〇五月、其の〇二 【どくだみ】


『どくだみや 岩場に涼む 滝の音』



季語/どくだみ

季節/仲夏

場所/三四郎池(東大敷地内)

時間/昼下がり


捕捉・備考/

 東大の五月祭で三四郎池を訪れた時に心中で詠んだ句です。

 三四郎池には小さな滝から水が流れ込んでおり、とても清涼感のある場所でした。どくだみはその滝から離れた場所に咲いていましたが、音だけは聞こえているように思えました。池の周りを取り囲むように木々が生い茂っているので、必然的に影が多く、どくだみも涼んでいるように見えました。

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