第19話 ロイドの決断 上
小さく…、そして、少し緩く開いていると感じられる膣口は、愛液でうっすらと濡れており、濡れ具合を確認してから優しく中指を挿入すると、セナ・エナは殺していた吐息を吐き出した。
「感じているんじゃないか?」
「おい!はやくやらせろ!」
焚火の前で仁王立ちしている男が声を上げると、その方向へ、ゆっくりと視線を向けて、首を小さく傾げて見せたバラリナは、再びセナ・エナへと視線を移す。
セナ・エナは瞳を強く閉じ、そして、声を押し殺していた。
バラリナは入れた指を小さく動かし、膣口から膣内へと入れると、ゆっくりと浅く、深くと言うピストン運動を始め、指の平で搔き出すように引くと、少しだけ爪を立てて膣壁を刺激しながら押し込む。
その度に漏れる吐息と愛液。
その様子をみてニンマリとしたバラリナは、指を抜き、指に付いている愛液を払うように動かして見せた。
「下の方はいいよ…、こっちはどうかな?」
言葉を発しながらセナ・エナの胸を鷲摑みにすると、大きく揉みながら持ち上げ、唇をセナ・エナの首筋に持ってきて小さく口づけをすると、舌を出して首筋から耳元へと一気に舐め上げたと同時に、胸の谷間が見えるドレスの襟元へと手をかけて、荒々しくドレスを引き下げると、大きな胸が待ってましたかのように飛び出し、それを見ていた焚き火にいる者達が歓喜の声を上げた。
少し黒ずんだ乳首は、形も大きく、吸われた事を物語っているようであったが、歳の割には、欲望を掻き立たせるような作りと張りがあった。
「いいね…。王妃…。」
乳首を転がしながらむしゃぶりついて何度か吸うと、セナ・エナを荒々しく四つん這いにさせながら着ているドレスをはぎ取った。
クビレタ腰に張りのある尻がさらけ出されると、四つん這いにしたセナ・エナの髪を鷲掴みにして、自分のイチモツへと持ってきた。
顔を何度か振っていたセナ・エナ。
「そう動いたら…出ちゃうよ!ははは」
バラリナは高々に声をあげると、空いている手でズボンからイチモツを出して、セナ・エナの顏へと押し当てた。
「しゃぶれよ王妃!俺が終わらなきゃ、こいつらが出来ないだろう!さっさとやっちゃおうよ!今夜は長いから!何度もやりたいからね!」
バラリナの言葉に、とめどなく涙が溢れてきているセナ・エナは、イチモツを口に含み、ねっとりした口の中で舌を使い始めた。
「お?うまいね王妃!これだよ!王妃でも女だね。男の感じる所をしっている!」
再び、髪を鷲摑みにしたバラリナは、セナ・エナの頭を何度か上下させると、荒々しく王妃の顔をイチモツからはなさせた。
投げ出されたようにテントに横たわるセナ・エナの事はこれからである。
バラリナはズボンを脱ぐと、セナ・エナの後方へ仁王立ちをして、荒々しく腰を抱いて持ち上げると四つん這いにさせた。
尻の穴に割れ目がやけにイヤらしく見える。
その様子を見てから割れ目を何度かなぞり、薬指と中指を愛液で湿らすと、膣口へと送り込んだ。
膣壁を刺激すると愛液が溢れる。
突き出している尻がやけに大きく、張りがあるのに我慢できずに、肛門へと舌を落とし、涎で濡らす肛門と指で濡れている膣口は、事を成す為の準備が整っていた。
声を押し殺しているセナ・エナの腰は細くて可憐に見え、それが性欲を湧きたたせ、大きくなったイチモツも、触っていないのに先端が湿ってきていた。
バラリナはにんまりとした笑みを浮かべながら指を膣口からとりだし、背筋を伸ばすと、イキリ立ったイチモツを割れ目へと持って来て、何度かなぞらせてから、一気にセナ・エナへと突き刺すように挿入をした。
入って来た感覚にセナ・エナの体が小さく反る。
バラリナは、腰を強く突き出すとゆっくり引き、再び強く突き出す。
その行為に、吐息交じりの声がセナ・エナの口から出始め、たわわな胸が前へ後ろへと動き、バラリナは揺れる胸へと片手を持ってくると揉みだした。
何度か腰を使う、胸を揉む。
胸から手を離し、口に入れて涎塗れにすると、見えている肛門へと突き立て、ほじくるように肛門へ入れると、セナ・エナの体が拒んでいるのが感じられた。
強引に入れる指に、拒否をする声と体の抵抗を感じたが、指を入れると何度か出し入れをして取りだし、匂いを嗅いでから、王妃がつけていたドレスで指を拭き、腰に手を当てて早く、そして強いピストン運動を始めた。
「あぁ~、きもちいい!王妃とやれるとは思ってなかった…、初めてあんたを見てから、いつかはやりたいと思っていたけど…。イキそうだ…イッテいいか王妃。中に出すぞ!中に!…い…うぅ……」
腰を突き出して小さく痙攣をするバラリナは、セナ・エナの中で果てた…。
その精子が膣の中を満たす感覚がセナ・エナにはあり、瞳を強く閉じて唇を噛みしめて大粒の涙を流し出した。
バラリナのイチモツが膣から出ると、あふれ出すように精子が出て来るのが分かる。
すると、今度は違う手の感じが背中から伝わって来たと同時に、肛門が引き裂かれるような激痛が走り、目を見開いて後ろをみると、先ほどの大男がイチモツを肛門へと入れているのが見えた。
声にならない悲鳴があがる。
それを喜ぶかのように強くピストン運動をする巨漢。
その光景を見ていたバラリナが立ち上がり、王妃の前にしゃがんだ。
「こいつはケツの穴が好きでな…」
「あぁ~、王妃は、ココは未開発のようだ!すっげ~気持ちいいぞ!処女みたいにキツイ!いいねいいね!」
巨漢のイチモツは王妃の尻の穴を小さく裂き、うっすらと出血をさせていた。
「ま~、今夜はとことん楽しもうぜ!…おい!みんな。後ろは詰まっているが、前の口は空いているぞ!」
大きな声で、焚火の近くにいる仲間に声をかけながら、焚火の場所に進み出すと、その言葉に弾かれたように男3人が我先にと進み、王妃の口にイチモツを捩り込み始め、焚火の前に座ったバラリナは、傍にあったエールを飲みながら、その光景を見て口元を緩めていた…。
そして…現在。
バラリナは、すでにセナ・エナの中で3度果てているが、その淫らでイヤらしい体の女を見ていると、欲情が湧き上がってきていた。
女では無い、王妃である。
彼らが行為をしているのは、決して手に届かない者であり、雲の上の存在である。
一兵士が夢を見る事しかできないお方との行為…、それができると言うだけで、果てたイチモツも再び天を仰ぐのであった。
とっぷりと暮れた中で、行為に及んでいるセナ・エナと男に近づく何かに、バラリナは…。
?
林の中で形作られる色に目が止まったと同時に、後方から声が聞こえ、咄嗟に振り返るバラリナの視線には、先ほどまで焚火を囲んでいた3人の仲間の内、2人が倒れ、一人が首にナイフを突き立てられている光景があった。
今度は後方から倒れ込む音が聞こえ、素早く振り返ると、行為に及んでいた巨漢のこめかみに、剣を突き立てている男の姿が見えた。
「誰だ!」
「それはこっちのセリフだ!」
剣を抜いた男は羽織っていた外套を脱ぎ、巨漢をセナ・エナから離すと外套を差し出した。
「…おまえら…」
バラリナの言葉に立ち上がった男は、少しだけ明るい場所に出てくる、だがそこは、焚火の灯りがさほど当たってなく、うっすらとした外径しか見えなかった。
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