研究資料1頁目 エルフの里について
【国】
ジスト王国
【集落】
エルフの里(森のエルフの里)
【種族】
エルフ、ハーフエルフ、エルフの番として人間が住むこともある
【土地】
筆者含むエルフの里の住人は、森としか呼ばないが、人間や獣人族の間ではルキユの森と呼ばれている
人間の町ルックカから、西へ、徒歩なら二刻程。馬車なら一刻程で森の入り口に辿り着ける。そこから更に、徒歩でおおよそ一二刻ちょっと。馬車なら七~八刻程度のところにエルフの里がある
ちなみに、ドワーフの里までは、エルフの里から徒歩だと丸二日、馬車でも一日以上かかるので、移動は計画的に
お泊まりの際は、エルフの里で唯一の宿屋リリンまでお越し下さい
ルックカからドワーフの里へ繋がる道の中継地点として利用されている
【気候】
暖季、暑季、乾季、寒季の四季があり、暖季と暑季の間には雨季がある
近くに火山があり、その影響か、寒季でも雪が地表に積もることはほとんどないが、寒いものは寒い
【言語】
共通リトシ語
【通貨】
物々交換、一部通貨(ジスト王国共通単位)
【人口】
四〇~五〇人程度
【宗教】
カラマ神教
【食べ物】
木の実や野草、森の動物、一部自家栽培している野菜や果物
【産業】
フレンシア印の魔法薬は、筆者が旅に出ている為、しばらく購入出来ません
【政治】
族長ジーが里の行事を取り仕切る
外部との交渉の際の責任者にもなる
あだ名は「ジーさん」御年七八〇歳のおじいさん
【文化】
寒季の終わりに、暖季を告げ、狩りを解禁する『
乾季の終わりに、狩り納めを宣言する『
晴れた満月の夜に『音楽祭』がある
楽器は各々手作りで、主な材料は森の植物や動物の毛、皮、骨など
縦笛、弦楽器、打楽器など多種多様
精巧な
楽譜がある訳ではなく、それぞれ思い思いに演奏してそれが混じって大演奏となるのだが、意外と耳心地良く夜の静かな森と不思議と合うので、もし
ちなみに筆者の楽器は上記の通り、何度も失敗を重ねた為、諦めて陶笛を作った
【特徴・習慣】
エルフの特徴と言えば、真っ先に目に付くのは、横に長い耳である。長い耳のおかげで聴力も良く、遠くの音を拾うことに長け、視界が悪い森の中での狩猟の際は、非常に助けになる
成人しているエルフの耳には、銀の
勘違いをしている人が稀にいるが、エルフは草や木の実だけを食べて生活している訳ではない。狩猟民族である。ウサギの肉美味しいです
食事をあまり必要とせず、一日一回、朝に食べるだけで食事を終える
睡眠も人間のように毎日行う必要はなく、三、四日は起きていられる
文字の読み書きを必要としていなかった為、族長や宿屋の主人、一部外部と関わりを持つエルフを除いて、ほとんど読み書き出来ず、また書物もない
集落の人数がそもそも少なく、子が生まれることも滅多にない為、先人の知恵などは全て口伝で事足りてしまうことが原因であると考えられる
芸術は、主に音楽で、上記の通り音楽祭などの行事でその魅力を遺憾なく発揮することだろう
【備考】
あくまで、この記述はジスト王国の森のエルフの里のエルフのものである為、今後、別のエルフ族と交流する機会があれば、その文化や習慣の違いなども共有したいと考えている
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