第113話 VSガラード王国(その6)

納税の季節がやって来ました。

直轄地は世界樹の里のみ。

農業はやってないので、領地内はそれほど忙しくないが、各領地より納税してもらう。領主は大忙しかな。


「商業、工業、冒険者は都度住民から納税してもらうので、纏めて納めるだけのはず。・・・そうだよね?ヒナ。」

ヒナ「そだよー。詳しくはデレイズに聞いてー。」

「内政は丸投げだからね。」


ダンジョン農場はゴブリン領管轄。

ダンジョン牧場はコボルト領管轄。

ダンジョン工場は都度プールしているから問題ないはず。


いくらくらい税収があるんだろう。

特にお金には困っていないけど、

集まったお金を何に使うか考えないとね。


いつものリビングで、いつものメンバー。

四霊獣になったハク、リザ、コボミ、ハピの4人。

世界樹のレイと同じように分身体を作れた。

本体が動けないレイと異なり、各四霊獣の塔の屋上に分身体を置いて、本体がこちらにいる。


基本、人化形態なので今までと変わらず、いや美しさが増してるが、基本的には変わらず。変わったのは、ハクが右手にセットする時に白蛇から応龍になり。応龍の手甲になった。

俺が3人掛けソファーの真ん中に座ると。

右側にハク、左側にレイが座る。


ブラルルがコーヒーを持って来た。

コーヒーを飲んでると。


スパ「ガラード王国が怪しい動きをしています。」

「ん?どういう動き?」


スパ「樹海王国に戦争を仕掛けるようです。」

「ふーん。詳しく教えて。」


スパ「王家は人質の王子がいるので、反対していますが、前回襲撃した際に不在だった、地方を治めている公爵と新しい宰相が中心となり、兵を集めようとしています。王家はそれを押さえきれなくなっています。」


「将軍と宰相を連れて来ちゃったからねぇ。兵は集まるのかね。」

スパ「アラント辺境伯を除けば、最大で8万になる見込みのようです。」


「いい機会だから出兵の要請が来た時点で、獣人領と同様に、アラントは出兵拒否と同時に樹海王国傘下を表明。の流れでいこうか。

最大で8万ねぇ。王家と宰相となんたら公爵だけだと、何名くらいになるかな?」

スパ1「2万くらいでしょう。」


「よし。異世界物小説を見てて前から思ってたんだ。色々チートが有るのに、なんで全軍揃ってから戦うのだろうって。揃わないようにすればいいじゃん。今回はそういう作戦で行く。全軍揃う前に潰す。」

ヒナ「へー。面白そうね。」


「そもそも戦争にすらならない様にしよう。」


対ガラード王国戦術会議を行う。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


対ガラード王国戦術会議のメンバーは、樹海王国会議より人数を絞り以下の通り。


国王ヒロト

王妃

 ハク、リザ、レイ、コボミ、アリア、

 ヒナ、スパ、ハピ、ルシー、サクラ


宰相デレイズ


湿原領領主リンダ

ダークエルフ領領主グレイア

コボルト領領主コボ1

ゴブリン領領主ゴブ1

オーク領領主オク1

樹海周辺領領主コボ5

獣人族領領主ガネーシャ

トロル領領主トロボ

小人族領領主ホビダン


精霊族代表ライゾウ

ドワーフ族長老ドワンゴ

サキュバス族長老サキラ

妖精族長老フェルリ


外交担当アキート

元帥リザルド

 将軍リガント

 将軍オニバル

 将軍グレンシー

 将軍コボ2


諜報部隊隊長ヤグル


エルダーリッチのデルガ伯爵

死神のデステル伯爵

真祖のヴァンス伯爵

執事 アスタロト


相談役

 ガラード王国辺境伯のアラント

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