〇八月、其の十四 【驟雨】


だる日を 驟雨しゅううが洗い 新世界』



季語/驟雨しゅうう

季節/三夏

場所/玄関

時間/朝


捕捉・備考/

 八月の連休明け。その日の夜は驟雨に見舞われました。

 次の日、玄関を開けた瞬間に、夏の終わりを感じました。気温がとても低かったのです。低かったと言っても十分に暑い分類に入るのですが。

 あの雨が、茹だるような暑さを取りさらい、新しい季節を作り上げたのだなあと思いました。その新しい季節を、新世界と表現しました。

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