第4回:完璧すぎても面白くない

「ゲーム物」集中講義も、後半です。


・今回のテーマ

ゲームの場合、デバッグ作業を行い、完璧なゲームに仕上げていきます。小説でも推敲とか細部調整とかを行いますので、作り方としては似ているかもしれませんね。それを踏まえてのネタです。久々のさっくり終了系です。


アクション、シューティング、レース等のような対戦が絡んでくるジャンルではわずかなバグがバランスブレイカーとなります。アーケードでリリースされた格ゲー版の北斗の拳は、あまりの超展開と言うか……特定キャラで想像以上のバランスブレイカーがありました。ジョジョの奇妙な冒険の格ゲー版でもペット・ショップが一人だけ別ゲー状態だった事も。


あまりにもチート過ぎそうな演出でも、ある程度であれば一種のバグや仕様と言う事で素通りされる可能性もあるという事です。そう言った展開が何度も続くとご都合主義になってしまいますので、多様は禁物ですよ。ゲームでも少しのバランスブレイカーであれば許容はされるジャンルは存在します。しかし、対戦物ではバランスブレイカーがあると対戦としては成立しません。そのキャラばかり使うケースが続出し、他のキャラが存在を失うでしょう。


そうならない為にも、あまりにもバランスブレイカーな人を出し続けると、こうなってしまう事を気を付けてください。少し前の補講みたいな展開になってしまいましたが。


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