【名前】

　ダイマオウイカ

【種族】

　海獣種・水獣種（かいじゅうしゅ・すいじゅうしゅ）

【別名】

　魔魷獣（まゆうじゅう）

【生息地】

　海全域。主に深海など

【大きさ】

　胴体と足先（外套長（がいとうちょう）から触腕（しょくわん））までの長さを合わせると最大で二〇ファルト弱になる

　小型種から準中型種程度の大きさと思われる

【生態・特徴】

　深海に住み、クジラや大型魚などを襲って食べる巨大なイカ

　水魔法を使うとされているが、その力は弱く、攻撃手段のほとんどが触腕によるものである

　しかし、その力は吸盤の助けもあって非常に強力で、小型船が襲われればひとたまりもない力を持っている

　人が食べるには口に合わないが、他の怪物（モンスター）にとっては絶好のご馳走（ちそう）である

　度々クラーケンと混同されることがあるが、化鮹獣（けしょうじゅう）は巨大なタコで、その大きさもダイマオウイカの倍以上もあり、大型の船舶まで襲うことがあるとされている

【素材】

　軟体であり傷（いた）みやすい武具の素材には不向き

　味は美味（おい）しくなく匂いも臭みがあり、また身も固いことから食用にも不向き

　墨袋（すみぶくろ）は綺麗（キレイ）に取り出すことが出来れば、中級魔法薬（ポーション）の素材となる他、下痢（げり）や嘔吐（おうと）などの食中毒症状への特効薬となる特級魔法薬の素材になるとされているが、詳しい生成方法については不明

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