第179話いだけるもの玄界にゆく時
いだけるもの玄界にゆく時
子の腕で思い出すように
然と見定める 己が行方を見失うな
視界は歪み声も撓むが
痛かろうと甘かろうと底に入る流れ
個々の重み 心の傷みは忘れないであろうと
培われた道は見え去るとも
今此処に居る私は確かに、
想い出に在ろうと、息をするように
這い蹲る、塵芥解かす
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます