現実と妄想


いっそ、この現実が妄想だったなら。


何度、願っただろうか。


最近は、生きるので精一杯。


起きて、働いて、寝る。


食事も睡眠も、自分を生かすための行為。


いつから、どこから?こうなってしまった。


夢があったはずだ。


キラキラ輝いていた、幼少期の。


どこか彼方に置いていってしまった。


戻りたい。


戻れない。


だから時々トリップする。


あの時、あの選択を、


しなかった、道を


妄想する。


でも、所詮は妄想。


しょうもないって笑って、


泣いて、現実だ。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

吐き出す よだか @yodaka97

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ