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あとがき」への応援コメント

  •  なんとも……読む途中はずっとずぅぅっと楽しかった(思い出補正)のにエンディングで一発喰らわせてくる作風(?)でした。
     かなり愉快な語り口というか地の文というかのが特徴があって、私的読み易くて良かったです。
     作者さんは「大体の設定は書き進んでる途中で補完した」(要約)と後書きに書いていますけど。そうとは思わせないくらいには構成力も良かったです。

     ただな……決して、決っっっっして悪い話ではないけど、やっぱハピエン中毒患者こと私にとってはちょっと(じゃないぐらい)キツいのもがありまして、蛇足でもいいから、せめて救いがありそうな後日談が欲しかったです。(ベルand母娘百合希望)
    (ただの勝手な願望なので真に受けないでください)

    楽しい時間をありがとう御座います

    作者からの返信

     ありがとうございます。真摯に寄せてくださった感想はとてもありがたいものですね。

     エンディングについてはハッピーエンド至上主義なのは自分も同様なのですが、どうもそれは読む方に限るようで、特にこのような結構な長編の場合は、割と「抗って傷ついて、でも最後に一番大切なものを守った」という形になることが少なくないような…我ながら救いようのないことです(汗

     それと続編については考えてないこともなく、内容についても「母娘百合」というこれまで触れてこなかった表現に刺激を受けていますので、どうなるかは自分にも分からないものの、いずれそういった表現にもトライしてみたく思います。

     ご丁寧な感想、大変ありがとうございました。

  • 読み終わってから「女勇者さまと、わたし。」というタイトルを見ると……いろいろとクるものがあります。

    本人としてはそれほどでもないのかもしれませんが、客観的に彼女の人生を思うと、けっこう悲しい気がしてきまして。ひと夏の…恋と冒険と命、みたいな。アコラバーズの、命に対する覚悟の据わりかたが半端ないです。エピローグ時点でのアプロとベルの関係性も気になるところ……

    まあ?転生といったら前世の記憶を思い出さない道理はないですし? 夫を持つ身でありながらベルという愛人もいて、なおかつ元嫁であるアコルニアとも母娘百合展開して愛で溢れた生活(美化)を送るアプロ… が存在してることにしておけば、しんみりした心も安らごうというものです。

    楽しい時間をありがとうございました!

    作者からの返信

    丁寧な感想をありがとうございました。楽しんで頂けて嬉しく思います。

    どちらかといえば思いつきでつけた…というか、思いつきで浮かんだタイトルに話をくっつけるようにして書き始めたのですが、結果的にこれ以上しっくり来るタイトルは付けられなかったように思います。

    あとがきにも書いた通り、書いているうちにアコの運命も転変していったのですけれど、ヒロイン?ヒーロー?なアプロニアを始め、脇役たちがちゃんと動いてくれたことで、悲劇的ながらも希望の残る最後を迎えさせてあげられました。

    エピローグのアプロとベルの関係……まあ作者が書いてしまうのも野暮だと思いますので、ご想像にお任せしますね。

    ただ…。
    >母娘百合展開
    なにそれめっちゃ読んでみたいんですけれど!

    そうですねえ……ベルは多分、見かけ上歳をとらないはずなので、まだ若々しく凜々しい母と、何か関係のありそうな年上の女性に、アコルニアは翻弄されつつも何故か惹かれていく……一方母のアプロニアは成長していく娘の中にかつての恋人の面影を見て、ベルに嫉妬する三角関係に……いや、野暮とか言いながら妄想を書いてしまいます。
    えらい魅力的な設定です妄想の題材を提供して頂き重ねてありがとうございました!