第3話 『激闘 ~獣魔将軍ライオネルス~』前編

  *


〇勇者候補認定証明書


名前:ヴァーブル・フォールティ


年齢:21歳


身長:178cm


体重:80kg


志望動機:憎き魔武衆を倒すため。


使用可能武器:剣、槍


一言:魔物退治については、無償で引き受けます。


  *


「……本当に大丈夫なのこの人?」


 馬上のバレンティナは心底嫌そうな顔で横を見る。


 そこには、銀の十字架のピアスを付けた赤髪の戦士、ヴァーブル・フォールティが涼しい顔をして馬に跨っていた。


『安心しろ。いざとなったら我が殺す』


「そんな怖い顔をしないでくれよバレンティナ? お礼に昨日はいろいろ教えただろ?」


「……ねえ、今なんて言った?」


 バレンティナは顔を引きつらせてきっとヴァーブルを睨みつける。


「何って? なんだ、ちゃん付け嫌だったのか?」


「馴れ馴れしいって言われたことない?」


「さぁな? でも手が早いとはよく言われたぞ、ハハハハ!」


 恥も臆面もなく答えるヴァーブルに対して深いため息と共に、バレンティナは頭を抱える。


 恨めしそうに、自身の体を覆う銀の鎧を見下ろすと


『勇者よ、出立するときも言ったが、お前ひとりで戦うにはまだ不足なのだ。使えるものは何でも使わなくては』


 バレンティナにだけ聞こえるようにアムルゲートは彼女の耳元で声を響かせるが、バレンティナの心は晴れない。


『銀の武装を集めたいといったり、手勢になるからと、それを襲ってきた危険人物に返して同行を許すなんて、正気じゃないよ。正直、マールの街にいた時から、アンタの考えてることが分からない』


 バレンティナは苛立ちをアムルゲートにぶつけると、そのまま憮然としたまま進んでいく。

 

 そんな彼女をヴァーブルや彼女が駆る馬のジンジンが不安げに見つめていた。


 マールの街で一晩を明かした後、バレンティナ・オクトーとヴァーブル・フォールティは馬を並べてさらに北へと進んでいた。


 森の中を3日ほど北進すると、森が開いていきなだらかな傾斜の向こうに広々とした草原が見えてきた。


 それは、クレタ草原と呼ばれる見晴らしのいい大地。それは、ライオネルス配下の魔物の住処であり、先には霊峰ブリザルドが天を突いて聳えていた。


 草原に入ると、咆哮と共に無数の影が一行を取り囲む。

 狼と虎の首を持つ二首の巨大な魔獣に、眼を怪しく光らせる毒を持つ大蛇や、何やら怪しい武術を使ってくる鼠がそれぞれ複数体。


「ひぃ、ふぅ、みぃ……合わせて12体か。4体くらいそっちで任せていいか?」


 下馬しながら問いかけるヴァーブルに


「舐めないでよね、6体くらい倒せるよ」


 同じく下馬して掌に魔力を込めながらバレンティナが答える。


『この程度の雑魚、纏わなくても戦えるだろう……自力で倒してみるがいい勇者よ』


「言われなくても!」


 勇者の手からかまいたちが迸り3体の双頭のタイガブロスと、3体の格闘ネズミの肉体に切り刻む。

 

 旋風魔法は、広範の敵を切り裂き、血の線を空中に描く。


「ギギ、ギギギギギ……」


 魔法によって傷を負った魔物達はバレンティナに殺気の籠った剣呑な視線を向ける。どうやら、狙う相手に見定めたらしい。


「来なよ? アタシが相手だ」


 銅の剣を抜いて、正眼で構えると、彼らを挑発する。


 魔物達は、バレンティナめがけて一目散に駆けていく。


 バレンティナは身を翻してその爪牙や拳を避けながら、一体一体順番に手に持った剣で屠っていく。


 絶命していく敵と、思うように動く自分の体の感覚を覚えながら、バレンティナは自身が以前と比べて日を経るごとに強くなっていくのを感じた。

 

「意外と筋がいいじゃねぇか……」


 剣の刀身を何倍にも伸ばして、一振りで6体の魔物を屠ったヴァーブルがバレンティナを見てニヤリと笑った。


 それからも幾度となく魔物が彼らに襲い掛かったが、救いがあるとすれば、見通しのいい草原であるがゆえに、不意を突かれるようなことがなかったことだろうか。


「そういえば、バレンティナちゃ『は?』……バレンティナとアムルゲートに聞きたいんだがどうしてアムルゲートがブレインと呼ばれているんだ?」


 その道中、不意にヴァーブルが訪ねる。そういえば……と首をひねるバレンティナの代わりにアムルゲートが答える。


『なにかと思えば……それは今の我がこの頭部だけだからだろう。幸い我は頭部だけが分離するのが可能だからな』


「幸いって……」


「引っかかることはほかにもあるがまあわかった。先に進もうぜ」


 肩をすくめるバレンティナの横で、ヴァーブルは何やら確信を持ったようにニヤリと八重歯を覗かせた。


  *


 クレタ草原から、緩やかな自然の傾斜を登っていくと、木々の間に、踏み鳴らされたように無数の獣の足跡や、何かの轍が刻まれた土の細い道が霊峰ブリザルドへと延びているのが見えた。


 空は陽が西へと傾き、道を夕焼けが照らしていた。しかし、野宿をできそうなところが近くにはなかった。


「この道で合ってる?」


『ああ、我の記憶に間違えがなければ、この先に山の山腹沿いを進む隘路があって、それが彼奴の根城がある山腹の空洞へと繋がっているはずだ』


「ぶるる」


 ジンジンが、恐る恐る歩を進める。その身体がぶるぶると震えているのは、馬上のバレンティナにはよくわかった。


「先は道が狭いというし、無理はしなくていいんだよ?」


 バレンティナが声をかけるが、馬はそれには耳を貸さず、ゆっくりと歩を進めていった。しかし、よく考えれば、魔物共が跋扈する草原で、彼が生き残れる保証など、全くと言っていいほどなかった。


「先まで進んだら一旦降りて進まねぇとなあ」


 ヴァーブルの馬は淡々とその歩を進め、その足をすぐに止めて前方を見つめた。


『――! 勇者よ。前を見ろ』


「……うん、アタシにも見える」


 頭部が極端に隆起した巨大な嘴を有する猛禽が四羽。空からこちらへ弾丸の如く速さで迫ってきた。


 人の肉の味を覚えた獣にとって、眼の前の細い人間はお手軽に捕食できる肉の塊にしか見えなかった。

 彼らの巨大な嘴が一行の眼前で大きく開かれる。しかし、それが獲物を捕らえることはなかった。


 次の瞬間には、バレンティナとヴァーブルは、馬に跨って変わらずに進んでおり、その背後で禿鷹共は、白目をむきながら大地にべちゃりと落ちた。


 その首には、それぞれの剣による傷がそれぞれ深く刻まれていた。


 一行は細道を抜けると、人間が何とか一人通れるような幅の左手へと進む山肌の道を、バレンティナとヴァーブルと馬達がそれぞれ一歩一歩用心して進んだ。


 それを狙う空の魔物は分離したアムルゲートが魔法で遠隔攻撃をすることで次々に墜落させていっていた。


 進んでいくうちに足元に雪が積もっていき、頭や肩に雪が降ってきた。そして、陽も完全に落ちて足元も見えなくなってくる。アムルゲートの単眼モノアイの光が、道標となっていた。


 気温も下がり、その寒さで段々と手足の感覚が薄れ、視界がぼやけ始めるが、それでも互いに声をかけあって、一歩一歩確実に進んでいく。


 そうして、山に入って何時間経ったかわからないが、朝靄も見え始めたころ、足場が一気に広がり、背中の山肌が途切れたことに気づいた。目を凝らせば、今まで歩んできた風景――ブレイブ王国、始りの森、マールの街、クレタ草原――が朝日に染められて眼に飛び込んでくる。


「やっと、ここまで……」


 感慨にふけるバレンティナだが、彼女はこの風景を見るためにここまで来たわけじゃない。すぐに我に返ると、背後の空洞の暗闇を見る。ヴァーブルの後ろ姿が少し先に見えた。

 

 すると不意に強い風が吹くと、何かが腐ったようなひどい臭気が漂ってきてバレンティナは咄嗟に首元の赤のマフラーで鼻と口を覆った。


『獣魔将軍ライオネルスは、血を好む。だが、いくらなんでもこの数値はおかしい、量が多すぎる』


 アムルゲートはバレンティナの鎧に姿を変じさせながら、訝しむ。


「……数値って?」


 アムルゲートの発言を指摘する。


『我には、人間共の持つ鼻のような臭いを感覚として得る機能はないのだが、臭気を数値としてこの単眼モノアイで視ることができるのだ。それによると、この臭いは人間の死臭にほかならんのだが、どうにも人間的な言い方をすれば片手で数えられるレベルのものではないのだよ』


 鼻がない? 機能? 臭いを数に?


 歩を奥へと進めながら、バレンティナの頭を理解しがたい言葉が駆け巡る。しかし、死臭のことはストレートに理解できた。


「ここは魔武衆の根城。いくら死人がいようがおかしくはねぇよ。サウサリアの牢獄とかアポリーの都市も酷いもんだった」


 立ち止まって待っていたヴァーブルが口を押さえたことでくごもった声で言う。


「そう、だね……とにかく先に進もう」


 二人は周囲を警戒しつつ、奥へと歩を進める。それと同時に、アムルゲートの胸と両肩と掌から眩い光が発せられ、進む道を照らす。その後ろを、


「ひひ、ん」


 馬達もならんでついていった。


 そうやってしばらく歩いていたが、魔物がこちらを襲う気配はない。こちらは光で現在地に晒しながら彼らのテリトリーを犯しているにもかかわらず、だ。


「これってさ……」

『うむ』

「奴らは、俺らのことを堂々と待っているってことか? それとも――」

 

 罠が仕掛けてあるのか。伏兵が潜んでいるのか。どっちにせよ確証は持てなかったが、それでも彼らには一つしか選択肢はない。


 それは、この先にあるというライオネルスの根城に殴りこむ。それだけだった。


 やがて、灯りが地面ではない無機質な構造物を照らした。


 それは、無数の鉄製の巨大な棘で、空洞の上の方まで設置された巨大な壁一面に設置されていた。


 そして、上の方を見ると何やら丸い塊や、細い枝のようなものが引っかかっていた。


「よく見えないけど……あれはいったい何?」


 目を凝らしたバレンティナの視線がその中で最も下にある塊の中心を捉えた。それは、一対の空洞で下に細い三角と白い何かが見え隠れする大きな穴――


「い、いやぁああ! 人間……人間だよこれ皆!」


 それは、壁の棘に突き刺さった、鎧をまとった戦士の死に顔だった。よく見れば少し下の棘の先に二つの球体がくっついていた。


「それも、ほんのちょっとってわけじゃねえなこりゃ……どっさりだ」


 絞り出すような声で、ヴァーブルが呻く。


 そこには、無数の人々が、男女問わず壁の棘に無造作に突き刺さっていた。彼らの顔には無念そうな表情が張り付いているように見えた。


 棘の壁は、横一面に数百メートルにもわたって広がっており、その中心部に入り口のような空洞が見え、壁の更に上には無数の魔物の影が見え、バルコニーらしきものがあることがうかがえた。


『ライオネルスに挑んだ戦士や、ライオネルスに殺された一般人はこうやって放棄されて野晒しにされているということだ。時間がたてば古い死体は崩れ去り、それも獣共の餌となるのだが』


 よく見ると、引っ掛かった屍の間に、赤と肌色のみずみずしい無数の肉の欠片が埋まっていた。


「新しくて小さい肉みてえのが山ほどあるな……爪で切り刻まれて細切れ……ってところか」


「爪……そういえば、ライオネルスの持っているだろう銀の武装って」


『その通り、だ。あれも恐らくはそれによるものだろう……』


 それは、ズタズタの細切れになった人の肉片だとわかり、その下手人が誰かというのもマールの街で人々や家屋に刻まれた傷跡やアムルゲートの推測からなんとなく理解できた。


 バレンティナは身を怒りで震わせながら、唇をかんだ。



 一行は、より気を引き締めると入り口へと近づき、その門が開いているのを訝しみながら城の中へと入る。


 城は、鼻を突くような悪臭に包まれていた。


 それは、糞尿や魔物達の体臭や死臭がごったまぜになった刺激臭で、嗅いでいるだけで気分が悪くなり、視界が歪んだ。そのため二人はアムルゲートに治癒魔法でその都度身体の不調を癒しながら進むことになった。


 無機質な灰色の床と壁の城の中を上へ上へと進んでいく。


 しかし、魔物は一体も襲ってこなかった。


 アムルゲートは『時間的な余裕があれば、我の魔力も貴様も魔力も回復できるから好都合だ』とは言っていたものの、やはりあまりに不自然だった。

 

 やがて、フロアの奥で見つけた螺旋階段を上った先で、獣や人の骨で縁取られた巨大な両開きの扉が眼の前に現れた。


「ここか……」


 扉に手をかけて、全体重をかけて押していく。


 すると、扉はその大きさとは裏腹にあっさりと開いた。


 バレンティナの一行が入るとそこは岩山を切り崩して作ったような無骨な大部屋で、その奥には、玉座に座る巨体が見えた。


 それは、無数の手足を持ち鎧甲冑を身に着けた獅子のような顔をした、茶色い体毛と緑がかった黒の鬣を生やした獣人だった。


『フン、懐かしい顔が見えるわ』


「奴が、獣魔武衆ライオネルス――!」


 アムルゲートの自嘲するような声とヴァーブルの高揚した声が響く。


 バレンティナはその魔物に睨まれた瞬間、息が詰まり全身が硬直したような感覚に襲われる。


 魔王と共に行くからどこかで油断していたのかもしれないが、魔武衆というのは魔王軍において特定の派閥の頂点に位置する強大な魔物なのだ。


 その瘴気や圧は雑魚とは比較にならない。


「アンタが、ライオ、ネルス……か!?」

 

 バレンティナは眼前の獣人に対して剣を構えながら絞り出すような声と共に睨みつける。

 

 獅子は、兜の眉庇の下から彼女を睨み返しながら吠える。


「如何にも、吾輩は魔王軍の獣魔将軍ライオネルスである。ちっぽけで穢わらしい人間共に魔王アムルゲートよ、よくぞこんな片田舎に来たのう!」


 地の底から響くようなライオネルスの咆哮はびりびりと空気を揺らし、バレンティナの全身を染み入るようだった。それは、より上位であるはずのアムルゲートの声よりはるかに不快で、不安をあおるものだった。


『アー……これで聞こえるかライオネルス? 貴様にも我の声を聞こえるようにしたが?』


「ああ。すべて、はっきり聞こえるよアムルゲートォ!!」


 ライオネルスは、アムルゲートの声を認識すると、目を血走らせより声を荒立てる。


 その時バレンティナはライオネルスの無数の腕の内の一つ――右側の一番上の腕――に、三つの爪が付いた銀色の手甲があるのに気づく。その爪には鮮やかな赤い血がこびりついていた。それが何の血であるか思案して、怒りは段々と増していく。


「どうして貴様が人間、それも勇者擬きと手を結んでいるのだ!? そんなことは決して許されんぞ!!」


『そうさせたのは貴様ら魔武衆共だ。始まりは、貴様らの裏切りなのだ……その銀の武装アムルゲートを返せ。それは貴様らが持っていていいものではない』


「貴様の体たらくが、悪いのだ! だから吾輩達は新しい長を決めるために、貴様の肉体を分け、争うこととすることとしたのだよ! 故に人間の傍にいる貴様に、この右腕を返すつもりはない! むしろ貴様がこっちに来い!!」


 ライオネルスは、手甲に別の手を添えながら、アムルゲートを睨みつける。


『そうか、そして貴様らの内の誰かが、我をさせて魔王となるという寸法か。全く、ふざけているな。そんなことをしようとも、何一つ変わらないというのに!』


「魔王軍は大きくなりすぎたのだ! 全ての魔物を内包したことで、当初の高尚な理想は消え失せたのだよ、アムルゲート! だから、一つの思想にまとまらないといけないのだ! 大体貴様もなんだ! こんな小娘を騙すようなことをして! そんなに我らに復讐をしたいのか!!」


『違う! 我は銀の武装アムルゲートを回収して――』


「その勇者の娘を乗っ取って復活するつもりなんだろう!? 銀の武装アムルゲートは貴様の五体だからな!」


 ドクン。


 バレンティナの耳で、言葉は反芻される。


 アタシを乗っ取って、復活――?


「ねえ、どういうこと? ねえ、教えてよ……」


『……違う。勇者よ、奴は貴様を動揺させようと』


 呆然とした顔で、虚ろな眼を鎧の胸のあたりに向けて何度も問いかける黒髪の人間を見て、ライオネルスはニヤリと笑うと、その腰を上げる。


「その様子だと、断片的な情報……言うならば、銀の武装アムルゲートは危険だから回収するってくらいのことしか聞いていないのだろう? ああ、哀れだな人間。アムルゲートに会うこともなければ、こうやって魔武衆たる吾輩に殺されることもなかったのに」


「五体だって!? 揃ったら復活だと!? 聞いてる話と違うぞ! 願いが叶うのではなかったのか?」


 ヴァーブルも同様に動揺して何度も瞬きしながら、ライオネルスに向かって吠える。

 

「勇者ヴァーブル。願いを叶えるという効力は魔王にはない。あくまでも絶対的な力。使い手を核として吸収し胎動する、究極の魔物の王。それが魔王アムルゲートだ。そう、貴様も騙されたのだよ。まあ――」


 ライオネルスは、咆哮と共に、全身の手足に力を込めて跳躍する。


 その身体は玉座の間の高い天井を昇っていき、一番高い岩の天井に蜘蛛のように爪を引っ掻けて張り付く。


「吾輩が、今ここにある五つの銀の武装をその手に掴むのみだ! 死ぬがよい人間共!!」


 圧倒的殺意が、天から地へと発せられ、ライオネルスの雄たけびに合わせてその全身がたわむ。


「バレンティナ! 来るぞ!」


 銀の剣と盾をその手の内に出現させながら、ヴァーブルが呼びかけるが、バレンティナは茫然自失で立ち尽くしたままだった。


「アタシ……騙されて、た…………?」


『勇者よ! ライオネルスが戦闘態勢に入った! 我を纏え! さもないと死ぬぞ!!』


「死――――ごめん、ぼぅっとしてたよ。お願い」


 我に返ったバレンティナは両腕を広げると、身に纏っていた銀の鎧が崩れて彼女の全身を包んでいく。


勇者よ、我を身に纏えアムル・ゲーション!!』


 そのまま、頭部のない両翼の女神は、片手を剣の形に変形させて、天井のライオネルスを見上げた。

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