5着目 呪詛繊維に体質改造され半分女になりました

「やべぇ…やっぱり完全に女になってるよ…」

手の震えが止まらずおっぱいを揉めたのはほんの数秒である。いいやこんな内気な男の娘にそんな事ができるであろうか?


目の前にこんな素晴らしい宝玉があるのにボクはおっぱいモミモミできないのだ!


「自分のおっぱいなら触れるんだけどな…」

冬雪清鹿、17歳…ボクは女の子に触れられない。

思春期に目覚めたせいか?クラスの女子の細かい仕草でも気になってしょうがないお年頃。

そして変な事を考えてしまう病気にかかりそれが悪化して女の子に触ると痺れてしまう。


髪をかきあげるしぐさ…

スカートの丈を整えるしぐさが…


それが自分を重ねてしまうのは時間の問題であった。


記憶が欠けているが歪んだ憧れをそのころから…


あれ…なにこの記憶?


そうボクは何らかの事故により記憶が欠けているのだ。そこでこの診察きつねのへやに定期的に通っているほどである。


「だめだ、女の子になってもやっぱり…」

痺れはしない。女性になった事により融合ができておりギリギリで触れる程度まで治療ができている。


治療?


女の子になる事が治療なのか?


あまりの卑猥な考えにボクの魂と肉体の女芯はじゅ…と音を立てて熱くなっていく!


「くぅ…でも」

そして何度見てもこれは女の肉体、ゴクリ…

そりゃそうだろ?ボクは変身魔法下着を穿いてしまったんだ。

魔法下着なんか穿いちゃったら忽ちに性別が裏返って女の子になってしまう。


それと乳揉みを阻害しているのがこの興奮でもある。

男が女になる異常性により興奮し狂っており、おっぱいを揉みたいのに興奮しすぎて上手く揉めないのだ…

そして少女の荒い吐息だけが流れていった。


「いいだろ?自分の体なのに!」

だがこれが女の子と肉体と認識するとどうも乳房をもみくだす事ができないのだ…


「え?何、女性的興奮が足りない?」

よは欲望との同化融合である。

漆黒の呪詛繊維たる魔法下着から響く夢魔の囁きに耳を傾ける。変身魔法下着少女はこうやって魔法の知識をこの魔法繊維から引き出す事ができるのだ。


ちょっとした恐怖もあるが興奮が理性を上回ると女になった清鹿は知識の通りにした。


欲望に忠実になる事である…


「こうやるのか…」

まあ女の子の乳をしかも下着姿の生乳をモミモミするよりはこっちの方が簡単だろう?


引き締まったウエストにドキドキする。腕とか腰は細いのに尻乳太ももはたっぷりコッテリ実っているギャップがとてもそそるのだ…

そんな興奮しながらも鈴蘭姜香レイラきょうかという巨乳少女の姿のまま女の子の変身を保ちながら自身の刻印へと指を這わしたのだ。


「ああん!」

するとビリビリと淫魔の快感が獲物を捕らえる!

「やばいこれって…」

まだ刻印に触れていないのに!

あの初めての女の子の変身であるアレの快感を既に覚えてしまった冬雪の少女の肉体はヒクヒクと感じつつあった。


刻印が…

淫魔の印が…

そう変身魔法下着少女の刻印が…

きもちよくて堪らないのだ…


変身魔法下着を穿くと刻印が植え付けられて呪詛感染…

それを餌に女性化体質に変貌させ、魅了洗脳によって興奮させてなかば強制的に女に変身させてしまう魔法下着のエッチな女の子製造マシーン。

そしてサキュバスに…


そんな変身繊維による精神侵食による洗脳でお馬鹿な清鹿でも魔法下着のしくみが理解できるようになっていった。


「ダメ、おかしくなりゅりゅ…」

余りの這い寄るナメクジ並みの快感に忽ち雌の顔になる。

ジワジワと女性的快感が迫っていき身も心も食われそうになる!

魔法下着の快感と引き換えにどんどん禁断淫乱知識が宿ってきているのだ。


そしてまた淫魔の生態が組み込まれる。

サキュバスとしての種や成長によって異なるも彼女ら快楽の魔は基本的に死の概念がない。

淫毒で素質ある人間の女から無数に妹を淫魔覚醒できるも別の繁殖方法をもっている。

例えば聖なる力で肉体を崩壊させられても夢魔に変身し人間に淫乱憑依する事ができるのだ。

肉体を乗っ取るだけではなく基本は快楽融合である。

ある巫女は男狂いになり男精を浴びて変身し…

ある修道女は満月の光を浴びて覚醒し…

ある女騎士は淫夢に夜な夜な淫夢に犯され操られやがて淫魔に…

そう憑依再融合で誕生したサキュバスは元の夢魔も合わせ二匹分以上の強力な上級淫魔として転生をとげるであろうため倒すのが非常に困難であろう。

戦いを挑むよりも元々の人間の少女の記憶も混じっているので口説いてお嫁さんにしたほうがよい…


「な、なんだよ嫁って!?」

紐ショーツであるセクシーランジェリーは装備した者に夢魔サキュバスの世界を繋げて変身少女マジックランジェリーガールをたっぷり犯すのだ。

そうだ目の前で悶える黒い下着姿のちょっと大人を演出している女の子のように!


そんな恋愛呪詛はどんな男も蕩かしてしまう恋の呪いなのである。

漆黒の淫魔なるシルクはもう夢魔の世界そのものを表しているかのようだ。


恋する女の子は快楽の悪魔になって獲物を襲う…

女は魔物…


「じゃあボクは淫魔種サキュバスになちゃったの?」

清鹿は鏡ごしに姜香に問おうとするも淫魔姫めく怪しげに笑うだけであった。


でも…

「でも、うん、やっぱりボクて可愛い…」

と理想の大人しいがちょっと危ない女の子を演じてみる。同じクラスの男友達の悪友からは物静かな危ない女は相手にするなと言われたがボクはそんな子が好みで好きで堪らないのだ…どうしようもう男に戻れないかも…


「前々からボクて可愛いと思っていたんだよ。ウフフ…初めて女装した時も興奮して興奮して…あれ?」

なに今のボクって?!

深窓令嬢のように笑む奇行。かつ女装して気持ちよかったてボクいま何考えてたの?何やってんの?


「ち、ちがう!ボクは魔法下着に操られてるんだ!」

そうだこの刻印が魔法下着のリモコンのような役割をしているのだろうか?

本体の電源からも操作できるが刻印からも女性化を操作できるのであれば…

ボクは罠にはまってどんどん女に?

まずい!この淫魔の下着は纏う者を確実におかしくしてしまう。そう淫魔なる者に…


そうだ!そうだ!いくら女の子の肉体になっても魂まではオンナになるつもりはボクにはない!


凄まじい快楽とこの娘を成長させたら将来どんな魔性になるのだろうか?

おっぱいモミモミしたいが女の快感に目覚めてしまい身も心も女になってしまうのは嫌だ!


後ろ髪をたっぷりひかれるもボクは女の子の下着を脱ぎブラのホックもショーツも脱ごうとしたが…


「あれブラのホックが難しい…」

いや違う!ショーツの紐も解けないし、いやいや解く寸前で手が止まっているのだ!

「もう一度!」

馬鹿野郎!ボクは男に戻るんだ!絶対に勝つぞ!


女の子のブラの構造てなんでこんなに難しいのだろうか?まるで泥ヘドロを相手にしているようだ!と愚痴りながら変身少女は魔法下着を脱ごうと思っても手が?手が?


「な、な?動かない?そ、そんな!」

もうもう快楽に操られて男に戻れないのだ!

そうだ魔法下着解除!シンデレラリバース!だ!

「しし、シンデレラ、りりりゅりゅ!あ、あれれ?」

女の子になればボクは魔法を駆使できるが、なんどやっても男に戻れないのだ!


そんなボクに響く闇の声。

もっともっと…

おかしくなりたいわ!

わかるわよね?


そんな訴えが手首の傷から漏れていた。

なんでこの傷ができたの?

魂と肉体の不一致…

本来の姿へと…いいえ本当の自分…


「よ、よせ…」

両手に装備された髪留腕輪シュシュリボンのクソデカリボンが白く細い少女の腕に似合っている。


これが精神操作や洗脳というモノであろうか?

興奮した女体はたっぷり魔力を孕んでおり淫魔の刻印をより充電させていたのだ!


「ようは興奮したままだと男に戻れないのね?」

ゆっくりと両手を魔法ブラごしに添えると女の裸でパニックになっていた自分が消えているのがわかってきた。


「この精神状態であれば?おっぱい揉めちゃう」

最初よりも長時間の女の子でしかも二度目の変身である。女の肉体にだんだん慣れていくのか?もしくは?

清鹿の意識が薄れ姜香の人格が強くなっているのかな?


鏡の中のボクの顔をした美しい淫魔姫は可愛らしくコクリと頷くと下着姿のまま冬雪美白な肌をたっぷり桜色上気して誘っていた。


興奮するとどんどん女になります…


興奮すると女になる条件を受け入れる。暗示、甘い暗示、そんな悪魔の取引と引き換えに魔法少女としての魔力を流し込む魔法下着からの禁断知識が頭から止まるとボクとしての意識が回復する。


「暫く男に戻れないから興奮が冷めるまでどうするか?」


と考えながらも

淫魔の刻印を刻まれたそこからゆっくりと上部へと視線を登る。

そこにそびえるマシュマロの特大の見事な双球は魔法ブラから軽くはみ出ており前の装備者よりもいいやどの被呪詛者を並べても足元にも及ばない。彼女こそが魔法下着に相応しい正しく変身繊維の化身。


「ウフフ…」

す、すごいわ!生粋の女の子の装備者よりも偽物の女の子であるボクの方が可愛くて綺麗だなんて!


「永遠に女の姿で固定されるわけではないし…」

この変身魔法下着も完全にはコントロールできずにいるが、興奮が冷めれば男に戻れるであろう。


「で、デカイかな…それに、半分は女の子ライフもしてみたいし…」

そうボクてカワイイから…


「アン!」

しまった…

変身魔法下着に欲望を汲み取られる。

新たに目覚めた欲望が淫魔の呪いによって成長させられる淫靡な音に少女は震えた。

そうボクは半分女の子になってしまったのだ…


そして…


ブチ…


ふと思った…


変身魔法下着少女として未熟なボクが女の子の持続変身をこなせるのか?

そうお馬鹿な清鹿が…


「ブラが脱げた?」

淫魔姫は魔瞳をぱちくりさせる。

そうだ、清鹿というポンコツを呪詛で強化しただけである。とうぜんに生成された変身少女もポンコツであろう


「ぐおお!!!!なんか生えてくりゅりゅ!」

清鹿の通常の男子よりデカブツが魔法ショーツから突き出すと一気に薄い筋肉に覆われて女の快楽がやがて男のモノに変換されると


「あ、あっ!ぅうぅぅううぅ!!!ああ!でりゅりゅ!」

ビュボオオオオオオーーーッ!ボブン!ボブン!


魔力の籠ったエキスが射たれる。それは変身魔法下着少女のエキスであり変身効果がある。それを失うと彼女はいいや彼はどうなるのか?


夢魔の世界がどんどん崩壊する。

まるでそれは真夏の夜の夢の如く…


そして…

激しいフラッシュが眼前でバチバチ炊かれた!


「もうにゃああ!もうにゃああおおおおおおおお!!!!!!」


快楽と拷問にそして静寂…


初めての女性化解除と異なり意識は失わなかったらしい。

徐々にぼやけた視界が明白となると


「ふうぅ…また男に戻れた…」

女装下着の男の娘が変な魔法少女汁ぶちまけてうっとりと背徳行為をしていたのだ。


男に戻れたのが嬉しいのか悲しいのか分からないがこれだけは事実。

「もういやこんな生活…」


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