脳に栄養を与えましょう・その6
問題。コレステロールをはじめとする脂質の代謝や、細胞膜の生成に欠かせない物質で、ギリシャ語で卵黄を意味するレシトースに由来し、マヨネーズの材料にも使われているように水と油の両方に馴染みやすい性質を持ち、食品を加工する際の乳化剤としても利用されている成分はなんでしょうか?
答えは、「レシチン」です。
神経を興奮させて学習意欲や記憶力を高め、作業効率をUPさせる働きのあるアセチルコリンの分泌を促すには、リン脂質であるレシチンを多く含む食品を食べることが大切です。
アルツハイマー型認知症の原因の1つに、脳内神経伝達物質であるアセチルコリンが減ることがあげられます。
アセチルコリンはコリントアセチルCoAからできていますが、コリンはレシチンからできています。
材料であるレシチンやコリンが不足すると、神経伝達物質が生成されなくなってしまうため、徐々に記憶力の低下や認知症などを引き起こします。
レシチンは、肝臓の機能を高め、脂質の代謝を活発にし、美肌効果もあります。
コリンの効果には、高血圧の予防、脂肪肝の予防、コレステロールの抑制があります。
レシチンは大豆レシチンと卵黄レシチンのに種類があります。
大豆レシチンは大豆や大豆製品。
卵黄レチシンは卵黄に多く含まれています。
また、卵黄レシチンは、コリンを含んでいます。
コリンは、牛や豚、鶏のレバーや卵、大豆、ささげに多く含まれています。
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