英語を勉強しましょう
問題。
元々は五世紀に北ドイツからデンマークにかけての地域からイギリスに侵入したアングル人、サクソン人、ジュート人の言語であり、 十一世紀のノルマン人の侵入によってフランス語の単語を多く借用、文法的にも屈折が単純化した、インド・ヨーロッパ語族、ゲルマン語派の西ゲルマン語系に属する言語で、現在は母語あるいは第二言語として世界各地で用いられている、漢字表記「
答えは、「英語」です。
それ以前に、勉強なんかやりたくないと思うかもしれません。
もちろん、その通り。
やってできない事はない、やらずにできたら超ラッキー。
だけど残念ながら、生まれた瞬間に立ち上がり、天と地を指差して「I alone am the world honored one.」といえる人など、お釈迦様でもない限りいないのです。
泣いて表情筋を鍛え、寝返りをうって匍匐前進の鍛錬に励み、日々のスクワットの賜物から「こいつ、動くぞ」といって立ち上がれるまでおよそ一年かかるのです。
言語も同じです。
難しい言語を話せるようになっても賢くなるわけではないですが、英語を学ぶメリットがあります。
アフターコロナの時代においては、海外へ自由に行くメリットはあまり感じないでしょう。
それでも得られる情報量と質の多さ、視野が広まるところにメリットはあります。
報道されるニュースには、じつは違ったことが書かれていることはよくあることですし、報道されない事実もあることを知ることでメディアが流す傾向報道に騙されにくくなります。
とはいえ、誰かに強いられる行為ほど嫌なものはありません。
それでもしなくてはならない時というのは、嫌だけどやらねばならない理由やら目的が存在するからで、なにかしらのメリットがあるからこそ、人は動くのです。
やらないとお金が貰えない。
しないと、食べていけない。
すべては生きていくために。
そういった切羽詰まった状況だからこそ、人は必死に身につけようと、勉強するのでしょう。
コンビニで外国籍の人が働く姿を目にしたことがあると思いますが、片言でも日本語を話しているじゃないですか。
そんな人達を見て、心優しいあなたはどう思いますか。
少なくとも笑いはしないでしょう。
がんばってるなあ、とか、すごいなあと思いませんか。
自分が海外にいる場面を想像してみてください。
上手い下手関係なく、英語を使わなければ欲しい物も手にできません。
だから海外なんていかない、翻訳アプリがあれば大丈夫と思う人もいるでしょう。
それでもかまいません。
でも、ひとつ考えてください。
そもそもなぜ、学校には英語教育なるものが存在し、英語を勉強しなければいけないのか。
がっちゃんという韓国人は言いました。「そこの国の文化を理解さえすれば、外国語は始まる」と。
日本文化は、へりくだり。
韓国文化は、せっかち。
英語圏は、結論を先に言いたい主義。
日本語と韓国語には「を」、「が」という助詞があるので、単語の順番を入れ替えても伝えたい意味がわかります。
英語には「を」、「が」がないので、順番を入れ替えると意味が変わってしまいます。
そのかわり、英語は「を」や「が」を場所で表しています。
英語は主語のあとに動詞が来て、どんな役割なのか場所で決める、場所言語。
日本語と韓国語には、単語がどんな役割なのかを後ろに助詞をくっつけて説明する助詞文化。
英語には、直後にしゃべる単語がどの役割なのか先に教えるために前置詞があります。
日本語は、単語の直後にそれをしゃべっています。
日本語は単語の順番を入れ替えても意味が通じる言語なので、英文の前置詞に気をつけながら前から和訳していけば意味がわかると、教わった人もいると思います。
後ろから訳せとか、後ろに行ったり前に戻ったりしろと学校では教わりますし、教わった記憶もありますし、そうするとテストの点は取れるようになるでしょう。
英語を話している人が、後ろに行ったり前に戻ったり考えながら話しているわけがないのに。
恋をすれば英語がうまくなる、と昔は言われたそうです。
海外の映画やアニメ、ゲームを好きになるところからでも第二言語を学ぶことで、世界の見方が変わっていくでしょう。
幸い、ネットという学べるツールが、手の届くところにはあるじゃないですか。
学ぶのに早いも遅いもありません。
いつからでも学びなおしていい。
学びは一生続くのですから。
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