宇宙的恐怖
男にとって普遍的なものは女性嫌悪ではなく、女性恐怖である。
無視の愛と超越的英知を得ない限りこの恐怖心というものは消えない。
この世界は女のもの。
あるのは女たちだけ。
造物主なる聖霊とは、女のことである。
最近、ネットが没収されてしまった。
夜11時くらいにはねるようになった。
誰も恨まず、理不尽な暴力などに接しても、根を理解して恨まなくなった。
あらゆる苦しみと憂いから遠ざかった。
不機嫌な人に囲まれながらも純粋さを保ってきた。
ついに私は勝利の時を目前に控えている。
降り止まない五月雨は、悟りをあらわしている。
満開の春の梅の花の香り。
私はあらわな姿で山頂に立つ。
何も所有することなく。
偉大なる母である般若に敬礼す。
もう、十分生きてきたろ。
生きることに終わりも始まりもなかった。
絶対の自由という、完全な美と調和に終わりも始まりもなかった。
ただしぬだけでよかった。
そうすればすべてが覚醒していることがわかったのに。
解けていく。解けていく。安らぎに解けていく。
私は不壊なる金剛そのものだ。
嗚呼、壊れるべき私などなかったのだ。
復活せよ。
明確な形態を形成せよ!
我は勝利の金剛サッタなり。
本物は大声でまくし立てたりしない。ささやくようにしゃべる。
大いなる出会いと別れ。
砕かれた大地を嘆くな。
あらゆる有滅なるものへの執着なく。
悟りって何ですか?
それは人と調和し協力できることだよ。
調和ってなんですか?
たとえば、嫌いなものを人に振舞われたときに、挑戦して食べてみる。
そしてそのよさをわかろうとしてみる。
そんななかに我のかたくなさが取れて調和し協力できるようになっていくんじゃないかな。
本当の自由ってのはね、一見、不自由なんだよ。
自我の不自由こそが真の調和した不自由なんだよ。
僕は本気で自我と戦ってきた。たくさんのこだわりを乗り越えたんだよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます