脳に栄養を与えましょう・その1

問題。不飽和脂肪酸のうち、生体内では合成できない必須脂肪酸とされている多価脂肪酸の一つで、血中LDLコレステロールを下げ、かつHDLコレステロールを増やし、また細胞膜を柔軟にして血液をサラサラにする作用があり、心血管疾患リスク低減や血中中性脂肪低下作用、関節リウマチ症状緩和、乳児の生育、視覚発達補助などにおいて豊富なエビデンスを有し、青魚の脂肪分に多く含まれる海洋由来のDHA、EPAと同じ仲間の脂肪酸はなんでしょか?


















 答え「オメガ3脂肪酸」です。

 脳の原材料のひとつで、不足すると脳機能が衰えるといわれています。

 脳細胞を柔らかくする効果があり、柔らかくなると信号伝達がよくなり、「頭の回転が速い」状態になります。

 反対に、頭が固いと信号伝達がわるくなり、「頭が鈍い」という状態になります。

 オメガ3脂肪酸は亜麻仁油、えごま油、クルミなどの植物系とサンマ、サバ、アジ、雑魚などの魚系があります。

 ただし、熱するとすぐ酸化してしまうのでドレッシングなどがおすすめです。

 焼き魚の場合、表面は酸化しても内部の脂肪酸は大丈夫です。煮魚なら、ほとんど影響ありません。

 手軽に食べるなら、雑魚やクルミがおすすめです。

 週に一回以上青魚を食べる人はアルツハイマーの発症率が半減する言われています。

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