数字の「3」と野球の関係

 「仏の顔も3度まで」という慣用句がありますが、NPBのペナントレースの試合でも得点のチャンスは試合の中で3度くらいは来ます。しかし、そのチャンスを逃すと試合に負けると考えます。

 いち試合中の「3度の得点チャンス」は多いか少ないかと考えると、どちらとも言えるような気がしますが多いとは思いません。

 考えてみると、野球と言うものには「3」と言う数字が付いて回っている様な気がします。

・ストライク、アウトカウントは「3」で終わり

・イニング数は序盤、中盤、終盤で「3」回の区切り

・ポジション数は「9」ですが「3」の倍数(3✕3、打者も9人)

・ランナーの最大数は「3」人

など、少々こじつけっぽいですが、結構多い様な気がします。

 得点するには「走者がアウトにならずにホームベースを踏まないといけない」訳ですが、「ツーアウト以内」に走者がホームに生還すると得点になるという風にも言い換えられます。スリーアウトになってホームインしても得点になりません。つまり、野球は「3」と言う数字に、或る意味支配されていると言う風にも言えるかもしれません。(ちなみにその事を知ってか知らずか、長嶋茂雄氏の背番号は3です)

 そもそも、上記の箇条書きに挙げたストライク、特にアウトカウントが「3」までと言う時点で野球が成り立っているのでそうなるような気がしますが、やはり野球も

「仏の顔も3度まで」なのでしょう。バントもスリーバント失敗でアウトですね。(ストライクカウント上で)

 三度同じ過ちをしたら、仏様(監督さん?)も怒り出すくらいですから。

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