第3話 狼狽の力

「大変申し訳ございません。まっとうな判断もせず短慮な私の行動がこのような事を……」


警察と保険屋が帰ったあと。

聖が茶室に寝具を持ちこんで、母は体を横たえながらつぶやいた。起き上がろうにも気力が限界だった。

室長は、「保険もきくし修繕をしてくれれば何も罪にはしない」と言ってくれた。


「ママ、ママ……」


秋穂の呼びかけで母は、大丈夫な顔を作るが、子供から見ても無理をしている顔だ。

母は父のこの先も長く続くリハビリや、会社の事が重くのしかかり、判断能力や余裕が限界だった。秋穂もそれは感じ取っていた。なぜか度々訪れる警察の人、家にいても電話で沢山の人とやりとりし、母の言葉の大半は「ご迷惑を」。


「まあ、そちらさんも色々大変そうですから、今のところはゆっくり休んでいってください」

「すみません……」


室長が出ていき、秋穂が見守っていると母は「ごめんね。ママ情けないね」と弱々しくつぶやく。秋穂が首をぶんぶん振ると母は小さく笑って、ふっと気がゆるんだように眠ってしまった。秋穂は甘えたくなって、寝具に入り込み母にくっついた。母は無意識に秋穂を抱きしめてくれた。

そうやっていつの間にかうとうと眠っていた。


***


「まいったなあ……」


聖は門に仕込んでる配線を見てつぶやいた。室長が後ろから狽の乗ったトロッコを引いて「だめか」と問う。


「だめです。完全に断線しました。委託業者は業務が終わってる時間だし」

『何がだめなのだ?』


狽の質問に室長は腕を組む。


「白狼を防ぐために、害獣よけの電流線を周囲に張っていたんだが、車の突入で壊れた。これは簡単に侵入されるな」

『文明の機器頼りか! ぬしら狼の力でどうにかせんのか!』

「いやー変身して喧嘩すると理性吹っ飛ぶから近所迷惑確実だし、野蛮なまねはちょっとなー」


頭を掻く室長に、『この見かけ倒しめが』と狽は小さくつぶやいた。


『しかたない、もう一度融合を試みてやろう』



数分後。

室長はさっきより具合が悪化してしまい起き上がれそうもない。


「やるんじゃなかった……」

『小僧……ぬしは……どうなのだ……』

「俺は変身を禁じられてるんだ。本当にまったく理性が飛んじゃって後片付けが大変になるから…あれ、大丈夫?」


狽は意識朦朧としてぐったりと動かなくなってしまった。

聖は「どうしよっかな……」とつぶやいた後、狽と茶室を見た。


(土壇場状況にかけるしかないかな。門を壊したつぐないしてもらうか)



***


秋穂はふと目を覚ました。すっかり闇がおちている。


(狽さんと犬さんはどうしてるんだろ)


外に出ると狽を乗せたトロッコは入り口のすぐそばにあった。狽はスースー眠っている。なんだか安心する寝顔だ。トロッコを引くと―――庭中に光るものがあるのに気づいた。

いくつもの、金色の眼だった。

音もなく近づいてくる。硬直していると、金色の眼は一斉に秋穂をめがけて駆け寄ってきた。

狼―-白い狼たち――それが眼前に迫った。頭が真っ白になった。

が、次の瞬間、視界に灰色が広がった。

白狼は横からの衝撃をくらい、秋穂に届くことはなかった。


「犬さん!!」


毛布にくるまって弱っていたはずの犬さんが、倍の大きさもある白狼に噛みついている。別の白狼が背後から襲うが、犬さんは身軽にかわした。その間にもまた別の白狼が秋穂を狙ってきたが、すぐに犬さんがとびかかって食い止める。

秋穂はただがくがく震えた。恐怖で動けない。でもちょうどよかったかもと思った。今自分が立っている後ろには茶室の小さな入り口。母がいるここを気づかれたくない。自分の体でも防ぐことができる。

だが。多勢に無勢、犬さんに次々白狼が襲い掛かっている。


「や、やめてやめて!! 狽さん!犬さんを助けて! お願いお願いお願い!!」


無我夢中で泣きながら狽に向かって叫んだ。狽が眼を開ける。


『秋穂、我をぬしの求める人狼めがけて投げつけろ、あやつの意識がある今なら融合できる。それしかない』


「そんな!」


助けを求めておきながらも、狽も襲われるのではと思うと躊躇した。


「や、やっぱりいい……狽さんもやられちゃう……っ」

『はようせい!弱きものが救いを求めるならせめて根性据えぬか!この荷台ごとあそこにやれ!』


秋穂は狽の迫力に、首を縦に振り、トロッコを目的めがけて突進させた――


爆発に近い音と風圧がして、とっさに秋穂は目を閉じた。再び開けるとそこには。


『ああ……久方ぶりよ……大地に立つこの至福……』


狽の声。野太く地響きのしそうな声。室長よりも巨大な体躯、すらりとした白と灰の交じった四つ足のオオカミが、そこにいた。巻物の通り、鬣と尾は隆々としている。融合できたのだ。

白狼たちは警戒なのか、後退しながらも逃げる様子はない。低く唸る声、殺気立つ空気。


『さすがに完全な融合……とまではいかぬか。まあよい。どれ。少し試してみるか』


ぶわんと狽から風のような、空気が流れた。


ぽふ。ぽん。ぽふ。ぽぽん。ぽふ。


「キャー!」

「わー!」

「いや、ちょっ!」


白狼たちが人間に戻った。もちろん全員全裸であった。羞恥心で彼らはもう一度狼に変身しようとするが。


「変身できないぞ!?」

「やだ見ないでよバカ!」

「み、見てないって!」


庭園混浴露天風呂に外国人がいるような光景。じろじろ見るのは失礼だろうなと見ないようにした。

だが1人、マッパでも気にしない者がいた。


「は!肉体とは誰かに見せるためのもの!悦びこそすれうろたえるわけないだろうが!」


白金髪の男が威風堂々と露出狂宣言をした。が。


「あなたってそういう人だったの。なんか冷めてきた」


繁みに隠れていた女の人がそう言うと、露出狂はあっさりうろたえた。


「いや今のはなんていうかほら言葉のあやで危機にも負けないぞ!的な方便で」

「もう連絡してこないで。この指輪も……ああ!指輪がないわどうしよう!」

「えええ!?あれは我が家に代々伝わる家宝で時価億単位はくだらないんだぞ!」

「なんだって!俺が探す……て、なんだようそだろ!君は俺に気があるんじゃないのかよ!」

「お前は関係ないだろ! ってちょっとまてこいつともできてたのか君は!?」

「ち、ちがうわ誤解よ!」

「あれ?そういえば家の窓開けっぱなしだった気がしてきた!」

「ああっ!USB差しっぱなしかも!社内中に私のポエムが!」

「ガスの火かけっぱなしだった!オール電化にすればよかったのかな!?」


うわあうわあ騒ぐ大人たち。不自然なくらい慌てすぎなのが秋穂にも分かる。異様なくらいだ。

彼らをよそに狽は高笑いをした。


『あーっはっはっはっはっ! 惑え!あわて、うろたえろ! 強大な者であろうと大軍であろうとうろたえる感情が全てを壊滅せしめる! それが我の力! 我は狼狽なり!』


そういういきものだったのか。

呆けて見上げていた秋穂だが、何かピチョンと額に当たった。手でぬぐってみると血。狼狽から滴る血。秋穂は狼狽した。


「狽さん大変だよ血が出てるよ!どうしたの!?」

『む? なんだこれは鼻血? おいこら我の片割れ!裸体ごときでうろたえおっておちつかんか! うっ前が見えん!? 目を閉じるでないあほ!』


自分の中の犬さんに向かって言っているらしい、狼狽する狼狽。


「秋穂、そこにいるの?」


茶室から母が出てきた。彼女が見たものは、月光の下、阿鼻叫喚のごとく喚く全裸の男女集団、そして額から血が流れている我が子。


「秋穂ーっ!」


あわてて秋穂に駆け寄る母。狽が見えていないので、だらだらこぼれ落ちる鼻血をよけることもなく身にあびた。その瞬間母は秋穂と同じく、何かが繋がったのか、狼狽が可視化できた。そして秋穂に近づけている彼の鼻先に体当たりすることもできた。


『ほげえええ』

「きゃあああああああっ!!!なにこれえ!!?」

「ママ大丈夫だよ、こわくないよ!そんなに慌てたらまた倒れちゃうよ!」

「秋穂っ怪我はっ!?食われてない!?減ってたらママが増やしたげるから!」


母の狼狽が加速しているのが伺える。


「ば、狽さん、もう充分だよ……」

『はう、そうだの』


途端に男女たちは大人しくなり、母もいつも通りの落ち着いた表情になった。


「秋穂、さあ帰りましょう現実世界へ」


そして母の背後のマッパ集団も。


「ごめんなさい、指輪はちゃんと変身前に保管してたんだわ」

「そう信じていたよ。そして君の愛も同じように信じてる」

「もげ爆切望」

「6階の窓だし大丈夫だよな」

「……仕事クビかな……まあいいや、あんなブラック……」

「自動停止ガスだったわ」


騒ぎがあっさりすぎるくらい落ちついていく。


「わあ……みんな静かになった……」

『ふふん、我は狼狽させることも狼狽を吸い取ることも可能』


秋穂が感心していると、露出狂がこちらを向いた。母はとっさに秋穂を後ろに隠した。


「君たちがそんな隠し玉をもっているとは、フッ、我ら白狼、潔く負けを」

「自分のを隠してからにして下さい」

「あ、はい」


母は、これはイマジナリーなんとか幻想なんだろう、最近忙しくて疲れてまだ夢世界から出られないのだわと、秋穂と同じ方向で心の整理をつけた。

露出狂はとりあえずほうっておき、母は秋穂たちにむきなおる。狽は「怖くないよ」な平伏ポーズ。


「ところでどちらのどういった生物かしら?」

『まあ、ともかく礼を言わせてくれぬか。秋穂、ぬしのおかげで片割れを得た。約束どおりぱぱとやらを』


そうだ!やっとパパをたすけられる! 秋穂は母に説明した。


「あら素敵なお話ね」


夢世界の割り切りに完全成功した母はあっさり受け入れた。狽は『乗れ』と告げ、背中に乗るのを促した。母も乗せると、狽は軽々と植木や屋根をつたっていく。


「まあこれ、たてがみがシートベルトになるわ。痛くない?それに目撃されて撃ち落とされないかしら獣さん」

『心配ご無用である。姿は見えないようにできる』

「たのもしいのねー」


吹っ切れてしまった母を秋穂は大丈夫かなあと見上げると、母は久しぶりに穏やかな笑顔になっていたので、よかったと嬉しくなった。

リハビリ病棟にはあっという間に到着、ぎりぎり面会時間内なので、母が病室の窓を開けて、内側から狽を引き入れた。

父は眠っていた。傍らにやってきた狽は一目みて。


『……これは、無理だ』

「え?」


秋穂は言われたことを信じたくなかった。


『この者はすでに修復を施されており、これ以上手を加えることはできん。あとはこの者の回復の力にすべてかかっている。……長い時間であろうが……』

「……うそ。うそ。狽さん、ひどい、治すって、治すって言ったじゃないっ!うそつき!」


絶望してしまった。何も言い返してこない狽を、さらに責めたてる感情しか生まれてこない。


「秋穂、やめなさい」

「やだ!パパを元に戻してよ! みんなでパパを酷い目にあわせて! こんなのやだあっ!」

「違うのよ秋穂、お医者さんのせいじゃないのよ」


手術する直前の父は、いつもと変わりなく笑って「行ってくるよー」と手術室に向かって行ったので、普通に見えた。だが手術が終わったら酷くなった。言葉も記憶も表情も生活の仕方も、父は全てを失っていた。秋穂には脳の病気は理解できない。手術というのは元気になることだと思っていたから、いくら説明を受けても、目の前の父が変わり果てていると「みんなしてパパになにしたの」としか思えなかった。

個室とはいえ病院内、母は秋穂を抱きしめて静かにさせようとしたその時、何かが聞こえた。


「は …い…お……」


声がした。父だった。


「パパ!パパ!」


駆け寄ると父はただ空を見つめているだけだが、片方の眼が少し動いた。


「…あい…お……」


あきほと言ってるんだ。誰なのかさえ分かってくれなかったのに、今は分かってくれている。

それだけ言って父は疲れたのか眠ってしまった。


「秋穂、ほら、パパはだんだんと秋穂のことを思い出していくんだから。夢の不思議な力に頼らなくてもパパは自力で、ママと秋穂のところに帰ってくるのよ」


母は自分に言い聞かせるようにつぶやいた。秋穂にも信じられる言葉だった。


「……うん、パパ、早く帰ってきてね」



***


「あれ。狽さん……」


大きな獣はいなくなっていた。窓が開いたまま。

気分が落ち着いてくると、さっき狽を怒鳴ったことに後悔がこみあげてきた。


「ママ、探してもいい?」

「いいわよ。ママも手伝うわ」


病室を出て二人で外に向かう。途中の談話室や大部屋に父と同じく頭に包帯をしている人、体に管を入れている人たちがいるのを見ながら。

その光景を見ていると、秋穂はだんだん狽に対して後悔が膨らんでいくばかりだった。

病院周辺にはいない。となりの森林公園の方かもしれない。

秋穂が祭壇を作った場所。そこに狽は横たわっていた。

狽に近づき覗き込むと、雄々しかった鬣の面影もなく、ただ弱々しく息をたてている。


「狽さん、元気がない……どうして!?」

『……秋穂……すまなかった、叶えてやれず……』

「ううん。狽さん、ごめんなさい。うそつきなんて言って……。狽さん、ちゃんと犬さんを助けたのに」

『……あやつはぬしの声に自力で応えた……我はなにもしておらぬ……ぱぱも助けておらぬ……』

「もういいの。パパみたいになっている人、他にもたくさんいるのに、わたしの願いだけ特別扱いって、必死にリハビリしている人たちにひどい気がしたの」


お医者さんが助けてくれて、本人が頑張って、みんなみんなそうやって生きていて。本当に医者じゃなく神様に助けてもらった人がいたら、特別扱いの人がいたら、みんなあんなに頑張って生きようとするだろうか。神様を求めるばかりのはずだ。


『……ぬしはそうだから、上質な味なのだ……だが眷属となったからには、その対価を払わねば……それが出来ぬなら弱るのは当然……』

「当然とか意味分からない、なんで?もう叶えなくていいんだよ?」

『まだ難しいか……まあよい、幸せであったぞ、秋穂よ。ずっと独りで、身を動かすことも叶わぬまま消滅するばかりと思っておった……。最後に、走ることができるとは……』

「待って狽さん、今鶴を折るから。ママ、紙持ってない? 狽さんが食べたら元気になるの」

「持ってないわ……待って、病院の方から頂いてくるわね」


母が走っていき、秋穂は野花がないかと辺りを探す。暗くてよく見えない。


『よい、秋穂……もうよいのだ……』

「ダメだよ、死んじゃダメ、うちで暮らそうよ、独りじゃなくなるよ狽さん!」


狽はだんだんしおれる草花のように毛がくたりとしていく。どんどん弱って間に合わないかもしれない。

パパ、犬さんときて、狽さんが……もうこんな気持ちになるのはいやだ。


「やだ……!狽さん!もっと謝るから、おきて!」

『すまぬ……』


早くなんとかしないと。秋穂は考えた。必死で考えて。


「狽さん、私の髪を食べて!」

『何……?』

「紙がないなら髪を食べればいいんじゃないかな。だじゃれって神事なんだってパパが言ってたの。狽さんて神様になりそうなんでしょ。じゃ効くよきっとすごく」


謎な理屈だがそんな事はもう狽にはどうでもよかった。狽の眼つきが変わった。


『そ、それは極上な……だ、だが髪とは大事であろうに……』

「また伸ばせるもん。それにパパだって頭を剃られて髪の毛減っちゃったんだから、私もやるの。待って、折るかわりに編むから」

『……よ、よいのか……?』


よだれが垂れて、食べたがってるのがありありだ。秋穂は長い髪をいそいで三つ編みにした。強い祈りをこめて。



***



『ひゃっほー!!!』


月明かりの下、空中散歩を味わう狼狽。その背に秋穂と母。秋穂は狼狽が元気になって良かったと喜んでいるが、母は肩より短くなった秋穂のざんばら髪に「ああ…目を離したばっかりに…」と嘆いている。

 あのあと、紙を持って帰ってきた母は秋穂の髪が食べられた事を知って、「なんてことしてくれたのうちの子にー!」と狼狽の首を締め上げゆさゆさ揺さぶったので、狼狽はまた鼻血が出た。それを見て母は「まあ、今日のところはこれで勘弁してあげるわ」となんとか落ち着いたのだった。


『母君どの、秋穂! いつかぱぱも乗せようぞ! きっと喜ぶであろう!』


そうはしゃぐ狼狽に母は、心底は憎めないわねと笑った。

我が家に到着すると、なんだかんだで母は狼狽の為に布団や毛布等、居場所を用意した。『母君どの……』と狼狽は感動している。


「我が家へようこそ、狽さん」

『お、おお……あたたかや……』


狽はもふっと布団に乗っかって、気持ちよさそうに目を閉じた。


「ねえ、ばいさん。犬さんは……」

『…ありが…たや……』


スースーと寝息が聞こえる。母が「寝かせておきましょ」と言うので、秋穂も明日聞くことにした。もふもふの毛が気持ちいいのでちょっと寄りかかると、うとうとしてきた。

今日はいろいろありすぎた。いつのまにか狽のたてがみが毛布みたいに秋穂に覆いかぶさっているので、気持ちよく眠った。

夢の中では狽の言うとおり、父と母と3人で、狽の背中に乗って遠くまで出かけた。



「ばいさん?」


朝。秋穂は毛布にくるまって一人で眠っていた。

夢だったのかな……。

母にたずねると、『ありがとうございました』と、なんとか読める字の置手紙を見せられた。夜中のうちに出て行ったのだ。


「また会えるわよ。パパみたいにうちに帰ってくるわ」

「うん。そうだといいな」




――――――――――――――――――――――――――

 ※念のための注意事項※

 獣(?)が病室にいるシーンがありますが、現実では動物を連れ込むと、

大 問 題 です。病棟全体の大がかりな処置が必要になります。

 この物語内での人狼や狼狽は、現実の獣類と体質が色々違う設定です。院内感染等の危険はない方向でお願いします。


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