第38回:設定こそは……
色々な意味で某芸能事務所絡みのネタは出来ないので、路線変更されているのは新プロットもですが、創作コラムも同じですよね。
・設定
「二次創作で用いた設定をそのままの名称で使わずに、一次創作として作り直す事は出来ないのか?」
おそらく、それが出来ればお手軽に一次創作が作れたりはしますよね。ピクシブ上に存在する二次創作は、そのいくつかが「一次創作でやった方がいい」とか突っ込まれるようなオリキャラ二次創作もありますので。
しかし、版権作品設定を流用し、出来上がった有名作品は存在するのでそうした創作方法がない訳でもありません。
その作品として有名な物として『魔装機神』があります。元々は『第2次スーパーロボット大戦』でのオリジナルロボット枠として誕生しました。実際、サイバスターに関しては『魔装機神サイバスター』という狂言回しなポジションのロボットとして追加されます。これには別の事情も存在し、第2次では『聖戦士ダンバイン』を入れる予定があったのですが、諸事情で実現しませんでした。そのダンバインポジションの代理をサイバスターに担当させたのが、様々なダンバインと類似したようなオマージュ設定の始まりです。
後に『スーパーロボット大戦EX』ではダンバインが初参戦し、後にサイバスターの単独ゲーム作品が出るまでの『ラ・ギアス』世界設定もEXで誕生したのです。単独ゲーム版が出る頃には独自設定も増え始め、ダンバインと似たような設定も薄くなり、単独のロボット作品と言えるような作品にまで発展しました。
それを踏まえると、色々な意味でオマージュな設定があっても単独設定に出来るようなパワーがあれば何とかなるというお話です。ただし、これに関しては注意事項もあって版権設定の名称をそのまま使ってしまうと、二次創作判定をされるのでカクヨムや小説家になろうでは削除対象となってしまうでしょう。間違っても一般名称な物はそのままだとしても、その作品独自の名称まで用いないように注意してください。
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