第12話 第二部も最終章なので、キャラについて語る
いやはや、なんとかなりそうです? まだまだ気は抜けませぬが、ここまで来ました。そんなわけで、キャラについて語りたいです。
二次創作との大きな違い、自分で考えたキャラ!!
主人公イリヤ
最初は礼儀正しいしっかりした人のように出てきて、実はわりと常識を知らなかったりする。なぜなら、山間の村出身で村人と悪魔くらいしか子供の頃は接しておらず、その後、国の最高峰の魔法養成所に入り宮廷魔導師になってしまったので、普通の都会の人の生活を知らないのだ。
非常識なところも一人称だと解りにくくて、あとから他のキャラと交流するうちに、だんだん解ってくる。魔法も魔法薬も、普通の人が出来る水準を知らない。ギャップも楽しむ話だと思ってもらえれば。
子供時代はお喋りなのに今はおとなし目な感じなのは、養成所とかで貴族に嫌がらせされたからです。あのままの環境だったら、もっと騒がしい話になったでしょう(笑)。
ベリアル殿
地獄の王。イリヤの契約者で、わりとフリーダム。気に入った人に色々と与えるのが好きなんだけど、イリヤはあまり求めないのでジレンマがあるが、自分からは言わない。わりとツンデレ。
守ろうとするわりにイリヤをおとりにする事があったのは、守りきれるという自負があるからです。ちなみに魔力で剣を出して戦いますが、実は魔法の方がちょっと得意。知られないように、余計に剣を使って戦うんだよ。
広い防御は展開できないので、ドラゴンのブレスの防御とかは基本イリヤ。自分達とか、小さい範囲なら出来るけど、攻撃する方が好き。
ちなみに彼は第一部の最終エピソードで、「町の一つや二つ壊滅させる事になるであろうな! 仕方あるまい(と、言いつつ楽しそう)」と言う、とんでもない作戦を練っていた。ルシフェル様が召喚されて良かった(笑)。
エクヴァル君
最初は「女好きで軽い感じ、でも仕事は真面目で剣の腕は一流」くらいな設定だったと思う。仲間や部下に「二重人格者」「恐怖の大王」「感情が欠落してる、多分人間」などと評されている。なぜだ(笑)。
護衛兼お目付け役なので国に色々報告してけど、報告できない内容もあって悩まされている。自由にしてる彼女を見ているのが好きなので、あまり制約しないようにしてる。清楚系が好みなのに、振り回されるのが好きだったみたいだ。
戦ってる時に笑うのが不気味と仲間に注意される彼ですが、ベリアル殿もいつも楽しそうに戦っているので、イリヤは全然気にならないんだよ。
ちなみに剣士の中では背が低い方なので、足腰をしっかり鍛えて低い姿勢で戦えるように訓練してる。相手はやり辛いらしい。
セビリノ君
最初に読者さんに好きって言った貰えた自キャラだったと思う。
主人公マンセーキャラのつもりだったので、好かれないかもと不安だったけど、ビックリした。有り難い!!ありがとーーー!!
突き抜け感が良かったのかも知れぬ。手ぐすね引きすぎたからなあ、反動がね(笑)。
真面目なのにいじられキャラになりつつあるから、カッコいいところも見せなばと思っている。いや、それでもいいんだけど、やっぱり宮廷魔導師の威厳を示さねばね!
魔法戦をする時もイリヤと息がピッタリで、彼女も信頼しているから戦い方がちょっと変わる。二人揃うと強すぎて、どうしたらいいか解らない時が(笑)。
普段は無口なので、ラノベだと居るか解らなくなるので気を付けねば。もっと喋って頂きたい。
実は二部の里帰りでいったんエグドアルムに残るか考えていたんだけど、好かれているキャラなのでずっとイリヤと一緒になった。
ルシフェル様
すき。得意は剣。でも魔法もヤバい威力。俺ツエエな悪魔。皇帝サタン陛下と同等の力を持ち、配下の悪魔の人間界での活動に対する権限を委ねられている。皇帝陛下は地獄の事に集中しているのだ。
言い訳が嫌いなので、ほとんどさせない。普段は柔和な笑顔だけど、実はわりと気が短いよねと思う。優雅になるよう気をつけている。
バアル閣下
推し悪魔。用はなくても、もっと出したいん。しかし地獄の王筆頭で、しかも暴れん坊。そんなに出てもらっても困るという、難しい所が。ルシフェル様の副官をしていたくらいなので、彼にかなり忠実。
二番弟子アンニカ
イリヤの二番弟子になる女性。普通の女性で、一般的なアイテム職人の感覚を持っている。一人称が「あたし」なのを、すぐ間違えそうになる。シェミハザは妹か自分の子供みたいに彼女を見ている。
リニ
エクヴァル君が契約してる、十歳くらいの少女の姿をした、引っ込み思案な小悪魔。「あ、あの、あの。」と、話し掛ける所が気に入っている。スイーツ好き、食べるのが遅い。パフェのアイスが溶けちゃうタイプ。
どうしても出番が少ないのが困る!もっと出て、積極的に喋って!(笑)
クローセル先生
気が付けばこぼれ話の、イリヤの子供時代の常連キャラに。悪魔の侯爵で、水属性の魔法系っぽいキャラ、という感じでクローセルを選びました。ほほ、と笑ったりするので、男なのにとか言われるかと心配しましたが、大丈夫でした。良かった。こぼれ話まで読んでくれる人は、そんな事で文句付けないか(笑)。
クリスティンを「イリヤに少し似てる」と言っていましたが、彼は再会するまで、12歳くらいまでのイリヤしか知りません。つまり……(笑)
主要キャラがなかなか揃わないのが、このお話の難点ですね💦 いつか違うものを書く時の課題ですね、これは。でも思い入れが深くなりますねえ、オリジナルは。書き終わりたくないっていう気持ちが解りました。あ、宮廷魔導師は第三部もありますよ。
読んで頂けて本当に感謝……✨
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます