とある少年E

"とある時代"の"とある国"、

とある少年Eはピンチを迎えいた。


学校の入試テストの最中に"もよおして"しまったのだ。


このテストを合格すれば超一流学校に入れるのに、

こんな大事な時に限って体調は意地悪をするものだ。


途中退席をしたらその場でテストは終了。

まだ始まって2割も終わっていないところなのに。


父親にはこの学校に入る事を強く命じられていた。

その為、毎日12時間勉強をしてきた。



最近、外国から入ってきた、

電子三味線に興味があるのだけど、

親や先生からは酷く反対され、我慢して勉強してきた。



そんな努力は体調を治してはくれない。


少年Eは3割程回答した後に、

退出してトイレへ向かった。


ヘソの下にあった鈍痛は便器の下へと落ちていった。


そしてテストの結果も落ちたと確信していた。



しかし、少年Eはそのテストに合格した。


少年Eは優等生の人生を歩む事になる。



この時代、この国では勉強しないと褒められないらしい。

また、剣術や弓なども出来ないとすごく怒られる。


そして、電子三味線をするとなぜだかもっと怒られるようだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る