第178話純白の狂信 蒼白い慢心

純白の狂信 蒼白い慢心

遺習とも捕る良風は何処までも

廃れては更々世に溶け込んでしまう


大器の片鱗を魅せる彼方の龍は

盤面では晩熟の兆しを今未だ奔らせ


飛翔滞空

鐘声とも心音とも喧騒の残響に成り得る

天下堕落の一途で有ろうと


生きを吸うて吐くのがひととなり

腐り鎖ても此血潮 朱を擁き往く

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