第34話 倫理勇者

勇者とそのパーティーは宿屋で会議を開いていた。

「いやダメだ。今まではあくまでモンスターが相手だった。モンスターは人を襲う要は害虫と同じ部類に属する。しかし魔王は生身の人間だということが判明した以上は、話し合いで解決するしかないだろう。」と勇者は言った。

「何を言っている。俺たちのここまでの努力を摂政を無駄にする気か。」戦士は言う。

「…」僧侶は黙って俯いている。

「魔王が私たちに何をしたかわかってるの?村のために倒すのよ!」魔女は言う

「それでもやっぱり…」勇者が言うと剣士は机を叩き出ていってしまった。

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