第2話 『出立 ~先輩勇者と銀の武装~』前編

   *


〇勇者候補認定証明書

名前:バレンティナ・オクトー

年齢:15歳

身長:145㎝

体重:39kg

志望動機:楽をして稼……人々の助けになりたい。

使用可能武器:やる気はあるよ。とりあえず銅の剣を買いました。

一言:勇者候補として、出来るだけ頑張ります。


   *


「おお、帰ってきたか。若く勇敢なブレイブ王国の誇りたる勇者ヴァーブル・フォールティよ。こんな時間に来てもらって悪いな。人の眼のないところで色々貴様に伝えたいことがあったのだ」


 アムルゲートとバレンティナが町の宿屋で大騒ぎをしているのとほぼ同時刻、薄明かりに照らされた謁見の間で、一人の勇者――先程バレンティナが城下町で遭遇した戦士――が国王の目の前で跪いていた。


 王の横には、白衣を着た眼鏡をかけた長身の男が立っており、ヴァーブルが持ってきたボロボロの袋の中身を覗き込んで目を爛爛と輝かせていた。そして、彼ら以外に玉座の間に人影は全くなかった。


 王も同様に心底愉快でたまらないといった風に何度も笑い声をあげ、口元が上機嫌そうに上がっていた。


「伝えたい、こととは?」


 その大きな背中には、銀色の巨大な剣を背負い、その左腕には巨大な銀色の盾を下げて、赤い絨毯の上を引きずり、その生地を傷つけていた。


 体にはボロボロの外套を付けた鉄製のプレート鎧をまとい、皮のブーツを履いている。剣と盾は薄明かりの内でもその存在を示すかのようにキラキラと光っている。


 王は、上機嫌そうに鼻歌を歌いながらヴァーブルの顔をまっすぐ見て


「まず、牢獄閻魔ドグマリス及び牛鬼帝王バリュージャの討伐ご苦労だった。サウサリアとアポリーの両大陸は無事解放されたことによって、人はかつての支配領域を取り戻した」


「両魔武衆が封印していた様々な歴史的施設の調査も心配なく行えるでしょうな。コレの解析も相まって私、死ぬほど忙しくなりそうです」


 眼鏡の男も視線を手に持った袋の中からヴァーブルへと動かし、王に続いて賛辞の言葉を送る。


 袋の下から青い液体がぽたりぽたりと落ちて絨毯を汚しているが両者はまったく気にしてる様子がなかった。


「そういえば、ブレイブ王。俺に伝えたいこととは一体何なのでしょう?」


 王の顔を真っすぐに見る。それと前後して力が入ったのか、両手の武装が鋭い金属音を立てる。


 乱雑に切られた赤い髪の下で、獣のような眼が光っていた。瞳の色は群青色で、愛想よく口角の上がった口元からは、牙と見間違えかねないほどに鋭い八重歯が見えている。


「そうだ、ヴァーブルよ。その両手の武器だ。これは、魔武衆共が持っていたものだろう?」


 ヴァーブルは、獣のような眼で自身の手にある銀色の剣と巨大な盾を確認した後で深くうなずく。


「そうか、ならば教えてやる。それは銀の武装アムルゲート。魔武衆共が持つ強力な武具だ。それ自体が強力なのは貴様がよく分かっているだろうが、その本領はそこではない」


「アム……銀の武装アムルゲート? 魔王の名……どういうことですか?」


 ヴァーブルの問いにブレイブ王は眼を閉じて一息置くと、明瞭な声で語りだす。


「『銀の武装を持つ者は、この世界において、一つの道の覇者となる。銀の武装は合わせて八個存在する。

全てが揃ったとき、その使い手に力を与え、その願いを叶えるだろう』…………我が国に伝わる伝説だ」


「八個? しかし


魔王軍の魔武衆は七体……全員が一個ずつ持っていても一つ足りないはずですが?」


「そう、今あなたが持っているのがどこまでも伸び、鋭い切れ味を誇る剣と非常に頑丈で且つ巨大な盾。そして残りの魔武衆が各一個。そして、全てを統括するブレインがいずこかに存在するのです。その所有者は――」


 とうとうと語る王と眼鏡の学者の声にヴァーブルは真剣な眼差しで聞き入る。


「――バレンティナ・オクトー。未熟な勇者候補。今もこのブレイブ王国の城下町におる」


 武衆が持つような代物をどんな強力な輩が持つかと思えば、よりにもよって明らかに自身より実力の劣る勇者候補か……ヴァーブルは落胆しながらも狂喜する。


「な、ならば今すぐ寝込みを襲ってそれを奪いに――」


「ヴァーブル、まだ話は終わってない」


 今にも立ち上がって町中を走り回る勢いのヴァーブルを王は手を差し出して制止した。その瞬間、謁見の間の灯りは消えて闇に包まれる。月明りも雲の裏に消えて、自身の指先すら見えなかった。


 ヴァーブルは返事をする前に驚いて周囲の暗黒を睨みつける。


 すると、目の前の闇の中から声が幾度も聞こえてくる。


「……この銀の武装とその逸話については多くの人々に真実を知られると、よからぬことを考える輩が現れるでしょう。出来るだけ隠匿する必要がありますゆえ、あなたの銀の武装アムルゲートも私の手で小型化ができるように数日かけて改造させていただきます。普段はそれを隠し、決して人前でそれをむやみに振るうことのないように……彼女を始末してブレインを奪うのは、そのあとです」


「……ヴァーブルよ、このゴレンによる改造が完了次第、北へ向かうのだ。ライオネルスを倒すことは貴様には容易かろう」


「…………御意。全ては正義のために。全ての魔物の殲滅のために」


 ヴァーブルは両手の武器をその場に置くと、そのまま後ろ向きに歩いて謁見の間から退出した。


 数刻後、月明りが部屋を照らすと不気味な人影が一つうつり、東の空へと飛んでいった。


   *


「あとどのくらいだろう。もう10日くらいたったよね……?」


『正確には、今時点で8日と15時間だ勇者よ。』


 バレンティナはヘッドンの森より更に北進して、今は枯れた木々の乱立する森の中を馬を駆って進んでいた。 


 馬は、ブレイブ王国からライオネルス討伐の命が下った折に借り受けたもので、長距離の走行に優れた東の大陸の方の種であると聞いていた。

 

 その健脚ぶりは凄まじく、バレンティナやアムルゲートが想定したよりも遥かに早く中間地点へと到達しようとしていた。


 しかし、その一方でブレイブ王国を出るころには肌寒い程度だった気候が、日に日に冷たさを増しているように感じられた。


 空の太陽は想定よりも早く西へと落ちていき、そろそろ野宿の場所を検討しなくてはならなそうだった。

 

「ぶるる…………ぶるるる……」


「ああ『ジンジン』! そろそろ疲れたから休むかい?」


「ひひーん!」


 彼女の跨っている赤茶色の小さく筋肉質なその雌馬を、王国の係の間で呼ばれていた名前で休憩を呼びかけると、馬は肯定したようにそれに答えた。

 

 バレンティナの視線の先にはちょうど良く綺麗な小川とある程度の広さの平らな空間があった。


『よし、この水は問題ない。貴様もジンジンとやらも飲むがいい』


 バレンティナから離れたアムルゲートが自身の触手を川の冷水に差し入れると、全身を震わせながら報告する。


 それに歓喜の声をあげながらバレンティナと馬は顔から飛び込むように水面に口を差し込む。

 

 喉が、頭が、身体が、その渇きとほてりが川の水によって飛んでいく。寒くはなってきたが、それでも冷たさを彼女たちの体は求めていた。


 最近やっとマスターした火球の魔法を使って拾ってきた枝を組み合わせた焚き木に火を灯してそのそばに腰を下ろすと、バレンティナは旅立つ前の約束通りアムルゲートから魔法と武術の鍛錬を受けるのが日課になっていた。


 魔法については、自然に存在する魔素なる物質を自身の体内に貯蔵された魔力によって活性化させて様々な現象を引き起こすもので~云々とか、その属性は六種類あってそれぞれ四大元素と光と闇であるとか云々等を、バレンティナはアムルゲートに叩き込まれたが、現時点で何とか実践レベルなのは小さな火の玉を飛ばす攻撃魔法と掠り傷が癒える程度の治癒魔法程度だった。


 それと比べれば、剣術の方が上達は早かったし、魔力そのものは常人よりも多めであったことからいつの間にか魔法の講義は座学のみとなっていた。


 ――それ故に……


「995……996……」


『振り上げが小さくなっているぞ、勇者!』


 彼女が纏うアムルゲートが、ずしりと重くなっていく。


「997……腕も肩も……パンパン、だよぉ……998」


『あと100回追加だ! ゆっくりでいいからしっかりと振り上げて、振り下ろせ!』


 さらに重くなり


「もうやだあ!!」


 剣術についてはかなりのスパルタ練習を毎晩課され、嫌でもその術は上達しつつあった。現に。


「ウケケケケ!!」


 鍛錬のさなか、木の影から毛皮の外套を纏った黒い肌の手斧を持ったバーサクリッカーが現れ、バレンティナの脳天めがけて手斧の凶刃を見舞おうとしたが


「――!」


 無駄のない動きで、身を翻すと正眼に構えた銅の剣の切っ先をバーサクリッカーの首へと突き刺した。


 そのまま、バーサクリッカーは力なく膝を折って倒れた。


『いい動きだ。これを実践でもできれば文句はなかろう。もう休んでいいぞ、我が見張りをしておこう』


「よ、よかったあ……ありがとうバーサクリッカー。……ズズ、寒っ。外套貰っちゃおう」


 鎧を脱ぎ捨てながら、そのまま横になろうとしたが、寒さに身を震わせて今さっき倒したバーサクリッカーから毛皮の外套をはぎ取ると、自身の外套に重ねて体に被ってそのまま寝息を立て始めた。


『なあ、ジンジンよ』


「ひひん?」


 銀色の球体へと戻ったアムルゲートは、バレンティナの寝顔と巻かれたマフラーを見ながら、その横に腰を下ろしたジンジンに話しかける。


『貴様に言葉はわからんだろうが、しっかり休めよ? 貴様が一番体を酷使してるのだから』


 馬はきょとんとアムルゲートを見つめると、そのまま首をバレンティナの顔の横の地面に倒しながらいびきをかき始めた。


 アムルゲートは心の中で小さく嘆息すると、日が昇るまで、その単眼で周囲に注意を向け続けた。


   *


 ウケケケケ!


 昨晩聞いた叫び声が響きわたる。バレンティナはジンジンから飛び降りると、声の聞こえた前方を警戒する。


 しばらくして、枯れ木の影から、同時に三体。バーサクリッカーが現れ、手斧を思い思いの格好で振りかぶってバレンティナの体を寸断せんと刃に体重を乗せて、叩きつける。

 

 真上と、両サイド。三つの斬撃が連続でバレンティナを襲う。

 

 バレンティナはまず、先行する右からの斬撃を紙一重で避けると、必然的に、彼女の右斜め前に死に体で流れる相手の首筋に、バレンティナは正面を向いたまま、右薙ぎの剣を叩きつける。


 そいつは、自身と剣の勢いのまま昏倒するが、バレンティナにそれを確かめる余裕はなく、次いで二撃目と三撃目が迫る。すぐ眼前に左からの斬撃と、上からの斬撃が迫っている。


「くっ……さすがに援護して!!」


『任された! はぁあああああ!!』


「ウックケー!」 


 鎧の左側の肩当がぐにゃりと波打ったかと思うと、それはまるで竜の顎のような形に一瞬で形を変えてその牙の隙間から炎の渦が、左側のバーサクリッカーを断末魔の声と共に焼き尽くし、バレンティナの全身がそれとは別の黄金色の光がともる。


 バレンティナは、左肩とそれ以外にそれぞれ違う熱気を感じながら、そのまま振り下ろした剣を、思い切り眼前のバーサクリッカーめがけて振り上げた。

 

 剣と斧の刀身がぶつかり銅鑼のような音を立てて、そのまましぃんと周囲が静まり返った。


「…………」


 貼り付けたような笑顔と、血走った目。最後のバーサクリッカーは勝利を確信していた。


 右側の仲間に対して気を逸らし、左の仲間には変な術を使ったらしいが、それでもなお、その白い首は無防備だった。だから、彼は気づかなかった。


 銅の剣の切っ先が、彼の首を完全に貫いていることと、彼の凶刃は、その剣にはじかれて、あらぬ方向へと吹っ飛んでいたということを。口元から、たらりと血が流れると、そのまま力なく項垂れた。


「うわっばっちぃ!」


 顔に垂れたバーサクリッカーの鮮血を、バレンティナは不愉快そうに拭った。


『……妙だなこのバーサクリッカー達』


「妙って一体……あぁ、ああああ……」


 バレンティナが首を砕いたバーサクリッカーの持っていた手斧には、まだ新しい鮮血が付いていた。


 まだ乾いていないそれは、地面にも染み込んでいた。この血が、一体誰のものなのか。二人の脳内にある一つの仮定が浮かんだが、彼らは真実をすぐに目の当たりにすることとなる。


   *


 太陽が傾き始めた頃、二人と一頭はマールの街についた。


 マールの街は、大陸の北側の森の中に位置し、木材で作られた小屋が立ち並んでいる静かな街だという。事実、その建物のほとんどが、綺麗に残っており、中には、明かりがともったままの家もあった。


 しかし、その家々の主が、みんながみんな無残に死んでいた。街の中心部のある広場で、全身を拘束されたままで、老いも若きもその首を狩られ、その身体には、無残な巨大な爪の跡が刻まれている。

 

 地面には獣のような爪のある足跡が無数に残り、辺りには、人々の生首――一部は、頬や頭蓋の周りの肉をかじり取られている――が散らばっていた。


「ひ、酷い……」


 バレンティナは口元を抑え、今にも吐きそうなほど顔色が悪くなっていた。その身体に、ジンジンは身を寄せて低くいななく。


『この傷跡は……そうか、ライオネルスはアレを持っているのだな』


「アレって……?」


銀の武装アムルゲートの内の一つ、『銀華の爪』。この惨劇は、銀の武装を持ったライオネルスによってなされたのは否定できぬ。まあ、ライオネルスはこれがなくとも人間をむやみに殺すところはあったが』


「……どういうこと?」


『奴は魔王軍の中でも忠誠心は厚く、思慮もある方であったが、人間が絡むと手に負えないところがあったのだ』


「……思慮がある奴がすることなのかなこれ?」


 バレンティナは淡々と恐怖に歪んだ表情の犠牲者たちを見ながら吐き捨てるように言う。その奥に、怒りや恐怖が宿っているのをアムルゲートは感じた。


『そうだ、今の奴はそれがない。銀の武装によって、只の殺戮者となっているのだ』


「納得いったよ。銀の武装を早く回収しないとね。武器を何とかすれば何とかなるならそれに越したことはないね」


 怒りをその内に込めて、バレンティナは北の空を睨む。その唇は完全に乾ききっていた。


『勇者よ。体調が優れないなら、早く休んでしまえ。今晩の鍛錬は、いい』


「いや」


 アムルゲートへ微かな苛立ちを募らせながら、バレンティナは否定する。


「やるんでなんていられるか……こんな酷いものを見せられて――」


 のうのうとスヤスヤ休んでいられるか……! 


 バレンティナは死体の山に近づくと、ゆっくりと、それらを運び始めた。


 そんなことより、これまでの旅の疲れを癒すべきとアムルゲートはバレンティナに言うことも、分離してバレンティナの手伝いをすることもできたが、アムルゲートはただ黙って鎧の姿のまま、バレンティナがやることを見守っていた。


『これは、片が付いたら、強引にでも、休ませてやらんとな……』


「ひひん……」


 ジンジンは、死体が積まれた車を引いて街中を行ったり来たりした。


 日が落ちて、上がって、また落ちるまでその作業は続いた。



   *



 バレンティナは、街外れの墓地の空いている場所に大きな穴を掘り、そこに人々の死体を葬った。


 縁者でも聖職者でもない自身が、そのようなことをするのは、よく考えればおかしいという考えが、バレンティナの頭の片隅を揺らいだが、それが死体を野ざらしにしていい理由にはならない。来るあてもないモノを待つよりも、自分がそれを拾えば済む話だ。そして、不思議と一連の作業は手間取ることなくやることができた。まるで、


「おかしいな……力仕事なんて、あっちでは全然やらなかったのにね」


『無駄話をしている暇があったら、出来るだけ寝て体力を回復しろ。外傷は我が何とかするが、傷病や単純な疲労はどうにもならん』


「もう二日も寝たし、鼻とか頭は比較的大丈夫だけど?」


『貴様に、鏡で自身の顔をじっくり見せてやりたいものだ』


 バレンティナは、黒髪に縁どられた真っ青の顔と虚ろな目を、羽毛布団のうちに埋もれさせていた。すべてが終わった瞬間に、彼女はその場に倒れ、動けなくなった。肺炎と、それに伴う酷い高熱と倦怠感。これまで徒歩で歩いてきたり、鍛錬の疲労もあっただろう。


 枕元に浮かぶアムルゲートは、荒い息をするバレンティナを、その触手で何とか引っ張ってここ――町の宿屋の寝台――まで運んだのだった。その後、家々から食料や水、それに薬草などを持ち出して彼女に与えた。


 ジンジンは、宿屋の入り口につながれて水と野菜を食べながらのんびりと体を休めている。


 彼女が言うとおり、二日間の休息により、バレンティナの病状は恢復に近づいて、体調は戻りつつあったが、肝心の体力はまだ心もとないのは、彼女の顔色と掠れきった声から明らかだった。


「でも、休みすぎると体なまっちゃうし、それに……」


『……』


 もぞもぞと、緩慢な動きをしながら起き上がろうとするバレンティナを前にして、アムルゲートの瞳孔が狭まる。


 睡眠魔法で強引に眠らせてやろうか?

 

 そんな考えが頭の片隅に浮かんだが、それは遠くから聞こえてくる音によって遮られる。


 その音――馬の蹄が大地を蹴る音――は、段々と近づき大きくなってくる。

 アムルゲートはその方向から、なんとも形容しがたいゾッとするような寒気を感じた。まさか、そんなことが? アムルゲートは動揺から何度か瞬きをした後


『――勇者よ、発言を訂正しよう』


「なに? 起きていいの?」 


『然り。だが、急いで服と我を着ろ。何かが、こちらに近づいてきている』

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