第184話 勇者タクミを救出(その1)

シルミル教国は魔王軍に乗っ取られていた。


魔王軍は勇者タクミの抹殺を指事。


友達で一緒に勇者召喚されたユイの願いを聞いて、勇者タクミを助ける事にした。


サクラ「シルミル教国の首都も助けるつもり?」


「いや、シルミル教国の国民は可哀想だけど、戦時中の首都に潜入してまで助ける気はないよ。」


ヒナ「そうすると、勇者だけ助けるのね。」


「そうだよ。」


レイ「そういえば、ライオンの獣人ラルゴー副将軍が剣聖アバンニにリベンジしたいと言ってたわ。」


「そういえば、ラルゴーは獣人国の武道大会でアバンニに負けてたな。」


ヒナ「そんなことあったわねー。」


「ラルゴーにも声をかけるか。」


ヒナ「そだねー。」


早速念話で事情を説明し、ラルゴーを召喚。


ラルゴー「師匠!お呼びいただき有難う御座います。」


「最近、修行を一緒にしていなかったが、調子はどうだい。」


ラルゴー「絶好調です。

小国群を回った際、いい修行ができました。」


「それは良かった。

そういえば、オニバルが剣聖になったんだって?」


ラルゴー「はい。兄弟子オニバル将軍は、剣聖の称号を取得しました。」


「それはお目出度いね。

ところで剣聖の称号って何かスキルが追加されるのかね?」


ラルゴー「すいません。

詳しくは分かりません。」


「そっか。今度オニバルに直接聞くよ。」


ラルゴー「お役に立てず申し訳ありません。

また、時間があれば剣のご指導をお願い致します。」


「良いよ。」

快く引き受けておく。

オニバルの相手はきついけどラルゴーなら楽勝だ。


・・・多分?


勇者タクミを助けに行くメンバーは。


俺と右手は応龍のハク。

左手は精霊王のレイ。

左目は神眼のアイ。

左腰に神刀のムラマサ。

背中にスライムエンペラーのスラオ。


そして妻たち。


霊亀のリザ、麒麟のコボミ、

鳳凰のハピ、人間のアリア、

吸血鬼のヒナ、不死王のルシー、

深淵の魔女のサクラ

アラクネエンプレスのスパ。


リッチの勇者ユイ、ヌエのライゾウ、

ライオンの獣人ラルゴー、

使い魔の黒猫ミサキ、

使い魔の九尾の狐キュウ、

使い魔の火の鳥フェン。


竜脈の魔女ウィーラとダークハイエルフのグレイアはお留守番ね。


ウィーラ「うー。残念なのじゃ。」


グレイア「えー。行きたーい。ダメ?」


「可愛い顔してもダメだよ。」


シルミル教国の反乱鎮圧に行ったタクミの所在は、スパが把握しているが、転移では行けない為、近くまで飛んで行く事になる。


全員で行く必要もないので、俺だけ行って必要な時に「現地召喚するよ。」って言ったら。


コボミ「私が乗せて行きます。」


リザ「私はヒロト様の盾なので一緒です。」


サクラとヒナ「私達も行くよー。」


アリア「私も」


ライゾウ「アリアは俺が乗せてくぞ。」


ルシー「私もライゾウに乗ってく。」


ハピ「だったら私も行く。」


妻達は皆一緒に来るらしい。


ユイとラルゴーも行くと言ってたが、二人は現地召喚にして貰った。


使い魔達も現地召喚だ。


スパは見えないが、いつの間にか側にいるはずだ。


麒麟のコボミに俺とリザが乗る。


サクラとヒナは箒に二人乗り。


ライゾウにアリアとルシーが乗る。


鳳凰のハピは自力で飛んで。


スパも自力で行くらしいが詳細不明。


ユイとラルゴー、使い魔達は現地召喚。


「行くぞ!」

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