寓魔界駆逐奏驚憚
電咲響子
寓魔界駆逐奏驚憚
△▼1△▼
『
△▼2△▼
具茶具茶に
最早
「もしもし、これなぞ
がぎん。がぎん。
酷い
△▼3△▼
がしん。到着を示す合図が
「こいつは
戦士リクが弱音を漏らす。勇敢な狩人が弱音を漏らす。それ程に彼奴の図体は
刹那。リクは背から
断末魔。
蟲の声帯から発せられたそれはさらなる凶兆を予見していた。
△▼4△▼
無数の。無数の死骸。リクは
この行為に
「増殖機か」
リクの視線の先には
「こいつら、生きてるんだよな」
リクが吐いた言葉には哀別の情が
「どうする?」
私は応える。
「速やかに処分する」
私は
△▼5△▼
「あと一匹だな」
「
「ああ、そうするよ。出来損ないには
リクは
△▼6△▼
『
<了>
寓魔界駆逐奏驚憚 電咲響子 @kyokodenzaki
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