第49話・彼女を辿る旅 その10
この国の今の成り立ちを教えてもらいました。
昔、聖精石の扱いによって力を大きくした人たちがいたそうです。
その人たちは、大陸のやや外れのほうで、歴史はあるけど当時衰退の道をたどっていたとある国に目を付け、当時の王様の後ろ盾となる代わりに貴族としての地位を与えてもらい、そしてその国がまた大国となることに力を貸したのだそうです。
その国は、聖精石の研究に血道を上げ、もともと大陸でも知られた歴史に相応しい大国に返り咲きましたが、中興を担った新しい貴族階級の人たち無しには国が成り立たなくなり、彼らは増長しました。
聖精石は国の力となります。
わたしなんかが実感できることじゃないですけど、戦争や謀略といった物事を経て、この国は更に大きくなる道を歩み始めたとき、時の王様はその無闇な拡大志向を抑え、それを求めていた中興時代の新しい貴族たちの力を削ごうとしました。
王家と、既に大貴族となっていた人たちとの最初の対立です。
もちろん、そんなことがすんなり解決するはずもありません。
利益を生み出す権力、利権というのはひとの対立を煽ったり解消したり、複雑なものなのでしょう。
結局、王様の企みはうまく行かず、けれど大貴族たちの実質的な力を削ることにはある程度成功し、この国は安定期に入りました。
でもその過程で、王家と大貴族の対立構造は決定的になり、大貴族におもねって利益を得る人たちも頭角を現して国の上の方を二分して長く経ち、今に至ります。
「…別に王さまが偉くて正しくて、大貴族の連中が悪だなんて決めつけるつもりはねーけどさ。でも私が見てきたもの聞いてきたもの、そんなものを思うと陛下や兄師たちがやってきたことを助けたいって思うんだよ」
たき火を見ながらアプロは、わたしにそんなことを言います。
「そうですね。アプロの気持ちは分かります。わたしも…その、マウリッツァ陛下には優しくしてもらいましたし、あのお城でアプロがなんかえらそーな貴族のひとに嫌なこと言われてたのを見ると、そう思います」
「あいつらいちいち嫌味なんだよなー。昨日の晩餐会だってさ、陛下に近いひとたちはあそこにいたけど、大貴族の連中は同じ日に別の場所で、もーっと金かけた宴会開いてたんだぜ?こっちの方が大きいぞー、って誇示するためになー」
「するってーと、わたしに粉掛けてきたひとたちってーのは…」
「そっちの宴会に出ていない、あんまお金と縁の無い古い貴族たち。ま、歴史があるだけにおっとりしていい人が多いんだよな。だからまあ、アコが結婚するなら悪い話じゃないと思うぞ」
「それはもういいって言ったじゃないですかー」
あはは、と笑い合って、明るくない話は終わりました。
筋肉カンガルーに遭遇したことで、魔獣が近くまで出没することが分かったため、わたしたちは少し引き返したところで夜営することにしていました。
明日には目的の穴に到着する、ということで今夜はしっかり休みます。もちろん、例のご一行とは離れた場所に、ですけど。
「ゴゥリンさん、寝ずの番で大丈夫なんでしょうか?」
「あいつもともと夜は強いし、歩きながら寝られるって特技あるから問題ないだろ。まあそれよりあっちのマイネルが心配だけど」
「そーですねぇ…」
見た目も悪くない、新進気鋭の若い僧侶、ってことでマイネルは貴族のひとたちに妙な人気があります。
今回も、なんかアッチのおばはんに色目つかわれてたみたいですし。まあマイネルの性格からして毒のこもった皮肉で余計な恨み買ってたりしないか、がアプロとわたしの心配だったりするのですけど。
「ま、もうあとは兄師に任せるしかないよ。明日はアコも活躍しないといけないんだから、早く寝よ?」
「分かりました、と言いたいとこなんですが、アプロ」
「ん?」
ちょっと確認しておきたいことがあって、横になろうとしていたアプロを引き留めます。
「明日はどんな呪言使うつもりなんですか?あんまり強いの使うとまたあのひとたちが喚いたり騒いだりしそーですけど」
「…んー、現場見ないとなんとも言えないけど…兄師に見てもらいたいから、結構張り切ったヤツ使うとは思う」
また不安になると同時に、かわいいことを言うものです。
「そうですか。やっぱりお師匠さまに成長を見てもらいたい、ってとこですか?」
「それもある。けど、あなたたちの力に私はなれます、っていうことを知ってもらいたくてさ」
「というと?」
「……アウロ・ペルニカに派遣されたのはさ、王城での貴族とのごたごたに私を巻き込みたく無い、って配慮があったと思うんだ。そりゃーあの街はとても好きだけど、ずっとあの街にいたんじゃ、陛下たちの助けにはなれないから。だから、私の力を側に置いて、役立てて欲しい、って思うんだ」
そうですか、という言葉は呑み込みました。
多分、口にしたらわたしがそのアプロの気持ちを肯定しきれない、って気付かれてしまうでしょうから。
アプロがあの街を好きだというのと同じように、わたしもあの街が、好きです。
けど、アプロのいるアウロ・ペルニカが好きなのであって、アプロがいなくなった街を好きになれるかどうか、っていうと…まだ答えを出せない気がします。
だから、アプロがアウロ・ペルニカを離れることを考えている、って話にはもやもやしたものが残って。
「…もう寝よ、アコ」
「はい。明日は頑張りましょうね、アプロ」
あんまりいい夢見られないかもな、って思いつつ、わたしもアプロの隣で横になるのでした。
・・・・・
「────顕現…せよーッ!!」
いつもより気合い二割増しくらいで、アプロが呪言を締めました。
一度聞いたものでしたので威力も予想出来てましたし、昨夜のアプロの話を聞いて覚悟もしてましたけど…前回よりも破壊力増してません?
発動のタイミングは綿密に打ち合わせし、わたしの合図で遺跡の残骸にマイネルとゴゥリンさんは身を隠してましたけど、その崩れかかった壁にトドメを刺してしまったためか、静かになった場では瓦礫の下から二人が大声で文句を言いながら這い出てきていました。
「………」
「………」
「………」
「な、な、な………」
そして、爆撃の後に顔を出してきたお客さんたち。呆然と、破壊の跡を眺めてます。
コトが済むまで森の中から出てくるな、としつこく念押ししておいたお陰で、なんか後で文句言われそーなことにはなってません。手綱を握っていてくれたヴルルスカさんに感謝、です。
アプロの使った呪言は、わたしの知る限り最大威力の、前回同じ筋肉カンガルーの時に使ったやつです。
破壊の跡がすさまじーので、その現場を見ずとも威力は分かってもらえるだろう、という意図もあったようですが、貴族のひとたちの顔を見るとその甲斐はあったみたいですね。
「…報告は受けていたが…これは凄まじいな……。まさかあの剣にここまでの力があるとは思わなかった」
「報告、ですか?」
布の降ってくるのを待つわたしの隣にヴルルスカさんがやってきて、呆れたように呟きます。
「うむ。マリス殿から、な。マイネルが見たものをしたためて、届けられているのだが…聞くのと見るのでは大違いだ」
「でしょーねえ…」
「だがこれだけの威力を以てしても消滅には至らぬ魔獣の穴とは、何なのだ…?」
確かにそれは言えます。
あれだけの力を持つ魔獣があっさり消し飛び、廃墟とはいえ頑丈な石造りの砦まで崩壊させる現象をぶち当てても健在してるんですから、脅威に感じても無理はないんだと思います。
まあ、でも。
「…ここから先はわたしの出番です。こっちも聞くと見るのでは大違いですから、お楽しみに、殿下」
アプロに比べれば大分地味ですけどねー、と言うとわたしは、姿を現したでっけぇ布に向かって、小走りに駆け出します。
「アコー、出たぞー」
「分かってますって。今回は昼間ですしちゃっちゃと済ませますから、アプロはお茶の用意でもしておいてください」
ちょーしこいてる、とか言われても仕方ないとは思いますけど、まあわたしの見せ場なんてこれくらしか無いんですから。せいぜい、お歴々にいーとこ見せられるよう、気張っていきましょう。
「…いやぁ、見事なものでした。流石は国宝の聖精石の剣を使いこなすと殿下が自慢されるだけのことはありますな、アプロニア様」
「針の英雄殿の働きも聞きしに勝るものでした。あの見事な手並みは、当家で抱えるどのような職人よりも丁寧で…それに例えようも無いほど美しい姿でしたわね」
「これで王都の周りに巣くう魔獣どもも一掃出来そうですな。まこと、国を救う英雄、勇者と讃えるべきでしょう」
「てのひらがえしー…」
少し離れたところで聞こえないように呟くわたしに同意するのか、ゴゥリンさんも腕を組んで頷いています。
よく考えればゴゥリンさんもかなり酷いこと言われてましたものね。何かしら思うところがあっても不思議でもないのでして。
「ま、これで多少話もしやすくはなるかもしれん。アプロニアに感謝するところだな」
「あら、殿下。あのひとたち連れてくるのはイヤイヤだったんじゃないですか?」
マイネルとアプロがちやほやされていますので、ヴルルスカさんも手持ちぶさたのように、わたしのとこにやって来ます。
「嫌味を言うな、アコ・カナギ。これは奇貨というものだが、好機を逃さぬべきというだけの……なんだ、そう睨むな」
「あーいえ、そういえばヴルルスカさんに名前呼んで頂いたのは始めてですねー、と思いまして」
「む、そうか?まあ、なんだ。よくやってくれたことの礼…ということにでも、しておけ」
「はあ。それはどうも」
名前呼ぶだけでご褒美とはまた随分わたしも安く見られたものですねー。ま、この堅物な王子さまの本性が、確信持って理解出来たのでいーですけど。
それにしても、と思います。
なんか最初はあまり気乗りはしませんでしたし、来てからも不愉快なことや腹の立つことも少なくありませんでした。
けれど、そんな中でもいろんなことを知れたような気がしますし、知って欲しいことも出来たように思うのです。
「…あー、もうなんだってんだ一体…」
アプロが、大分お疲れの様子でこちらに来ました、というかいー加減やってらんなくて逃げてきた、って感じですね。マイネルを身代わりにして。
「アプロニア。此度はよくやってくれた」
「あ…い、いえ。兄師のお役に立てたのであれば、それに勝る喜びはありません」
ふふ、わたしだけでないと気付いて急にしゃちほこばるアプロはかわいーですねぇ。でも、そう言われたおにーさんはそこそこ不満そうではありますよ?アプロは気付いてないのでしょうけど。
…あー、そうですね。
わたしにしては珍しいのかもしれませんけど、一つお節介やいておいた方がいいかもしれません。
「アプロー?筋肉痛はもう大丈夫ですか?」
「あー、今朝体中がぴしぴしいってたアレのことかー?少し動いたら大丈夫になったけど、何だったんだ?アレ」
「普段にない体の使い方するからですよ。体操しておくと治り早いですから。手伝ってあげます」
「え、ちょっとアコ?何するの…」
わたしはアプロの後ろにまわり、腕を引っ張ったり体を持ち上げて伸ばしたりします。
最初のうちアプロは困ったようにしてましたが、体の筋を伸ばすのが思ったより気持ちいいものと気付いてか、わたしの動きに合わせて自分から体を動かし、いい調子です。
で、そのついでに。
「…アプロ?」
「ん?」
「えーと……………です」
後ろから耳元で囁くのでした。
「………ホントに?」
「ほんとほんと」
…疑わしい目で見られてますね。ついでに、ヴルルスカさんにも訝しげに見られてます。
「いいからやってみてください。悪いよーにはならないですって」
「えー…またアコがてきとーなこと言ってるだけなんじゃ…」
失礼な。わたしはこれでも嘘を言わない女として定評があるんですよ。ごく一部で、ですけど。
「…まあいいけど。えっと、こほん」
そんなわたしの真剣な眼差しに納得したのか、アプロ、覚悟を決めたよーです。
ヴルルスカさんの前に立ち、ひとつ咳払い。
「どうした?アプロニア、妙に真面目な顔をして」
「いえ。これはこれで大事なことですから…兄師、じゃなくて…あー、そのー……」
上衣の裾を指先でいじってもじもじしてたアプロでしたが、やがて意を決し、手を後ろに組んで前屈みに。
そのまま、上目遣いでヴルルスカさんを見上げて、こう言いました。
「…きょうは、ほんとうにありがとう。お兄ちゃん!!………ってアコなんで笑うんだよっ?!やっぱり騙したのかっ!騙したんだなっ?!」
騙してませんよー。そりゃ確かにお腹抱えて笑ってますけど、恥ずかしくて顔赤くしてるアプロが可愛いからですってば。あとゴゥリンさんはマジ笑いなので仕返ししてもいーですよ?
「かわいいとか言われたってごまかされないからなっ!」
「…あはははは……あー、でもアプロ?この場でいま一番かわいいのはきっと…」
「え?」
と、笑い終えたわたしが向けた視線の先には。
「兄師?!あの、すげー顔が赤いようですけど…大丈夫なのですか?」
「………はっ?!あ、いやその…何でも無い。うむ、その、だな…妹がかわいいと思うというのはー…まあ、経験しておいて悪いものではない……うむ」
「は、はあ……」
うふふ、いいものを見せてもらった気がします。これは、マリスに楽しい土産話ができました。そして見損ねたマイネルはざまーみろ、です。
「…あの、兄師?その、これからも……兄上、とお呼びしても…構いませんか?」
「う、うむ…お、お兄さま…とかでも、構わん…ぞ?」
…ちょっとやり過ぎた感が無いでも無いですけど。
ま、微笑ましいから、いいですよね。
・・・・・
「たーだいまー!」
「わたしの部屋に来てただいまー、はないと思うんですけどね。あ、ゴゥリンさん、荷物運んで頂いてありがとうございました。お礼にお茶でもいかが…あ、いいですか。じゃあまた今度一緒してくださいねー」
そして、また十日ほどかけてアウロ・ペルニカに帰ってきたわたしたちです。
帰り道は最初から最後まで馬車でしたので(もちろん、あのアホみたいな四頭立て馬車と違って実用一点張りの、乗り心地だけは重視したものですけど)、行きより時間はかかってませんでした。
あの後、マウリッツァ陛下から直々にお礼と労いの言葉をいただき、小遣いにせよ、と結構な額を頂きました。ありがたく、お裁縫の研究に使わせていただきます。
あと綿花の方も調査をお願いしてみました。糸や布に加工する方は専門に任せましたので、植生の方ですけどね。学識に満ちた都ですし、この世界に存在するにせよ、しないにせよ、何らかの結論は出してくれるものと期待して待ちます。
「アプロー、お茶はなにいれます?」
「んー、私の土産品にいーやつ入れといたからそれ使ってー」
「…あのなんとかいう公爵さんからもらったやつですよね。毒とか入ってないでしょうね…」
「大丈夫なんじゃない?」
またえらい大雑把なアプロです。まああの時の公爵さんの態度からすると、裏はないと思うんですけど…。
穴塞ぎに同行したひとたちに限りますけど、少なくともアプロとは雪解けを迎えられたように思います。
わたしは彼らがゴゥリンさんに吐いた暴言が許せないので、こちらから仲良くしようとは思いませんけど、アプロや王家のひとたちの立場にしてみれば、そうもいきませんからね。
「はい、お茶はいりましたよー…って、わたしの部屋で荷物解くのやめません?」
「ちがうよ。アコ用に持ってきた教科書出してるの。ほら、いいかげん字を覚える気になったんだろー?」
「う…」
そーなんですよねー…パーティのあとに届いたお手紙は結局五十枚ちかくありまして、拙い出来ですけど自分でなんとか字を書いて、失礼のないようにはしましたけど、アプロはともかくマイネルにまで手紙の内容が知られてしまい、その日一日からかわれ通しでしたから。
まあ、もうこんなモテ期は来ないでしょーけど、万一に備えて、あとわたしのお裁縫技術であれやこれやするのなら、字を覚える必要は絶対にありますからねー…残念ながら。
「よし、あった。じゃあアコ。お茶もらったら私は帰るよ」
「あら、もう?珍しいですね、泊まっていかないなんて」
「しょーじきそうしたいとこなんだけどさ。フェネルが決裁待ちの山抱えて恨み言飛ばしてくるから、今日は大人しく言うこときいておいてやる」
「また恩着せがましいことですねえ…」
日数にして三十日以上留守にしてた上役に対する態度としては、しごく真っ当なものだと思うんですが。
「よし、と。ごちそーさま、アコ。また明日…は無理かもだから、明後日には来るから。何か美味いもの用意しといて」
「はいはい。お土産を整理して準備しておきますから。明日はわたしもコレ配ってまわらないといけませんしね」
比較的平和なこの国においても、首都に旅をする、というのはそう誰にでも出来ることじゃないのです。
ただでさえ、好奇心たっぷりのこの街のひとたちにとっては、物品もそーですけどそこで見聞きしてきたお話というのが、何よりのお土産になるらしいですから。
…いろいろな話、ですか。
なんだか今まで知らなかったアプロのこと、見たり聞いたりする旅でした。
それで何か変わったか?ってゆーと、別段そんなことも無いような気もするんですけど、なんとなく、アプロの背がわたしに近くなってきたかな、っていうのは、アウロ・ペルニカの門をくぐった時に思ったものです。
「アコ?どーしたー」
「なんでもないですよ。それよりアプロこそどーしたんです?帰らないとフェネルさんが連行しに来るんじゃないですか?」
「や、そんなの別に怖くないけど。えとさ、アコにちょっとお礼、しておこうと思って」
「お礼、ですか?わたし別にアプロに礼を言われるようなことした覚えありませんけど」
「自覚ないってどーいうことだよ…でもいいんだよ、私がお礼をできれば満足するんだから」
「まあ、アプロの気が済むのであれば何でも構いませんけど」
「ん、じゃあ、はい。これが、私のお礼」
と、わたしの目の前に立ったアプロは、つい、と少し背伸びをして彼女の唇とわたしのそれを優しく重ねました。
ほんの一瞬だけ、でしたけど、柔らかく触れて離れたアプロの顔は、「やってやったぜ!」みたいなドヤ顔なのでした。
「…あのー、なんでこれがわたしへのお礼になるんですか。アプロしか得してないじゃないですか」
「その割にはアコも嬉しそーだけどなー」
「そう…ですかね?」
なんとなく、自分の唇に指で触れ、そのまま横に動かします…あらほんと、なんだか唇と頬の境目がゆるゆるしてます。なんでしょうか、これ。
「ま、その辺はアコの方で解決しておいてなー。じゃっ、また明後日に。おやすみアコ。いい夢みろよー」
まだお屋敷に帰ってないのですから、アプロの荷物は結構な量のまんまです。
けど、それを担いでわたしの部屋を出て行く足取りは軽くて、雨期のどんよりした空に差し込む、温かい陽の光をどこか連想させるものでした。
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