脳に栄養を与えましょう・その11

問題。十六世紀から十八世紀にかけての大航海時代、新鮮な野菜や果物の摂取量が極端に少なかった船員たちの間で流行した「壊血病」を予防する成分としてオレンジ果汁から発見された、アスコルビン酸と呼ばれるものはなんでしょうか?


















 答えは、「ビタミンC」です。


 化学名は、アスコルビン酸。

 生体内では通常還元型の L-アスコルビン酸、または酸化型の L-デヒドロアスコルビン酸の形で存在しています。


 

 免疫力を高め、がんや風邪の予防、美白効果や骨粗鬆症予防効果、いらいらやストレス不調の改善、アレルギー軽減、薄毛改善、脳の老化防止など、いろいろな効果がります。


 多くの哺乳動物は、体内でブドウ糖からビタミンCを合成することができます。

 ですが、私たち人間とモルモットなど、一部の動物は合成に必要な酵素を持っていないので、食事からビタミンCを摂取しなければなりません。

 特に、レモン、柿、キウイフルーツ、いちごなどの果物や、ピーマン、ブロッコリー、キャベツなどの緑色野菜、ジャガイモなどのいも類、緑茶に多く含まれています。

 ビタミンCは熱に弱く、加熱調理により分解されます。

 ジャガイモやサツマイモなどは、でんぷんにより保護されているため、調理後にもほとんど分解されずに残ります。

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