第31話 250字の束縛
「なんだここは!」
私は250字の中に閉じ込められてしまったようだ。ということは、私は刻一刻と自らを終わりに追いやっていると言うのか。
「やばい、思考をとめないと」
頭を真っ白に、真っ白に。
しかし、やはりとめれないのが人間であり、人間の脳である。やめろ、頭を白く。
何故こんな所に居るのだろうか、私は何をやったのだ。家族はどうしている、由恵子は?萌結は?私の生活はこれからどうなる?いや待て、今は冷静になれ。
あれ、でも、思考しないでどうやってここから出ればいい。脱出したいのなら打開策を考えないといけないのに
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