エピローグ

 謎の美女は、体が弱く外出できなかったロアンの姉が、回復しつつリハビリがてら夜会に出ていたことで落ち着いた。

 この件が片付き王様に呼ばれた僕は、結婚式の話かとホクホク喜んでとんでいった。


「実は、アルバート殿が呪いを破るのが得意だと噂になってな。王妃の実家の国からぜひ来てほしいと言ってきたのだよ。戻ってきたら結婚式を挙げられるようにしておくから。」


 ……。王様、人使い荒すぎってどころじゃないよう!

 ねえ、そこのキミ。僕って絶対に騙されてるよね!



 こうして僕とソフィアとロアンはまたもや旅立つことになった……。

 僕はソフィアを手に入れることが出来るのだろうか。


  終わり。

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呪いでカエル王子になりましたが、姫君をお助けします。というか、助けられてます! 清泉 四季 @ackjm

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