『ガチのマジでヤベーやつ』ポルポル=ポトト

こいつは本気で怒られる。


・顔


色白の肌、黒縁のメガネで黒髪を後ろに撫で付けた四角い頭の初老の男。


・体格


344cm 278kg


大柄で筋肉質、だが肌は白く、ても爪が厚い以外は綺麗で女性に見間違われることもある。


・服装


メガネと腰ミノのみ。


・ベル


腰ミノの中。


・職業


徹底原始的共産主義者


・経歴


とある異世界にて、とある転生者を送り込み、経過観察をしている中で突如とあいて現れた当然変異。


一切の文明の力を否定し、富の再分配と原始農業、原始狩猟のみという徹底原始的共産主義の発案者にして指導者として民衆をまとめ始める。


当時、転生者による歪な技術革新と、その転生者との距離が富の多さにダイレクトに影響が出ているという不公平さが燻っており、国や宗教が転生者を取り込もうとするだけで排除しないことに積もった不満を一手に集めて瞬く間に巨大勢力となった。


そして国や宗教、さらにはギルドとった文明的集団から独立し、道具や文字を捨てた巨大な動物の群れとも呼べる集団のボスとして君臨していた。


初めは、国土を奪われながらも相互不干渉な状態にあったが、食料生産率の低下とそこから始まる共食い、さらにはスパイを恐れて知識人の粛清と、独裁の色を強め、かつそれらを巧妙に隠蔽し続けていった結果、わずか3年でこの異世界の総人口が四分の一にまで低下した。


ここまで来てようやく転生者陣営もことの重大さに気が付き、独裁を止めるためにh軍を派遣するも、敵として現れた汚れなき戦士たち、少年兵の前に精神を病むものが続出する。


一方でポルポル陣営は農地や牧場、漁船などを破壊、食料生産率をさらに低下させた。


追い討ちをかけるように飢餓や共食いによって疫病が発生、対応できる医者は死んでおり、魔法は滅び、薬草はその前に食い尽くされ、最終的には転生者とそのハーレムを除くほとんどが死に絶え、人間は絶滅した。


その中でポルポルも転生者と同じく豪勢な生活をしていて健康を維持してきた。


偶然もあったにせよ、単独による人類絶滅を達成したポルポルをカンパニーは高く評価し、スカウトするも、もはや言葉を失った猿だった。


それでも使えるだろうと今回、戦争に投入された。


・性格


垂直なものを破壊する。


道具や家、道など人の手で作ったものは直線があり、即ち文明的だとして攻撃対象となる。


ロリコン。それも自由を与えてはいけないタイプ。


・能力


知能、知識としては最低レベル。学習能力も低く、怖いものを知らずに育ったため、逃げ隠れができない。


近眼で老眼、メガネがなければ何も見えない。


逆に、それでも生き残れるワイルドパワー。知識人を粛清するトレーニングと、もっとも原始的な食べ物である母乳を絶えず摂取して来たため、老いてなお常識を超えた身体能力を持つ。


・装備


なし。


ただしどうしても必要な場合にはそこらに落ちてる武器を使う。


・口癖


文明は差別を生む。それを廃した時こそ我らは真に平等となれるのだ(原始的共産主義を発足した当初に行った演説より)。



色んな意味でヤベーやつです。


シンプルにどつきあってください。


元ネタわからない人は『クメール・ルージュ』で検索してトラウマ作ってください。

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