ベルカ=ロズレイン

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✥ プロフィール

ベルカBerkaロズレインRoslein

性別:男 年齢:16歳

身長:そこそこ高い 体重:痩せている

好き:その場限りの関係

苦手:同情、慰め

趣味:うさぎの世話

成績:上位

魔法杖:指輪

一人称:私

二人称:君、あなた


 気品のある振る舞い、発音、教養から「高貴な血」を持つと噂される少年。成績優秀で素行も良く、「友人を作らない」という点を除けば、ごくごく普通の真面目な生徒。


 その正体は現国王の血を継ぐ正真正銘の王子——だった。政争に負け、廃嫡のちロズレイン家に押し付けられ、兄王子の代役として縛られ続けることになる。王位に興味もなければ親兄弟に恨みもないが、誰かの代わりでしかない人生に心底飽いている。


 束縛と隷属と停滞に満ちた日常に、彼が刹那の刺激を求めたのは至極当然の成り行きと言って良い。一夜のうちに交わっては消える熱と言葉に、彼は星の輝きを見出すのだ。誰かの代わりでしかない己が、誰の代わりにもなれない現実に、うちのめされながら。




 儚げな雰囲気とは裏腹に、名前も教えず聞かず、ただ一度の逢瀬を愉しむ淫蕩な本性を持つ。関係を持ってきた女性はどれほどか、その中には学院内の女生徒さえ含まれるという噂だ。まあ…噂はあくまで噂、だが。


 食が細い。緩慢な自殺行為とままならない人生へのささやかな反抗であるとも、幼少時から食事に毒を盛られ続けてきたことに端を発する心的外傷トラウマからとも。食材の好き嫌いはないが、特に、冷めた食事が苦手(日頃の食事は毒味を介して冷めていることがほとんどであったため)。栄養はほぼ内服薬剤で補っている。


✥ クラス

代役オルタナ

 誰かの代わり。そのための生。


✥ 固有魔法

〈まどろみの影に潜む〉

 自身の名前や正体を隠蔽する。この魔法の影響下にある人物は、術者の名前や顔立ちといった個人を特定する情報を記憶することができない。


✥ 部活動

 なし。


✥ 人間関係

アルドイリア=エレム=バシレウス[実兄]

 アルドイリア王の正子のひとり。父王や弟とは違い健体に恵まれ、武に長じ、騎士たちの人望厚い男。明晰な頭脳を持つ弟ベルカを手駒にするため、王を唆し廃嫡させ、傍系のロズレイン家に埋めて隠した。ベルカ本人は、兄に必要とされているという理解を示している。

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