第36話 VSゴブリン軍(その1)

狩りをしていたら、コボ4から緊急連絡があった。


コボ4(ヒロト様!私達兄弟が前に住んでいた集落が、ゴブリンの群れに襲われ、仲間が逃走していました。殿しんがりで戦って仲間を逃がしたいので、戦闘を許可してください。)


(もちろん許可する。俺も現場に向かうぞ。仲間は拠点に誘導するんだ。コボルト全員、現場に急行だ!ヒナ、迎える準備を頼む。)

ヒナ(了解。)


「リザ、俺達を乗せて飛んでくれ。」


リザは最大のドラゴン形態なって、俺の達を乗せ現場に向かう。ライゾウも最大サイズで追尾。


現場上空に着くと、コボ4がゴブリンの群れと戦っていた。

ゴブリンの群れは100匹ぐらい。

逃げるコボルト達を追っていた。


コボ4は弓を乱射後、ショートソードでゴブリンを倒しているが、明らかに手が足りていない。


(コボ4、戦闘に参加するぞ!)


コボ4(ヒロト様、有難うございます。)


リザは上空より炎のブレスを吐く。

ライゾウは雷撃を放つ。

俺はリザより飛び下り、ゴブリンの群れに突っ込む。

ムラマサを抜刀し前方のゴブリンを薙ぎ払う。

ハクはラミア形態に変化。尻尾を振り回す。

スラオは氷魔法で、横と後ろから迫ってくるゴブリンを凍らせる。


コボ4もゴブリンを蹂躙している。


そのうち、他のコボルト達も続々参戦し、蹂躙の勢いは加速していった。


あっという間にゴブリンの群れを殲滅した。

コボルトの仲間達も無事拠点に向かったようだ。


コボ4「ヒロト様、有難うございました。」

「気にするな、たいしたことはない。それより他のコボルトの集落も心配だね。」


襲撃されたコボルトの集落に行って見ることにした。


家々は壊されひどい有り様。


ハク「ダンジョンだったら、すぐ復旧出来るのにね。」

「ハク、それはいいアイデアだね。」

ハク「え?」

「ダンジョンにしちゃおう。」


皆で拠点に戻った。


コボルトの仲間達は、無事拠点に到着していた。


拠点では炊き出しを用意しており、

逃げてきたコボルト達に配給する。


怪我をしているコボルトにはポーションを配り回復。


ヒナ達はコボルト達を出迎え、もてなす。

ヒナ「ゆっくり休んでねー。休んだら温泉に入ってもいいよー。」


「ヒナ、コボルトの集落までダンジョンの道を伸ばして、集落をダンジョンに取り込んじゃおう。」


ヒナ「面白い事考えるね。DPに余裕があるから出来ると思うよ。」


と言うことで集落はダンジョンにして復旧した。

その後、コボ4が集落に行き守備についた。


逃げてきたコボルトのリーダーが相談があると俺のもとに来た。


コボルト「ゴブリンに連れ去られた女の子がいるので助けてほしい。」

「即答は出来ないが、助けたいとは思う。相手の情報を集めて作戦を考えよう。」


「スパ、ゴブリンの本拠地まで小蜘蛛達は潜入してるか?」

スパ「まだ本拠地の中までは行ってませんが、外から確認した範囲では、ゴブリンは1万匹はいますね。」


「1万匹!」

思わず声に出てしまう。


コボルト「?」

「ゴブリンの本隊は、1万匹以上いるそうです。」


コボルトは絶句。

「・・・」


「全員集合!」

仲間達が全員集合してきた。


「俺達はゴブリンの群れ1万匹を相手に戦う事にした!」

仲間達「!!!!」


「そして拐われたコボルト達を救出したい。」

仲間達「おお!」


「しかしこの戦力では難しい。従って戦力を増強したい。」


各仲間達に指示をだした。

コボ1は、

コボルトの集落をまわって、共闘する様説得。

共闘する集落はダンジョン化し防衛。

希望により眷属化し戦力UPをはかる。


オク1はオークの集落をまわって同様に。


コボ2と大工おじさんは一緒に小人の集落にいき、共闘を依頼。

コボ5とダークエルフも同様。

小人とダークエルフは期待してないけどね。


スパはフォレストスパイダーの眷属を増やす。


カマ1も同族眷属化のスキルを取得したので、眷属を集めて貰おう。

ただし、キラーマンテイスは個体数が少なさそう。

ステュムパリデスのステ1~ステ5も同族眷属化のスキルを取得したので眷属を増やして貰う。

キラービークイーンのビーもキラービーの眷属を増やして貰う。

スラオ、リザ、アイは同族眷属化で眷属を出来るだけ多く増やす。

ここが一番多く眷属を増やせる予定。

底辺で数は多いはず。


俺は、フリーの魔物を探して眷属を増やそう。


ハクは湿原に行って蛇王の支援を依頼。

ここが本命、ぜひ戦力を借りたい。

ハク「いいけど~、一緒に行ってね。」

「分かった。」


さあ、どのくらい集めることが出来るかな?

1万ぐらい集めたいな。

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