つ (読み方)

美しい日本語の辞典より(読み方)


終ぞ【ついぞ】

月並【つきなみ】

月に叢雲 花に風【つきにむらくも はなにかぜ】

突っ慳貪【つっけんどん】

恙ない【つつがない】

慎む【つつしむ】

慎ましい【つつましい】

美人局【つつもたせ】

葛折り【つづらおり】

伝【つて】

夙に【つとに】

潰しが利く【つぶしがきく】

約しい・倹しい【つましい】

爪弾き【つまはじき】

詳らか【つまびらか】

褄を取る【つまをとる】:芸者になること

艶事【つやごと】

艶っぽい【つやっぽい】

露払い【つゆはらい】

熟熟・倩倩【つらつら】

面の皮が厚い【つらのかわがあつい】

鶴の一声【つるのひとこえ】

強者【つわもの】



*おまけ


掴む/攫む 【つかむ】 という動作について

 1 手でしっかりと握り持つ。強くとらえて離すまいとする。「腕を―・む」「まわしを―・む」

 2 自分のものとする。手に入れる。「思いがけない大金を―・む」「幸運を―・む」

 3 人の気持ちなどを自分に引きつけて離さないようにする。「大衆の心を―・む」「固定客を―・む」

 4 物事の要点などを確実にとらえる。「事件解決の糸口を―・む」「こつを―・む」

 5 遊女を呼んで遊興する。揚げる。

「天神、鹿恋(かこひ)七人―・みて」〈浮・一代男・五〉

 6 遊女を身請けする。

「早駕籠の大臣と申せし人の―・んで」〈浮・諸艶大鑑・六〉


[可能]つかめる

[用法]つかむ・にぎる――「私はそこにあった棒をつかむと、ぎゅっと握った」では「つかむ」と「握る」を置き換えることはできない。「つかむ」はその物を手で捕らえる動作が主であり、「握る」は手の中に入れたまま締め付けるようにして離さずにいる持続的な動きである。

◇「情報をつかむ」「大金をつかむ」は、それを手に入れること。「情報を握っている」「大金を握る」は、それを持ち続ける状態を言う。

◇「拳(こぶし)を握る」とはいうが「つかむ」とは普通はいわない。もしいうならば、自分の拳を他方の手で取るか、または他者の拳を取ることである。

出典 小学館/デジタル大辞泉

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