第203話 VS魔王ドルダーク(その1)
シルミル教国首都。
魔王ドルダークと俺、リッチの勇者ユイ、勇者タクミ、ユイの使い魔である火の鳥フェンが対峙している。
俺は左腰のムラマサの鯉口を切り、軽く握り隙を窺う。
まずは勇者タクミと勇者ユイに任せて見よう。
ドルダーク「さあこい!勇者ども。」
勇者タクミは聖剣を振りかざす。
鋭く踏み込みドルダークに袈裟斬り。
ドルダークは
そのまま
タクミは吹っ飛び転がる。
フェンがタクミの元へ行き、回復魔法。
ドルダークは追撃しようと走り出す。
ユイがホーリーランスを放つ。
ドルダークは足を止めて
ドルダーク「そんな魔法では俺を倒せんぞ。」
ユイ「1本でダメなら2本!」
ユイのホーリーランスが左右からドルダークを襲う。
ドルダークは右に踏み込み払うと左のホーリーランスも斬り払う。
ユイ「2本でダメなら4本!」
ユイのホーリーランスが上下左右からドルダークを襲う。
ドルダークは一歩引いて
ユイ「4本でダメなら8本!」
ユイはホーリーランスを8方向から放つ。
ドルダークは魔力を全身に込め、ホーリーランスを耐える。
ユイ「8本でダメなら16本!」
ユイ「16本でダメなら32本!」
ユイ「32本でダメなら64本!」
ユイ「64本でダメなら128本!」
ユイ「128本でダメなら256本!」
ユイ「256本でダメなら512本!」
ユイ「512本でダメなら1024本!」
ユイ「1024本でダメなら2048本!」
ユイ「2048本でダメなら4096本!」
間段無くユイはホーリーランスを放つ。
しかも数は倍に増えていく。
鳳凰ハピのMPが回復していく歌で、眷属のMPが回復していく。
そして戦場には眷属が大勢いるので、ユイにMP分配でMPをドンドン補給出きるため、ユイはMPが使い放題だ。
ユイ「凄い!MPが減らないわ。」
ドルダークは耐えきれず身体中にホーリーランスが刺さる。
すかさず俺はハクのショートワープで、ドルダークの後ろに転移し首を
刎ねた首は宙に浮き、切断面から白い糸のようなものが、沢山出てきて切断した首が元の位置に戻る。
そしてホーリーランスが刺さった身体もいつの間にか元に戻っていた。
ドルダーク「なめていたようだ。
天晴れだ、さすが勇者!
そして樹海の皇帝!
手に持つ武器は神の刀だな。
俺を斬るとは大したものだ。」
「ふむ。斬れるが死なないか。」
俺はショートワープで元の位置に戻る。
タクミが聖剣技を発動する。
タクミ「ホーリーグランドクロス!」
ドルダークを中心に前後左右に十文字の斬り跡が現れる。
ドルダークは膝をつく。
ドルダーク「ふはははは、良いだろう。
俺の力も見せてやる。」
ドルダークが禍々しい魔力で覆われる。
レイが左手から出現する。
精霊力で味方を覆う。
禍々しい魔力がドルダークから一瞬で放出される。
ドルダークが倍の大きさになっていく。
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