”損失した大砲700門” 「だけ」で、一門当たり何トンもの鉄、
それを溶かす燃料、関わった職人・労働者、運搬する人員など、
改めて戦争ってバカみたいな浪費なんだなあと思いました。
正直、何万人死んだという数字も、目の前に10人並んだ事故遺体、
災害などの体育館いっぱいの傷病者で数百人~といった実感から
それらの ”何十~何百倍なのか…” と、記憶と現実を結び付けなければ
想像すらも追いつきにくいです。
不謹慎ながら、これからも物語でのみの数字であって欲しいですね( ´∀`)。
ウサギ鍋のエピソードに、ちょっとホッとしながらも、
次の戦場をお待ちしております♪
作者からの返信
この戦争の話は雑に数値を大きく盛ってしまったかとも思っております。
ただこの数値の半分、そのまた半分だったとしても途轍もない浪費です。それで何か別のことが出来るだろう、と思うのが当然なくらいです。
膨大な死体は川に流して処分してしまっていますが、流れ着いた先の光景はとんでもないことになっているでしょう。
王族は王位等を追われても食いはぐれないように手に職を一つぐらいは持っておくという話があります。ルイ16世は錠前作り、バーブルはただの趣味だったかもしれないけど庭園弄り。イスハシルは料理が出来ます。
シビリの死に最も動揺したのはイディルなのかなとふと思いました。
(ベルリク、ラシージ並の繋がりがあればの仮定ですが)
シビリが生きていれば、
一発ぶん殴って、適当な所でお茶を濁して、なんとなくやった雰囲気で終わらして、禅譲するプランもあったのかも。
また、彼女をイスハシルの後見(近い立場)にした事を考えると、イスハシルを後継の上位に考えていた事が伺えます。
伝統に則り、情を交わって無かった事が悪い方に作用しそうな雰囲気がありますね。
基本的に信用や安心感は皆無のようですし💦
作者からの返信
焦りの要因の一つです。ただでさえイカロスの翼めいているのに、その不安定さを是正してくれそうな相棒が消えたことはかなり辛かったはずです
人口の多いオルフを中核に持っていく計画だったので後継者候補首位です
後宮内だけで争わせていたならともかく、軍隊持たせていた上に個人で把握しなければいけない家臣、息子達が無数。人間の処理能力は超えていたでしょう。専制的な体制のツケですね