2024 プレミア12決勝戦の敗因の考察(対チャイニーズタイペイとの2連戦)

 今年のプレミア12の決勝戦は前日のスーパーRに続いて対台湾の第二戦になりました。結果は0対4の敗戦でした。私は決勝戦の3回表の時点で負けるのではないかと危惧しました。結果は敗戦でした。

 その根拠は先発巨人の戸郷投手が3回表に四球を出して二死1,3塁になった場面で井端監督が投手起用に動かなかったことにあります。投球内容も1回でツーベースヒットをいきなり打たれていたと思います。明らかに戸郷投手の出来はあまり良くありません。結果的には無失点で抑えましたが、それはあくまで結果でありそれが後の被弾の伏線であった気がします。

 さらにその伏線が前日のスーパーRタイペイ戦です。この時も同じような場面が見られました。5回表に楽天の早川投手が9番、1番と連続四球を出した場面です。この時も上記と同じような対応でした。早川投手も5回まで3四球出しているわけで、調子は良いわけではありません。そこで何かしらの対応はなかったか?と思いました。そこで2点取られ3-4まで迫られました。投手交代は得点された後で、一手遅いと思いました。試合結果は日本の勝利でしたが、点差が違えば敗戦かも知れません。その負の部分が決勝戦でも出た形です。

 投手起用が難しいのは理解していますが、こういう国際試合さらに決勝戦であれば早いうちにリスクの目を摘んでおくのが肝要と思います。エース級の継投でもいいはずです。そういう意味ではMLBの投手起用は日本よりかなり早いような気がします。やはりその辺にナーバスになるのでしょう。ですが岡目八目、現場では難しいですよね。やはり野球は単なる「打った投げた」のスポーツではないなと再考しました。

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(11/13更新)野球って意外な側面を持っているって事、ご存じでしたか? イノベーションはストレンジャーのお仕事 @t-satoh_20190317

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