第186話・そしてわたしの旅路の果てに その5

 会えばきっと言いたいことも、言わないといけないことも見つかるハズだと思ってここまで来たわたしは、確かに皆の言う通り考え無しだったのかもしれません。

 でも、こんな姿は予想してなかったんです。例え言葉を用意していたとしても、その通りに言えるわけがないんです。

 ベルは、会えば分かると言っていましたけれど、わたしはいま、何も分からないし何を話せばいいのかも分かりません。買いかぶりもいいところだ、とため息をついていったん、体を起こしました。


 「どういうことなんです?」


 【どういうこと、って?】


 項垂れたままのガルベルグから視線を逸らさずに洩らした一言に、わたしの根源は落ち着き払った声で答えます。


 「ベルを魔王に仕立て、魔王をわたしが斃す。異世界から来た針の英雄とこの世界の勇者が手を携え、それを成した。そして残る魔獣からは英雄を生んだ異世界からやってくる者共が守る。そういう筋書きだったんじゃないですか?」


 【そうだね】


 「だったらどうして、そういう脚本を書いた当の本人がこの有様なんです。これじゃあ…」


 「……我は、ひとの願いを掬った」


 「え?」


 根源の彼のものとは違う、嗄れた声。

 あるいはまさか、と目の前の老人の頭頂部に目を落とすと、それはゆっくりと起き上がってわたしを見上げる姿勢になります。とても、弱々しい眼光…ではなく、かつてわたしを掠い、アプロの剣撃を容易に捌いた姿を想起させる、強い眼差しで。


 「…元気そうじゃないですか」

 「そのように見えるか。だが今の我は願いを掬うことに疲れ、全てを投げ出した憐れな老人に過ぎんよ」


 ガルベルグは、ふん、と皮肉っぽく嘆息します。

 そうですね…言われてみれば確かに、ついこないだまでえらい威勢よかった魔王にしては…その、見違えたものです。

 まあでも、話をするつもりがあるのなら結構なことです、とわたしは努めて冷たく言い放ちます。衰えたのは間違い無いにしても、結局わたしひとりで、魔王と対面してることに変わりはないんですから。


 「それで、何をしに来た」

 「何を、って……そりゃあもちろん、今進行中のあなたの企みをぶっ潰すだめですよ。もう世界にあなたは必要ないんです。魔獣に苦しむ世界を、ひとが自分たちの力で生きていけるように変えていきたい、ってたくさんのひとが思い始めているんです。これまであなたがしてきたことが無駄だとは言いませんけれど、これまでと同じことを続けてたら…あなたがかつて言ったように、世界は緩慢な死を迎えるんじゃあ、ないんですか」

 「よくもその結論に達したものだ、娘。しかしそれも我が演出した結果だとしても、そう言えるものか?」

 「聖精石を一つ処に集め、再び世界を回す力を生み出す石に戻らないようにしていたことですか?そうですね、知った時は…それなりに衝撃を受けはしましたよ。でもそう知ったことでわたしたちは、余計に、変わっていかなければいけないと思えたんです。あなたがどういうつもりで石の循環を止めていたのかは知りませんけれど、魔獣に苦しむ世界に啓示をもたらし、魔王を望む世界に魔王たらんとしたことの意味も、今となっては理解出来ます。そうしないとひとは壊れてしまうからなのでしょう」


 目の前にある危難を見て、為す術も無いことをひとは怖れる。

 打ち倒すべき敵がないままに、害されることをひとは畏れる。


 導を求めるひとにそれを与え、見える敵を求めるひとにそれを与え、二つを兼ねる者は一方で崇められ、一方で憎悪を叩き付けられる。

 ひとの願いを掬い上げることに真摯たらんと在れば在るほどに、それは苦しみにもなったことでしょう。

 そのことにわたしは、ガルベルグに対して憐憫を抱かずにはいられません。

 願われ乞われ、でも同じ身にまた憎しみと誹りを浴びせられることで傷つくことは、わたしにだってありました。

 今そこにいることを罪のように言い募られ、礫を以て追い立てられるようなことさえ、あったんです。

 けれどわたしには、この身を慈しんでくれる存在がありました。

 待って、抱きとめてくれるひとがいました。わたしがその身を守ってあげたいと思えるひとがいました。


 あなたにはそれが無かったのですか?

 違うでしょう?

 望んでもいなかったのですか?

 それも、違うでしょう?


 わたしたちに第三魔獣と呼ばれる存在を、あなたは生んだ。

 彼ら、彼女らとあなたは、話が出来たのでしょう?

 あなたの娘であると、自身が語れる少女がいた。

 彼女のあなたを思う心は間違い無く、本当でした。


 わたしとあなたの違いは、そのままわたし自身とあなた自身の違いなんです。

 ゆっくりと滅び行く世界を嘆いて、投げだそうとしたあなたと、わたしを受け入れてくれた世界を扶けたいって思ったわたしの、違いなんです。


 違いますか?ガルベルグ…わたしの、父。


 【………】


 「………」


 静かです。

 言いたいことを言った、という満足感は…まあ無いでも無いのですけど、かといってどう反応されるのかと思うとまた心配になるのも事実でして。

 なので、沈黙が…重いっ!


 「…言うようになったものだ。かつて我の前で狼狽えるしか出来なかった娘としては…上出来だ」

 「それはどーも。けど今でも結構ブルってますからね。あなたが本気出したらわたしなんかあっという間に真っ二つですし。真っ二つ。うう…」


 想像して思わず身震いするわたしです。シリアスが長続きしない悪いクセなのです。

 というか、この状態でほんとーに真っ二つにされたらわたしどーなるんですかね?本体ごと紛れ込んだわけじゃないですし…精神だけ死んで体の方は意識不明のままになるとか…どっちにしてもろくでもない展開ですが。


 「ここにいる限りは、身が滅びることなどあり得んよ。ただあるべき場所に戻らざれば、いずれ静かに肉体の死を迎えるのみだ」


 この世界と同じではないか、といー加減イラッとしてくる皮肉っぽい口振り。

 でも、確かに言う通りかもしれません。

 「石」が産み出す世界を回す力。それは世界に走り続ける活力を与えます。それが失われつつある今、この何も無い、喜びも、悲しみも、何もかも欠けた暗い世界に心が囚われたままでいれば、肉体はそれを回すものを欠いたまま、伏して動くこともなくなるのでしょう。

 だったらわたしは、ここでガルベルグとの決着をつけて、みんなのいるところに帰らないといけません。


 「…教えて下さい。あなたはどこから来て何を成し、そしてどこへ向かおうとしているのですか」

 「異な事を言うものだ。我はただ、ひとの願いを掬うのみ。ただそのために在り、在った。望まれぬとなれば消えゆくのは必定」

 「そうじゃないです。何故あなたが生まれたのか。ひとの願いを掬うというあなたが誰によって産み出されたのか。そしてあなたの願ったこと。それをわたしたちが継ぐことが出来るのか」

 「………」

 「わたしを生んだあなたが生まれた理由。わたし自身の存在を知るために、訊かないといけないことなんです」


 わたしとベル。それから数多の第三魔獣はガルベルグに生み出された。

 生まれた理由が欲しいと思うのは、自分というものを認識し得た存在にとっては当たり前のことだと思います。自分を生んだ者に問うてみたい。親に「自分はどこから来たのか」を訊くのは、自我の萌芽と共に生まれた疑問からでしょう?


 「それを知ってなんとする」

 「別にわたしのやることがそれで変わったりはしませんよ。この世界で、ひとが自分の選択で、自分たちの刻んだ導で歩いて行けるようにしたい。それだけです」

 「なれば我の来し方行く末など知っても意味が無いだろう」

 「おーありです」


 わたしを見上げるガルベルグの視線に、何か意志を覚えさせる光が灯ったように見えました。興味が湧いた、とでも言うんですかね。

 わたしはここが話の肝要なところだと、微かに身震いします。


 「あなたの過ちを知り、同じ轍を踏まないようにすること。先人の成功も失敗も、後進の糧になるものです。でもそれは建前です。それよりも何よりも…」


 ガルベルグが身を乗り出したようでした。我ながら見事な話術です、って言ってる場合じゃなくてですね。わたしの本気ってやつがガルベルグに通じるかどうかで、穏やかに話を終えられるか、全てがご破算になるか、なんですから。

 でも、わたしには本心を偽ることは出来ません。

 直接魔王に対峙して、言いたいことをぶちまけるために、いろいろやってきたんですから。ここで失敗したとしてもきっとどうにか出来ます…あー、なります……なるといいなあ………なりますよね?

 うう、なんか自信がなくなってきました…わたしの一挙手一投足で世界が滅びるとか滅びないとか責任重大過ぎませんっ?!


 【アコは、へたれ】


 うるっさいですね!そこはせめてやさしく【アコ、がんばれ】とか力づけてくれる場面でしょうがっ!!…っとにもー、お約束を解さない天の邪鬼はこれだから…。


 【じぶんでじぶんをわるくいうのは、よくない】


 ……ぐうの音も出ません。天の邪鬼の自覚はありますけれど、他人…じゃない、自分に言われて言い返せないというのもなかなか出来ない体験でしょうね。


 「……話は終わりか?」


 ああいや、それどころじゃねーのでした。話の途中です。ええと確か…。


 「我の過ちを知るのが、お前達の役に立つことなど建前だ、と大きなことを言っていたな。それで、どうした」


 そうそう。えー、我ながら締まらないこと甚だしいですね…直接対決の場面で魔王に話促されるとかもー。


 「そうですね。本当のところ、それはどうでもいいんだと思うんです。この世界が成り立っている仕組み上、魔獣が現れるのは仕方がない。だって、人の歴史が記される以前から魔獣はいたって話じゃないですか。神梛吾子の記憶にある彼の世界では、地震というものがあって、あるいは火山の噴火とか氷河期とか…とにかく、人間は自然の脅威に苦しめられてきた。大地の動勢はそこに寄って立つ生き物に強い影響を与える。良いことも、悪いことも。魔獣だって同じことでしょう?」

 「つまり貴様は、人間が魔獣に苦しめられるのは自然のことだと言いたいのか?魔獣に苦しめられ、命を落とした人間にそう言うことが出来るのか?」

 「魔王の台詞とは思えないことを言うものですね。で、その答えですけど、そんなわきゃないでしょうが。誰だって抗いますよそんなん。ケガしたら痛いし家族や友人が突然命を落とすことを喜ぶひとなんかいるわけねーでしょーが」


 よーするに、です。

 大地に住み、大きなものから恩恵を受け、時に翻弄され、それでも一生懸命生きてる者たちをあざ笑うな、つってんです。

 それは人間も動物も同じ。もしかしたら…魔獣だって、そういう世界の営みの中にあって当然の、生き物かもしれないんです。

 だから。


 「…だから、高いところに立って、人間に恩恵を与えたような顔をしているあなたのごとき存在は、ひとの世には必要でなんかない、ってことです。魔獣に苦しめらるひとの願いを掬った?魔王なる存在が必要だからそれを背負った?だったらベルに魔王を押しつける必要なんかこれぽっちも無いでしょうが。背負ったのなら最後まで貫くべきでしょうに。挙げ句の果てにこの世界だけでなく、違う世界まで巻き込んで救済を気取るとか。もうね、必死に生きてるひとたちをあざ笑うような真似でしかねーんです。人間を、バカにすんじゃねーってんですよ」


 異世界の力をスムースに引き入れるための道具として生み出されたのがわたしです。

 勇者たるアプロに娶されたのも、その目的に適うからなんでしょう。その点に限れば、わたし個人としてガルベルグに感謝を抱かないでもないのは確かです。

 でもそれはわたしだけの想い。シャキュヤのように、その目的のために死んで後まで使われることが正しいなどとは絶対に言えません。グランデアの別れ際の顔を思い出し、強くそう思わずにはおれません。


 「だから、わたしたちはあなたを止めます。あなたの仕組んだ通りになんか、絶対事を運ばせたりしません。それが言いたいためにわたしは自分の意志でここに来ました」


 【…そうだったっけ?】


 「いちいちうるさいですね、あなたは。経緯なんかどうでもいーでしょーが。言いたいことを言って、あなたはここでわたしたちのやることを黙って見てろ、でいーじゃないですか」


 【だからアコはかんがえなし、っていわれる】


 「そりゃ認めますけどね。でも話の流れでなんかこう、考えがまとまることだってあるじゃないですか。今まで辿ってきた道無くしてまとまるわけ無いんですから、別に自分の考えと全然違ってること言ってる気はしないんです。それでいーでしょうが」


 【…ほんとうにそれでいいなら、いいけど】


 いいんです。

 わたしのしてきた旅の果てが今なのですから。


 ただ、わたしがそれでいいのだとしても、斃すべき魔王が同意してくれるわけもないのでして。

 だって、ガルベルグにはガルベルグなりの思惑や感情があるのでしょうし。


 「…そうはさせぬ」

 「へ?」


 わたしを見上げ、じっと話を聞いていたガルベルグが、苦悶と苦渋と、あとわたしに対する…憎悪、を込めたような目になったのには、正直言って「言い過ぎたかしらん」と内心で汗をかくわたし。

 根源とごちゃごちゃやりあってる最中に、ガルベルグの中でどーいう葛藤があったり無かったりしたのかは分かりませんが、なんかわたしを睨んで立ち上がり、どことなーく不穏な空気ぃ……あのー、もしかして。

 ヤバない?


 「我の創造した小娘にこうまで虚仮にされ、あまつさえ用無し呼ばわりとはな。子供が親を蔑ろにするなど、人間にとっては許しがたいことなのではないのか」

 「きっ、決めつけるこたーないと思いますケド…どこのご家庭にもじじょーというものはあるでしょうし…ねぇ?」

 「わざわざ矮小な存在に倣って詭弁を正当化するとはな。長広舌にて我を貶めんとした意図やもしれぬが、生憎と人間どもの勝手に翻弄された我には、最早ひとの営みなど一切の感銘も与えぬのだ」

 「…なんですって?」

 「もう人間などに任せてはおけぬ。我を崇めぬ人間になど、その願いを斟酌する価値は認めん。我は我の仕儀により、この世界を正しく導くのみだ」


 …おかしなことを言うものです。

 立ち上がり、わたしを見下ろし朗々と宣言するガルベルグの言を、わたしはむしろ憐れみをもって受け止めていました。

 だって、このひと。ひとの願いを掬った、とか言いながら、世界を回す力を生む石の循環を止めていたり、シャキュヤのようにひとの生き死にをも利用してみたり、挙げ句の果てには第三魔獣の如き存在を弄して、かえってひとに苦しみを与えているじゃないですか。


 第一魔獣と呼び慣わされるものがあり、それはひとと世界とある意味共生をしてきた。

 第二魔獣なるものがあらわれ、それはひとに危害を加える存在だった。

 そして第三魔獣と呼ばれるものが生み出され、ガルベルグの意図に応じて彼らはひとと戦うようになった。


 「……それって、全部…全部、あなたの都合じゃないですか!この世界を救うとかひとの願いを掬うとか言って、全部あなたがあなたのためにやってきたことじゃないですかっ!!」

 「何を言うか小娘が!そも苦しみから逃れんと希うたのがひとの都合ではないと?!それを拾い上げた我を、魔王などと祀り上げてひとの都合を押しつけたのではないか!!」

 「そんなもん誰もあなたに頼んじゃいませんよ!たまたま石から生まれたあなたが!戯れにひとの願いなんかに応じてみて気分良くなったからそうしたってだけじゃないですか!誰が、人間を矮小などとあざ笑えるってんですか……一番、いっっっちばん小さいのは……あなたじゃないですか、ガルベルグ!!」


 【………】


 あなたもそんなとこで呆けてる場合じゃないでしょうが!

 どうせガルベルグだって石から生まれた魔獣の眷属、ここで封じてしまって全部終わりにしてくれますっ!!


 【どうやって?】


 「へ?」


 【アコは、みよのまではちからをつかえない。どうやって?】


 どう、て。そりゃ針を使って……針、無いですね。

 あ、でも別に針を使わなくたって糸は出せま……出せないんですか?


 【やってみれば?】


 …………えい。


 と、わたしはアウロ・ペルニカでやったように、我が身を削って糸を繰り出そうとしましたが。


 【アコ。きみはここではいとのざいりょうになる、きみじしんのからだをもたない。だから、むり】


 ………えーと。


 「ど─────しろってんですかもぉぉぉぉぉっっっ!!」


 「…よくぞ大言を吐いた。我の正しき怒りを以て、障害たる汝を消し去ってくれよう」


 あ、ちょっ……でも未世の間で滅ぼされても別に死なないんじゃなかったでしたっけ?


 【にくたいにもどれなければ、にくたいはいずれかんまんにしぬ。それだけ】


 「それだけ。……じゃねーですよっ!逃げるしかないじゃないですかっ?!」


 【うん。まあ、がんばって】


 ざけんなコラ───っ!!


 叫んでわたしは、ガルベルグに背を向けて駆け出します。

 いえ、駆け出すとか言うても実感としてそう思えるだけであって、物理的にどーなってんのかとか考えると…ええいとにかく今ここでガルベルグに殺されたらえらいことになるのだけは確かですっ!


 「言うだけ言ってあとは何も出来ぬか。人間そのものとなったな、我が人形は」


 もう嘲笑の気配を隠そうともしない口調が追いかけて来ます。

 ヤバい…アプロのようにいつでも振るえる力があるわけでもなく、ゴゥリンさんのように力任せにピンチを逃れる体躯があるわけじゃない、ただのかよわい娘にこの事態は過ぎた危機ですっ!


 「…全く。そこまで育った手駒をこの手で潰すのは惜しくはあるが……滅べ」

 「へ?」


 必死で走るわたしの耳元に、ガルベルグの声。

 それどころじゃないのに、振り返ったわたしの眼前にはガルベルグの抜き手。そのまま貫かれて一巻の終わり…と思ったわたしの脳内に、声が聞こえました。


 【…こんかいだけだからね】


 ガルベルグの鋭い爪先が、眉間に迫ろうとしたその瞬間。

 わたしの額とその爪のちょうど真ん中で、小さな光が爆発しました。


 「きゃぁっ?!」


 そしてそれと同時に、わたしの気は遠くなって、足下が消えたかのような、あるいは体が浮き上がるかのような、なんとも形容のしづらい浮遊感と共に意識がそこで、途切れたのでした。

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