四匹目 指尾屋アクアのビッグ・メートル

「私とねむたんの宇宙夢は結構チートな能力だと思ってるんだけど、それでも車のパンクひとつすら直せないんだよねえ」


 がたんごとん。

 平日の昼間で人気のない電車内に並んで座りながら、乙女硝子は羊野ねむりと顔を向かい合わせ、化粧を施していた。


「『ライブラ・ビット』の『スリー・ツー・ワンダーランド』なら、あれくらいすぐ直せたんだろうけどさ」

「え?」


 睫毛の手入れをされているねむりは、柄にもない声を上げる。


「 『ライブラ・ビット』さんの『スリー・ツー・ワンダーランド』って、回復系の能力だったんですか? 『最強の能力』と噂に聞いていたので、てっきり戦闘向きな攻撃系の能力かと想っていたんですけど」

「うーん、なんていうかな、回復系とも攻撃系とも言い難い使、というより使、そんな万能の能力だったよ」

「よく分からないですけど、とにかくすごい能力だったんですね」

「うんうん。ラスボスでもない限り持つのが許されないレベルだよ」


 電車に揺られながらふたりが向かうのは、そんな最強の夢遊者を打ち負かした敵が潜むとされる、私立蟹玉高校の最寄駅だ。

 男子校である蟹玉高校に忍び込むため、ねむりは硝子から男装のメイクアップをされているのである。


「よし、顔のメイクは終わり。次は髪型を弄らせてもらうよ」

「もしかして切りますか……?」

「そんなことないない! 髪は女の命だからね。いくら男装のためとはいえ、命を切るなんてことしないよ」

「はあ、そうですか」


 別に必要とあれば髪を切ることくらい構わないのだが、せっかく気を使ってくれているので、その厚意に甘えることにした。


「それにしても、刺客の名前は『ジェミニ・スカート』か……ねむたんはその名前に聞き覚えがあったりしない?」


 櫛やスプレーで髪型を整えながら、硝子は問うた。


「ないですね。知り合いに『ジェミニ』をコードネームに含む夢遊者コスモプレイヤーがいますけど、それは偶然の一致なだけでしょうし」

「そうかあ……まあ、『サジタリアス・トール』と名乗っていたスナイパーが言っていたことを信じると、そいつはあまり他者と関係を持っていないらしいからね。情報がないのは仕方ないよね」


 その後も情報共有と適当な雑談を交わしながら、ふたりは蟹玉高校前駅までの時間を過ごした。


「よし完成!」


 硝子がそう告げたのは、次の駅が目的地のそれであると車内のアナウンスで流れたのとほぼ同時だった。

 手に持っていた化粧道具をポーチに戻すと、硝子は手鏡を取り出した。


「レイニーリフレクターじゃないよん」


 ねむりにとって訳の分からない冗談を言いながら(またねむりが知らないドラマの話なのだろうか)、硝子は鏡を顔に向けた。

 そこに映っていたのは、見事なまでに男装のメイクを施されたねむりの顔だった。

 顔立ち自体は中性的なそれだが、メイクによって雰囲気が男性寄りになっている。不自然さのないメイクだ。本人でなければ、そもそも化粧をされていることすら気が付かないかもしれない。


「うわ、すごいですねこれ」

「ふふーん、もっと褒めてくれても構わないんだよ! と言っても、男装できてるのは顔だけで、服はまだなんだけどね」


 流石に車内でドレスチェンジまでするのは拙いし。


「蟹玉高校の制服は後でちゃんと渡すから安心してね」


 そう言いながら硝子は立ち上がり、駅に着いて開いたドアに向かって歩いて行った。

 すっかり変わった自分の顔に驚きを隠せないでいるねむりは、車内アナウンスに急かされるようにして慌てて席を立った。


 ◆


「ん? こんな時に坂菜ボスから電話だ。ったく、タイミング悪いなあ。ちょっと待っててね」


 懐からキラキラにデコられたスマホを取り出した硝子は、ホームの端に消えた。K市支部にはK市支部の話があるだろうし、それを協力関係にあるとは言え本来部外者であるねむりに聞かれることがないようにという配慮だろうか。

 しばらく待機することになったねむりは、人気のないのホームにポツリと立つ。

 彼女のファッションはパンツスタイルの中性的なものなので、今の顔で着ていても全くおかしくないのだが、しかし、男の子の顔で外にいるというのは何ともむず痒い気分だ。

 待機室に入っておこうかな──そう考えた時、ねむりは気がついた。

 誰かがこちらに近づいてくる。

 大きな女だった。

 海外のバスケットボール選手にいそうな身長をしている、肌が焼けた女である。よく見てみると瞳の色が青であり、日本人のそれではない。外国人か、あるいはハーフなのだろうか。

 そんな大きな体をしているから、合うサイズの服が中々見つからないのだろうか──ダボダボでだらしないスウェットシャツとズボンを着ている彼女は、こちらにゆっくりと、しかし明確な意思を持った足取りで進撃している。

 次の電車に乗る客か? いや、それなら何故こんな広いホームでわざわざねむりに近づくのだ。

 両者の距離が5メートルほどになった時、大きな女は口を開いた。


「見つけましたヨ、『羊野ねむり』。なにやら変装しているようですが、それではミーの目を欺くことは出来まセン」


 地味な色合いの服に反して目立つ体格をしている女は、ねむりと目が合った途端そう言った。


「どうして私の名前を知ってるの? ……なんて言っても、答えは分かりきってるよね」

「ミーの名前は『ポカリ・スウェット』」


 巨女はコードネームを名乗った。

 ねむりに対してコードネームを告げる人間は二種類いる。

 ひとつは仲間である『春眠』の構成員。

 そして、もうひとつは──


「ヴィランギルド『貘夜』のメンバーデス」

「ということは、あなたが最近K市を騒がせている連続襲撃犯の、ええと、『ジェミニ・スカート』? ……ではないか」


 硝子と先ほど共有した情報にあった『貘夜』の刺客のコードネームを思い出しながら言葉を紡いだねむりだが、途中からそれが間違いであることに気がついた。

 目の前の褐色女が名乗ったコードネームは『ポカリ・スウェット』であり、『ジェミニ・スカート』ではなかったからだ。


「その通り。ミーをあんなぼっちと同じにしないでくだサイ」

「じゃあ『ジェミニ・スカート』ではないあなたは、私に何の用なのかな」


 K市一帯は『ジェミニ・スカート』の縄張りらしい。

 そこをわざわざ侵害してまで、『ポカリ・スウェット』はねむりの前に現れたのだ。

 そこには、どのような理由があるのか?


「ぶっ殺しに来まシタ」

「崩壊しかけのK市支部のヘルプである私を潰すことで、『ジェミニ・スカート』から手柄を横取りするために?」

「それはモチのロンですが、とおるの……どろしーちゃんの敵討ちもありマスネ。というか、そちらがメインデス」


 とおる? どろしーちゃん?

 ……ああ、もしかして『サジタリアス・』のことだろうか。

 ねむりの知らない話だが、『ポカリ・スウェット』と『サジタリアス・トール』は行動を共にすることが多い間柄だった。

 ふたりは夢遊者コスモプレイヤーになる前から、幼馴染という近しい関係だったのだ。

 身長差が大きいふたりは周りから凸凹コンビと揶揄われ、本人たちもそのことを気にしていたが、仲は悪くなかった。

 むしろ良かった。

 だからこそ『サジタリアス・トール』の訃報が届いた時、『ポカリ・スウェット』は多大なショックを受け、復讐のためにすぐさま行動を開始し、こうしてねむりの前に立ちはだかっているのである。


「というわけで、江戸の敵を長崎で討たせてもらいマス!」

「その諺は使い方が間違ってますよ」

「ふっふっふ、そんな悠長に突っ込んでいて良いんデスカ? 攻撃は──『ビッグ・メートル』の能力は既に始まっているんデスヨ!」

「!?」


『ポカリ・スウェット』の言葉に、ねむりは瞬時にコスモ・トランスを完了し、身構える。

 しかし、どれだけ周りに注意しても、攻撃らしきものは訪れなかった。

 鋏が飛んでくることも、炎が湧いてくることも、弾丸が発射されることも、ウイルスに押された隕石が落ちてくることもない。

 ハッタリのブラフだったのか?

 疑いながら、ねむりは『ポカリ・スウェット』に視線を向ける──その時だった。


「さっきより大きくなってる……?」


『ポカリ・スウェット』に再び目を向けた時、顔を先ほどより上に向ける必要があったことから、ねむりは相手が大きくなっていることに気がついた。

 否。

 大きくなっているのは、『ポカリ・スウェット』だけではない!

 ベンチが、自動販売機が、ゴミ箱が──蟹玉高校前駅が──ねむり以外の全てが──大きくなっているのだ!


「いいや、それも正しくない! 逆なんだ。

「ザッツライ! しかし気づいたところでもう遅いデス!」


『ビッグ・メートル』の正体を知った時、ねむりの身長は既に50センチを下回っていた。

『ポカリ・スウェット』の脳裏に、発動した能力から連想した、弦弓泥詩との思い出が浮かび上がる。

 あれは、泥詩の誕生日のことだった。

 誕生日祝いの為にケーキを買おうとした『ポカリ・スウェット』だが、小遣いが足りず、ホールケーキではなく、カップサイズの小さなケーキしか買えなかった。

 そこで彼女が思いついたのが、泥詩を『ビッグ・メートル』で小さくすることでケーキを相対的に大きくし、お腹いっぱい食べてもらうという作戦である。

『ポカリ・スウェット』の提案に感激した泥詩は、ハムスターくらいのサイズまで小さくなり、腹一杯ケーキを平らげた。

 しかし、能力を解除し、元の大きさに戻った途端、泥詩の胃袋は空腹を訴えた。

 それもそのはず。

 彼女が元の大きさまで大きくなったことで、胃の中のケーキは相対的に小さくなってしまったからだ。

 そのせいでふたりは「なんだか損した気分になっちゃったじゃんか〜っ! これなら普通に食べていた方が良かったよ〜っ!」「せっかくどろしーちゃんのことを想って考えたのに、何ですかその言い方ハ!」と口論になり、最後は絶交した。とんでもない誕生日である。

 だが、数日経つと泥詩は再び『ポカリ・スウェット』の前に現れた。彼女の手にはホールサイズのケーキが提げられていた。

 互いに言いすぎたことを反省していたふたりは、仲直りし、今度は能力を使うまでもなくケーキをたらふく食べたのであった。

『ポカリ・スウェット』が記憶する中で、あのケーキ以上に美味しいケーキを食べたことはない。


「だけど、もうあのケーキは二度と食べられないんダ……ミーはユーたちを絶対に許しマセン! ──ふんっ!」


 大股でねむりのそばまで跳んできた『ポカリ・スウェット』は、その勢いのまま蹴りを放った。

 身長差が1メートル以上ある相手から全力の蹴りを食らったねむりは、サッカーボールのように飛んでいく。いや、彼女の場合は「コットンボールのように」という喩えの方が適切か。


「ミーの『ビッグ・メートル』はテンカウント見つめた相手に小さくなり続けるデバフをかける能力デス! 一度発動に成功すれば、たとえ視界から外れたとしても、小さくなり続けますヨ!」


 つまり、ここから一目散に逃げても体の縮小は止められないというわけだ。


「仲間に助けを求めようにも、そんな小柄になっては声が届くはずがありまセン! 連絡用に携帯端末を渡されているようですが、先ほどのキックで破壊した感触が確かにありまシタ!もっとも、無事だったとしてもこんなに小さくなっては電波が弱くて届かなかないでしょうケドネ! ですがご安心ヲ。ユーをぶっ殺したあと、お仲間もすぐあの世に送ってあげますカラ!」


 つまり、ここはねむりがひとりで戦うしかないのだ。

 体に着いた汚れを叩き落とし、ゆっくりと立ち上がりながら、ねむりは悩ましげに眉を傾けた。現在の身長、15センチメートル。靴底で踏みつけられるだけで死ぬには十分な大きさである。


「うーん、どうしよう……」

「悩め悩メ! たっぷり悩むといいデスヨ! まあ、その分刻一刻と小さくなっていくんですけどネ! HAHAHA!」


 大袈裟に笑う『ポカリ・スウェット』。彼女は自分の勝ち価値を確信していた。


「どれだけ悩もうと、それだけ小さくなっていては、勝算を思いつけるわけがないに決まってマス! あなたが迎える未来はデッドエンド一択デス! デスだけニ!」

「あ、別にあなたにどう勝とうか悩んでるってわけじゃないよ。それはとっくに思いついてるから」

「エ?」


 ねむりが口にした予想外の言葉に、『ポカリ・スウェット』は呆然とする。


「私が悩んでいたのは、『あなたをどう殺すか』決めかねていたから。だって、殺し方次第で調整の揺らぎがどう働くのか分からないし」


 だけど。


「それも、もう決まった」


 瞬間。

 ねむりの体は消えた。

 かと思うほどの高速で移動した。

 足裏から綿を出す際の膨張の勢いを利用した、高速移動である。


orオア!? 消えっ、いや、物凄い速さで動いてるだけデスカ! 無駄な足掻きヲ……私の視界から消えても縮小は止まらないと、さっき言ったばかりじゃないデスカ! それとも移動の勢いを利用して、ボディアタックやパンチを仕掛けようというつもりデスカ!? それも無駄デス! そんなサイズにまでなってしまったユーの攻撃なんて、効くはずが……」

「そんなことはしないよ」


 耳元からねむりの声がした──からねむりの声がした。


「ハハほうほう、小さくなった体で耳の中に入りましたカ。鼓膜を破って脳を破壊するつもりデスカ? ナイス判断だと褒めてあげまショウ。だけど、そんなに小さくなっては鼓膜を破る力さえも……」

「そんなことはしないよ」


 ねむりは二度同じことを言った。

 そして、それが『ポカリ・スウェット』──本名、指尾屋ゆびおや アクアが聴いた、最後の音だった。

 彼女は耳に何かが詰まったような違和感を覚え、そして次の瞬間には頭が破裂した。

 爆ぜた彼女の頭からは、肉と血と脳漿と──そしてたっぷりの綿がばら撒かれていた。


 ◆


 実の所、蟹玉高校前駅の戦いで『ポカリ・スウェット』に軍配が上がる可能性は充分にあった。

 ねむりに『小さくなる宇宙夢』をかけた後、背中を見せて一心不乱に逃走するだけでいい。

 あとは時間が経過し、目に見えないほど小さくなってしまったねむりが風に吹き飛ばされたり通行人に踏み潰されたり蟻に食われたりするのを待つだけで、簡単に勝てたのである。

 しかし、彼女はその道を選ばなかった。

 逃走経路を選ばなかったのだ。

 相棒を倒した相手の死を自分の目で見届けるべく、その場から離れるという選択肢を捨てたのである。

 つまり、復讐を決意した時点で、『ポカリ・スウェット』が勝つ展開は潰されていたようなものなのだ。

 まあ、今更そんなことを言ったところで、だからどうしたという話なのだが……。


「どれだけ小さくしても『ウールウール』の『綿を無尽蔵に生産する』という能力から『無尽蔵』を奪うことまではできないでしょ? ……って、もう聞こえてないか」


 大量の綿を生み出すことで『ポカリ・スウェット』の頭を人肉ポップコーンにしたねむりは、地面に倒れ伏せた巨女の首から下を眺めながらそう言った。

 能力の本体が死んだため小型化が解除されたねむりの肉体は、元の大きさまで戻っている。


「ああ、それにしても──」


 ねむりは顔を曇らせながら、不安そうな口調で呟いた。


「せっかくお化粧してもらったのに血塗れになっちゃったから、硝子さんに怒られちゃうかな」


 ◆


 ヴィラン側、ギルド『貘夜』構成員。

 夢遊者プレイヤー名、 ポカリ・スウェット。

 本名、指尾屋アクア。

 所持宇宙夢、ビッグ・メートル。十秒間目で見つめた相手に『小さくなり続ける呪い』をかける能力。単純で応用がきかない分、一度能力の発動に成功すれば、その後目を離しても対象の縮小化が止まることはないという利点を持つ。理論上は空に浮かぶ星々を小さくすることも可能ではあるが、太陽で試そうとしたら弦弓泥詩に「失明したらどうするんだよっ!」と烈火のごとく怒られたので、それ以降試したことはない。


 十歳。身長189センチ。

 バレークラブ所属。

 日本人の母とハワイアンの父の間に生まれ、褐色の肌とブルーの瞳、そして小学生女子らしからぬ高身長を獲得する。ハーフではあるが、生まれと育ちは日本なので、英語が堪能というわけではない。

 高すぎる身長で周りから浮いていることがコンプレックスである彼女は『自分が適応できない現実』を『夢』にすることで、整合性を保とうとした。その結果生まれたのが、宇宙夢『ビッグ・メートル』である。


 弦弓泥詩との関係は近所に住む幼馴染であり、両親が共働きで家を空けがちなアクアは、よく弦弓家に預けられ、泥詩と一緒に遊んでいた。

 先に泥詩が宇宙夢を発現しており、その後を追うようにアクアも宇宙夢に眠った。

 ヴィランギルドに入った理由は「弦弓泥詩が居るから」というだけであり、もし泥詩が『春眠』の構成員であれば、迷わずそちらに所属していただろう。ギルドに入る前までは「どろしーちゃん」呼びで泥詩に懐いていたが、加入後は身バレを防ぐために「とおる」と呼ぶことを強制された。

 コードネームの由来は、加入からしばらくして泥詩とした


「コードネームはとおると似たようなものが良いデスネ」

「だったら語感が『サジタリアス』っぽくて、かつアクアにぴったりな名前があるよ〜。水瓶座の英訳みたいな……ホラ、運動部が水分補給のためによく飲んでるやつと同じ名前の。アレを参考にすればいいんじゃないかな」

「ああ、アレデスカ!」

 〜後日〜

「とおる! コードネームを申請してきましたヨ!」

「結局何にしたの?」

「『ポカリ・スウェット』デス!」

「ぬあああああああああああ!!! そっちじゃねえよ〜っ!」


 という会話から来ている。

 低身長に悩む年上と高身長に悩む年下という互いに互いを羨む関係なので、それが原因で喧嘩になることもしばしばあった。しかし、数日も経てば仲直りし、いつものように一緒に遊んでいた。

 この話の数日前も、些細な理由で喧嘩していたが、お互いに心の何処かでは「しばらくすれば、またいつも通りに仲直りできるだろう」という不思議な安心感を抱いていたのだ。

 しかし、今回はそうならなかった。

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