「私も行くよ。」
ルシーは悲壮感を
「いや、大丈夫。一瞬で終らせる。」
ルシー「でも・・・。」
周りの妻達は心配そうに見守る。
妻達は魔神セトとの戦いで、神との戦いでは戦力外であることを実感したようだ。
少しでも助けになるなら、自分の身が危険でも同行するだろう。
ただ、足手まといになることは何があっても避けたいのだ。
アスタロト「念のため、私が同行しましょう。」
「うん。宜しく。アスタロトならいざって言うとき逃げられるだろう。」
アスタロト「逃げませんよ。
主を守ります。」
ルシー「アスタロト!ヒロトを絶対!守りなさい!」
ルシーは強い口調で、アスタロトを睨みながら叫ぶ。
アスタロト「承知しました。」
ムラマサの魔力が俺を
レイがミスティルティンをムラマサに寄生させる。
「行くよ。」
スラオの転移で転生神の空間へ。
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