〇二月、其の〇三 【枯枝】
『夕暮れに 枯枝咥え 飛ぶ影は』
季語/枯枝
季節/三冬
場所/ごみ収集所の近く
時間/夕方
捕捉・備考/
冬の夕暮れは短く暗いです。オレンジと竜胆の混じる空にひゅうと飛ぶ影が。あの大きさはおそらく烏でしょう。嘴に枯枝を挟んで颯爽と飛んで行きました。その様が妙に潔く。その潔さがあまりに格好よく。私はそのまま詠みました。
最後に影の正体を言わないのは、鳥であること以外の正しさなど、恐らくそこにはいらないと思ったからです。
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