第7話  愛の形

恋は突然やってくる。

最初は恋愛感情がなくても、赤の他人の男女が2人いれば、自然と恋に落ちる。


場合にもよるが、互いが理想の場合、時間はかからない。


草食男子が好きな、肉食系女子。

肉食系女子が好きな、草食男子。


年下好きな女子。

年上好きな男子。


条件があっていれば、すぐに恋に落ちてしまう。


「真二くん、今日もお願いね」

「了解、真奈さん」

「真奈さんじゃ、ないでしょ?真奈」

「すぐには言えません」

「まあ、待ってるからね」


男性から告白するというのは、昔の話。

今は、女性からの告白も珍しくない。


しかし、プロポーズとなると、今でも男性からが礼儀となっているが・・・

押し掛け女房も、希にはある。


しかし、ここは神社。

押し掛け女房は出来ない。

男性も、余程の覚悟が出来てないと、プローポーズ出来ないだろう。


しかし、この真奈という女は、待ち切れなかったようだ。


「真二くん」

「はい」

「結婚して」

「誰と?」

「私と・・・」


真二という男は、自分に自信が持てるタイプではないようだ。


「自分に自信が持てるようになるまで待って」

「やだ、待てない」

「指輪贈れない」

「いらない」

「でも・・・」

「嫌とは言わせない」


真二は押し切られてしまった・・・


まあ、こういう愛の形があってもいいだろう。


お幸せに・・・

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出会いは必然 勝利だギューちゃん @tetsumusuhaarisu

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